ジャーロ
- 2009年アメリカとイタリア合作映画
- 監督:ダリオ・アルジェント
- 製作:ラファエル・プリモラック、リシャール・リオンダ・デル・カストロ、エイドリアン・ブロディ
- 製作総指揮:ハビエル・メンデス
- 出演:エイドリアン・ブロディ、エマニュエル・セニエ、エルサ・パタキー、シルヴィア・スプロス、ロバート・ミアノ、ルイス・モルテーニ
<ストーリー>
イタリアのミラノでは美しい外国人女性を誘拐して拷問し、切り刻む連続殺人事件が起こっていた。あるとき、スチュワーデスのリンダ(エマニュエル・セニエ)とその妹のファッションモデルのセリーヌ(エルサ・パタキー)が休暇のために訪れたところ、セリーヌが消えてしまう。心配したリンダが地元警察に駆け込むと、猟奇殺人事件捜査を専門としているエンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)が現れ、一連の事件とつながりがあると考え、捜査を始める。
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登場人物【警察関係者】
エンツォ・アヴォルフィ警部
イタリア系アメリカ人。トリノ警察署地下に所属。喫煙家。元々FBI ニューヨーク支部勤務であった。幼少期に母を肉屋の店主から殺されているのを自宅内で目撃しており、復讐して殺している。女性連続殺人事件を追っている。リンダが失踪したセリーヌの相談をしに来たが、話を聞いてすぐ帰している。その後、リンダに尾行されてキレているが頼み込まれ彼女と行動を共にしている。病院でフラビオに遭遇して追いかけるも取り逃がしたが、看護師に住所を聞いて突き止めている。フラビオの自宅にあった肝障害の治療薬を全て捨てる嫌がらせをしている。フラビオの自宅にあったPCデータの画像を元に点火装置を調べさせ拷問部屋がガス会社の廃屋であると特定している。終盤にリンダの自宅へ手がかりが見つかったため再訪したが様子がおかしいため、帰ったフリをしてフラビオを発見している。フラビオを追いかけて揉み合いの末にマンションの屋上から落として殺している。リンダからは妹セリーヌを見捨てたと罵られながら別れている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kkJJ7aMpBDk
モリ警部
チーフ。エンツォ警部の上司。ケイコの遺体現場(噴水広場)に現れている。エンツォ警部より犯人がフラビオと知らされて駆け付けている。元々、エンツォ警部が母親殺しの肉屋店主を報復殺害した現場に出くわした巡査であったが、エンツォ警部から事情を聞いて見逃している。最終、ガス会社の廃屋へ向かったがセリーヌがいないとエンツォ警部へ報告している。
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【アホ姉妹】
リンダ
セリーヌの姉。CA。喫煙家。過去3年間アメリカに住んでいた。妹のセリーヌと夕食の約束をしたが帰って来ないため、翌日にトリノ警察署へ行方不明であるとエンツォ警部へ相談に行っているが話をまともに聞いてもらえずに帰されている。以降、エンツォ警部の行動を尾行していたがバレてキレられているも頼み込んで捜査の同行を許可してもらっているが感情的に行動するバカ女で度々勝手な行動をしている。めんどくさそうだったためかエンツォ警部をセックスに誘ったが断られた。シャワー後に自宅に侵入して潜んでいたフラビオに捕まっており、妹の居場所を教える代わりに逃がすよう取引されてチューリッヒ便を用意している。最終、妹セリーヌの場所を知りたいが故にフラビオの逃走を助け、駆け付けたエンツォ警部の邪魔をしている。フラビオから肝機能障害治療薬も要求されていた。妹セリーヌの居場所を知っているフラビオを殺して、所在がわからなくなってしまったためエンツォ警部を罵りまくってキレていた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kkJJ7aMpBDk
セリーヌ
ファッションモデル。あらかじめ鍵を渡している姉セリーヌと自宅で夕食の約束をしている。コレクション会場からビクトリア広場近くの自宅へ帰るためタクシーを拾うもサルに睡眠薬を注射され拉致されている。犯人のフラビオに拉致されている時に彼を罵りまくったため左薬指を切断されている。一度、隙を見て拷問部屋から逃げ出そうとしたがフラビオに捕まっている。最終、フラビオの車のトランク内にいるのを駐車場の警備員に発見されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kkJJ7aMpBDk
【日本人】
ワタナベ・ケイコ
日本人観光客。タクシーを拾って”ビクトリア・ホテル”へ向かっている最中にフラビオに捕まり拷問されている。後日、エンツォ警部から昼間の噴水近くで発見されているが直前まで生きていた。修道女が発見している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kkJJ7aMpBDk
ミドリ
日本人観光客。ケイコの友人。演劇が退屈だったため、クラブへ遊びにケイコを誘った。クラブで白人男性といい感じになったため残りたいと言い、ホテルへ帰ると言ったケイコを見送っている。
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トシ
市場で魚売りをしている日本人。エンツォ警部がケイコの死に際に録音したボイスレコーダーを聞かせて通訳している。通訳内容は”仏教の教え”と”犯人は黄色”だと話している。
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【犯人】
フラビオ・ボルペ
爪の汚い孤児の異常者。住所:トリノ ラザレット通り614番地に住んでいる。慢性的な肝機能障害で常に黄疸が出て顔が黄色いため週3回病院へ通っている。口癖は「美しいだろ」。通称:イエロー。赤いバンダナを額に巻いており、常習的に睡眠薬を使用してタクシーに乗せた外国人女性客を拉致監禁して拷問を繰り返し殺しまくっている。自宅とは別の拷問部屋で今まで5人の女性を手に掛け、殺した遺体を廃業したスケート場や売春宿、展望台に遺棄している。拉致った女性の写真を撮りまくっている。拷問を終えて手が血で汚れた際には漂白剤を使用しており、臭いを嗅いでいる。遺体を漂白するのが癖。趣味はエロマンガを読む事と拷問してきた女の画像を見ながらおしゃぶりをしゃぶってシコる事。洗面台で小便をしていた。自宅の部屋のハンガーに殺した女のブラジャーをかけていた。終盤で逃げ出そうとしたセリーヌを車のトランクに拘束して閉じ込めている。リンダの自宅へ侵入してセリーヌの居場所と交換条件として、脱出経路と肝機能障害治療薬の調達をするよう要求していた。エンツォ警部から勘づかれてリンダの自宅マンションの屋上まで追いかけられ揉み合いの末に突き飛ばされ転落死している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kkJJ7aMpBDk
【その他】
サル
役人。中年のハゲ。本をダシにエンツォ警部が犯罪歴のある運転手をピックアップするように頼んでいるが雑なリストのみ渡している。
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