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ペット・セメタリー
1983年発表であるが、原稿自体はそれ以前に完成しており、かねてから「あまりの恐ろしさに発表を見合わせている」と噂されていた作品である(キング自身は「妻のタビサがこの本を私に発表させたがらない」と述べている)。ホラー色の強い作品だが、主題は“愛するが故に、呪いの力を借りてまでも死んだ家族を生き返らせようとしてしまう”という「人間愛・家族愛の哀しさ、人間の愚かさ」といった点に置かれている。また、作中には、過去のキング作品の設定がいくつか引用されている。尚、2作目『ペット・セメタリー2』も製作され、キャストには当時『ターミネーター2』で売れっ子となっていたエドワード・ファーロングが起用されたものの、興行成績は鳴かず飛ばずで、観客・批評家たちから酷評を受けた。
<ストーリー>
メイン州の田舎町に家を購入した若い医者のルイス・クリードは、妻のレーチェルと幼い娘のエリー、生後間もない息子のゲイジ、エリーの愛猫チャーチルという家族を持つ、典型的な「幸せな一家」である。庭には細道があり、その昔、町の子供たちが造ったペット霊園がある裏山に続いている。隣家にはチャド・クランドルが住んでいる。 レーチェルが子供たちを連れて実家に帰省していたある日、猫のチャーチルが車に轢かれて死んでしまう。まだ身近な「死」を受け入れたことのない幼い娘にどうやって説明するか悩むルイスは、詳しい事情を聞かないままジャドに連れられて、チャーチルの死体を裏山からさらに奥に分け入った丘に埋める。すると次の日、死んだはずのチャーチルが家に帰ってきた。だが、帰ってきたチャーチルは腐臭を発しヒョコヒョコ歩く、全く別な“何か”のようだった。 釈然としないまま過ごしていたある日、今度は最愛の息子ゲイジがチャーチルと同じように轢死してしまう。悲嘆にくれるルイスに、チャドはチャーチルを埋めた場所にまつわる忌まわしい事実を語り、「あの場所に二度と近づくな」と釘を刺す。しかし、亡くなった息子への愛が、ルイスに決して超えてはいけない一線を超えさせてしまう。
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登場人物
【クリード家】
元々シカゴに住んでいたが、ルイスがレイチェルの両親と反りが合わなかったため、昼夜問わずオリンコ社のトラックが走る道路沿いに建っている新居を購入して移り住んでいる。庭でチャドらと食事をしながら凧揚げをしている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fgbjvvCPa88
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fgbjvvCPa88
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fgbjvvCPa88
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fgbjvvCPa88
【隣人】
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fgbjvvCPa88
【ゴールドマン一家】
レイチェル側の家族。シカゴ在住。過去に長女ゼルダが病にも関わらずまともに対処しようともせずレイチェルに面倒を見させていたバカ一家。感謝祭の日にレイチェルとエリーとゲイジが家に訪れたため一緒に過ごしていた。ゲイジが死んでから葬儀に参列していた。また、ゲイジの死後はエリーとレイチェルと同居している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fSeOWBWME-A
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fSeOWBWME-A
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JxWMMul5-i4
【その他】
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=AwJNj-EGWTk
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=AwJNj-EGWTk
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=A_bC8fF6WZE
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=A_bC8fF6WZE
牧師役でスティーヴン・キング本人が出演しています。
原題の「Pet Sematary」は「ペット霊園」の意味であるが、英語の正しい「霊園」のスペルはCemeteryである。これは、「(本作品に登場する)ペット霊園の入り口には、幼い子供の書いた看板がかかっているが、”CEMETERY”を”SEMATARY”という子供らしいスペルミスをしている」と描写されていることから、そのスペルミス表記を原題として採用したものである。尚、渦を巻くような墓配置となっており、中心へ行けば行くほど古いものとなっている。そして、道路で轢かれて死んだペット以外も埋葬されている。作中では”死者たちの話す場所”と例えられていた。
【霊園の秘密】
先住民ミクマク族の作った死者蘇生の埋葬地がペット霊園の先に存在しており、そこに埋めた死体は蘇る。元々、古着商がチャドに教えている。共通して蘇った死体は凶暴化しており、腐った土の臭いがしている。このことから先住民は土葬文化だったとわかる。また、蘇った人間は人肉を喰らっている。ビル一家の1件以降、埋葬地は邪悪な地とされ使用をやめている。
【ペットの飼い主たちの声】
①さよなら シェップ 天国でね
②ここには僕の子ネコが静かに眠ってる5か月と20日の命50ドルで使った
③スポット いい犬だ 愛してる
【ビファーの墓】
ビファーは すごく鼻がよかった
71~74年 死ぬまで
家族を楽しませてくれた
【チャドの言葉】
男の心は 岩のように かたい
自分の人生にすべてを賭ける
手に入れた物に責任を負うからだ
そして所有した物は必ず君の元へ戻って来る
【牧師の言葉】
皆さんに
お恵みがありますように
主が温かいお顔を向け
皆さんを慰め 高め 平安を下さいますように
アーメン
熱狂的なロックファンであるスティーヴン・キングの希望により、主題歌はラモーンズが担当している。ゲージの轢死シーンにてトラックドライバーが聴いている曲もラモーンズの「シーナはパンクロッカー」である。本編終了後、作品の悲しい余韻に浸る観客に対し、エンドロールに突如ラモーンズの「ペット・セメタリー」を乗せて聴かせたエピソードは有名であり、ゴールデンラズベリー賞では主題歌賞にノミネートされた。
【ramones sheena is punk rocker】
【pet sematary】
恐怖度
☆☆★★★
<感想>
スティーヴン・キングが好きそうな鬱系ゾンビ映画。ヴィクターが短パンやし、色んな意味でキモ過ぎる。