ヒドゥン
- 1987年アメリカ映画
- 監督:ジャック・ショルダー
- 製作:ロバート・シェイ、マイケル・メルツアー、ジェラルド・T・オルソン
- 製作総指揮:スティーヴン・ダイナー、リー・ミュール、デニス・ハリス、ジェフリー・クライン
- 出演:マイケル・ヌーリー、カイル・マクラクラン、クリス・マイケル、ウィリアム・ボイエット、クローディア・クリスチャン、クラレンス・フェルダー、エド・オロス、ジョン・マッキャン、ラリー・シーダー、リチャード、ブルックス、キャサリン・キャノン
<ストーリー>
ロス市警刑事トム・ベックは、カーチェイスの末、凶悪殺人犯を逮捕した。しかし、いくら調査しても、犯人のデヴリーズは平凡な常識人であったという証言しか得られない。そのことに混乱しているベックを、ロイド・ギャラガーと名乗るFBI捜査官が訪ねてくる。エリートの若僧への反発から、ベックは犯人が死亡したことを理由に追い返そうとするが、ギャラガーは強引に捜査に介入してくる。ギャラガーは、これは連続した事件で、次の事件がまた起きると言い、そのとおりに同様の凶悪事件が発生し、犯人は射殺された。犯人のミラーは、デヴリーズとはまったく交友はなく、唯一の接点はデヴリーズが死亡した病院で同室だったことだった。疑念を深めるベックに詰問され、ギャラガーはついに一連の事件はすべて同一犯によるものであり、自分も犯人も同じ異星人だと告白する。
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登場人物【ロス市警】
トム・ベック
ロス市警の叩き上げの刑事。妻と娘の3人家族。ギャラガーが語る真実を受けいれられず困惑するが、即席コンビを組み一連の事件を追っているうちに友情が芽生える。ウィリスに銃で撃たれ最終的に病院で死ぬが、アルハーグが乗り移り生き返った。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=L1duoyZOKSE
ロイド・ギャラガー
エイリアンの寄生体。FBI捜査官としてベックの前に現れた。銀色のフェラーリに乗っている。住まいは1DKのアパート。シアトルの連続殺人犯を追い、ロスにやってくる。エリートの生真面目な青年だが、常識がところどころ欠けた浮世離れした面をもつ。実はギャラガー本人はシアトルでの事件を捜査中に、山火事で死亡しており、異星人がギャラガーとは別人の遺体に乗り移ってギャラガーの身分証を利用し、異星人の世界の犯罪者を追跡している。アルタリア星人でラス・アルハークという街に住んでいたとされる。元来の名前はアルハーグ。地球外で作られた強力な光線を発する武器を所持している。ホルト議員に寄生した異星人を火炎放射器で焼き払い、地球外の武器で吹き飛ばし殺した。最終、病院で死んだベックに乗り移っている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=L1duoyZOKSE
ジャック・デヴリーズ
ベックの相棒だった男。元々紳士な人とされている。作中冒頭で銀行強盗を行い殺人を行って黒のフェラーリで逃走していたが警察によって車ごと吹き飛ばされ病院に運ばれ危篤状態となった。1週間前より自宅から姿をくらましていたとされている。2週間前から悪の寄生生物に寄生されていたとされており、犯行は12人殺害、23人傷害、フェラーリ6台窃盗、銀行8行とスーパーマーケット6店で強盗、6人を包丁で切り裂いた。最終、病院に運ばれ、同室内のミラーに寄生生物が寄生して息絶えた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bl-iB4WAB0o
ジョン・マスターソン
警部補。ベックの事を高く評価している。エドがホルト議員の大統領選に立候補するため護衛役にする話をされて反対し、代わりにウィリスを候補に交渉した。悪の異星人の避難先となった愛犬を通じ寄生され、ギャラガーを懐柔しようとする。皮肉にもこの会話が、ベックがギャラガーを信じるきっかけとなった。ロス市警内を重装備で破壊し尽くした。次はウィリスに寄生している。食い意地の張ったデブで夜中に冷蔵庫を物色していた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bl-iB4WAB0o
クリフ・ウィリス
1年前からベックの相棒。警察署内にてギャラガーとベックの追撃から逃れたマスターソン警部補に寄生していた異星人に寄生される。目的のホルト議員の元へ向かう最中にベックに邪魔をされたため腹に2発銃弾を撃ち込んだ。最終、ホルト議員に寄生して死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=w-4_6aYPF-E
ブレム
ベックの同僚。二度に渡りベックに仕事を強引に押し付けられる。実は同僚思いの優しい人物。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ro1O3Ql9tok
サンチェス
ベックの同僚。異星人の乗り移ったマスターソン警部補に撃たれる。警察オフィス備え付けのゴミ箱への3ポイントシュートが得意。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=L1duoyZOKSE&t=173s
エド・フリン
管轄の違う警部補。ジョンに優秀なベックをホルト議員の大統領選に立候補した際の護衛役のオファーをしに来た。ジョンから代わりにウィリスをどうかと提案されたが拒否した。終盤の”パーク・プラザ”の演説会でホルス議員の護衛にあたって誘導や現場の指揮をしている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ro1O3Ql9tok
【その他】
ジョナサン・ミラー
デヴリーズの搬送先の病院で同室となった重病人。胃と心臓の病気で重篤状態だったにもかかわらず、異星人に乗り移られた後、超人的な殺戮を繰り広げる。町に出て最初に立ち寄ったレコード店でカセットテープを万引きし、それを咎めた店長を撲殺。店にあった売上金とラジカセ、護身用の小型拳銃を奪い取る。次に車販売店で店長と客を殺害し赤いフェラーリを強奪する。その際、用心棒のエディを射殺し、フェラーリの持ち主になる予定だった客、マイケル・バックレーの財布を奪い、彼の職場であるアンカー貿易のオフィスを探し当て、隠してあった銃器一式を手に入れる。この辺りからジョナサン・ミラーの体は限界が来始めたのか、異星人の触手らしきものが腕からはみ出てくるようになるが、ガムテープで補強して難を逃れる。最後に立ち寄ったストリップバーで、ブレンダというストリッパーに異星人が乗り移ったため死亡した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bl-iB4WAB0o
ブレンダ・リー
ストリッパー。店の中ではドル札で出来たTバックを履いて見せびらかしていた。追い詰められたミラーの体から脱出した異星人に、新たな宿主として逃げこまれてしまう。凶悪犯ミラーを追ってパトカーで駆け付けた警官隊と壮絶な銃撃戦を行いその後ギャラガー&ベックのコンビにマネキン工場屋上まで追い詰められ最後は自ら屋上より転落し死亡する。若い女性の体に寄生するのは初めてだったらしく、その際異星人は面白がって女性特有の肉体や服装などを色々と試している。車を奪うためチンピラの男を殺している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bl-iB4WAB0o
ホルト
次期大統領候補。異星人に最終的な逃亡先として狙われる。当初、US子供基金を訪れて国民にパフォーマンスしていた。”パーク・プラザ”の演説会で「大統領になる!」と唐突に発言をしていた。最終、乱入したギャラガーにより火炎放射器で焼かれた後、口から逃げ出た悪の異星人を地球外の武器を使い光線で粉々に吹っ飛ばし殺された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=D2JD5h82-fo
バーバラ・ベック
ベックの妻。夫が自宅に招いたギャラガーを手料理で饗す。家で娘には絵本を読んであげていた。病院に運ばれた夫の見舞いに来ていた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VwcqMQf9MMk&t=466s
ロイ
ジョン・マスターソン警部補の飼っている犬。悪の異星人にブレンダ経由で寄生される。その後、ジョン・マスターソン警部補を襲い寄生した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CJD2yJZLKes
キャロル女史
ホルト議員の秘書。”パーク・プラザ”の演説会で司会進行をしている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=D2JD5h82-fo&t=8s