ゼロの未来

ゼロの未来

 

作品紹介
ゼロの未来
  • 2013年イギリス映画
  • 監督:テリー・ギリアム
  • 製作:ニコラス・シャルティエ、ディーン・ザナック
  • 製作総指揮:パトリック・ニューウォール、テリー・ギリアム
  • 出演:クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ティエリー、デヴィッド・シューリス、ルーカス・ヘッジズ、マット・デイモン、ティルダ・スウィントン、サンジーヴ・バスカー、ピーター・ストーメア、ベン・ウィショー、グウェンドリン・クリスティー、ルパート・フレンド、レイ・クーパー、リリー・コール

引用元:https://affiliate.rakuten.co.jp/

<ストーリー>

近未来の管理社会、孤独な天才コンピューター技師のコーエンは解明されていない数式「ゼロの定理」に挑み、人生の目的とは何かを知るため、ある人物から電話がかかってくるのを待っていた。ある日、パーティーで出会った魅力的な女性ベインズリーとの恋、そして会社の社長の息子で自分と同じく天才的なコンピューターの使い手であるボブとの交流を通じて、コーエンは生きる意味について知っていく。

 

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登場人物
コーエン・レス

マンコム社の社員。エンティティ解析を主に仕事としている。一人称:「我々は」と話す。バツイチ。わざわざ家でもできる仕事を会社へ出勤させられて働かされることにストレスを感じているため労働不能休暇の申請をしている。去年髪の毛が抜けたため健康診断を5回受けていた。刺激物を食べるのを辞めていたり食事制限をしている。保険会社から教会を家として買い取っている。過去に人生の意味や自身の存在の理由を教えてくれる電話をとったが、驚きのあまり受話器を落として通話が途切れているため、またかかってきた際に電話がとれる環境での生活を望んでいる(妄想)。心の中に”無”=ブラックホールを抱えている。イラつくと金槌でよくPCや鏡やカメラを壊す。マネージメントの監視下であるが、希望していた在宅勤務をするもマネージメントからの指示である「ゼロの定理」の解析に追われる日々を過ごす。ボブやベインズリーとの出会いで自分は何のために生きているのかを追求するが、最終マネージメントの裏切りによりクビを宣言されて”ニューラル・ネット・マンクライヴ”を金槌で破壊しまくったが再生後の機械に身を投じてVRの世界へと身を映している。コーエンの声は聞こえていたが、合流できていたかは不明である。ベインズリーとの関係に一度亀裂が入り、ベインズリーから再度関係を修復したいと迫られたが拒否している。ボブとの交流では徐々にまともになっていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=HWgPnQi-XG4

ベインズリー

コールガール。マンコム社と繋がりがある。父はすでに死んでいる。”遠隔的タントラ・インターフェイス”が得意。ジョビーからの指示ではあるが、マンコム社の仮装パーティーでコーエンと知り合って積極的に彼へアプローチしている。コーエンがジョビーからチョコを口に入れられて窒息しかけているところを救っている。仮装パーティーの帰りにコーエンの左手に連絡先を書き残している。コーエンから連絡が来なかったのでジョビーから住所を聞き、直接コーエンの自宅へ訪れて”遠隔的タントラ・インターフェイス”のVRスーツ(ジョビーから貰った物)や使用方法を伝えている。後日、仮想空間内でコーエンとビーチで合流してキスしている。コーエンと一度は仮想空間内で一線を越えそうになったがマネージメントの指示で拒否している。現実世界で改めてコーエンが必要だと思い、彼の自宅へ行き想いを告げ一緒に南の島へ行こうと提案したが拒否されて帰っている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=HWgPnQi-XG4

ジョビー

マンコム社の管理官。元々エンジニアで採用されたが能力がなく管理部門へ回されている。コーエンの名前をクインとよく間違えて呼ぶ。コーエンを友人だと思っている。コーエンの体をやたらと触り嫌がられている。マンコム社へ訪れて仕事をしているコーエンへ”超限的背理”を仕上げるよう指示してる。マンコム社の仮装パーティーでは太った虎の衣装を着ていた。「ゼロの定理」をコーエンへ解析するよう”ニューラル・ネット・マンクライヴ”で指示していた。ボブが発熱後に管理官をクビになっており、ワザワザコーエンの家へ苦情を言いに来ている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=7my1G0TrwT8&t=20s

ボブ

15歳。マネージメントの息子。マンコム社で働かされている。ハードウェアのプロ。幼少期からプログラミングの英才教育を受けている天才少年。めんどくさいため自分も他人も「ボブ」と呼ぶ。ピザが好き。元々体が弱い。排尿をかなり我慢してコーエンの家へ行き排出している。コーエンから呼び名を指摘されて以降、彼の名前を「Q」と呼んでいる。「ゼロの定理」を解読できれば、電話をコーエンへかけさせるようマネージメントへ掛け合うと言っている。コーエンと友人関係となっていき、彼のVRスーツを修理したり、彼と一緒に外出してホットドッグを食べたりしている。外出後に高熱を出したためコーエンの自宅へ戻った後にアスピリン2錠を内服して冷たい風呂に入っているが気を失っている。後にエージェント2名によって回収されるが入院している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=M95zzYF3k4Y

マネージメント

マンコム社の社長。神出鬼没の読書家。コーエンへ「人生の意味とは何か」と「ゼロの定理」を解読するよう指示を出している。持論として「無秩序とは、すなわち商機だ、金になる、カオスには豊かな金脈が眠る」を持っており、マンコム社はそれらを採掘して儲ける企業だと語っている。コーエンに”ニューラル・ネット・マンクライヴ”内で最終クビを申告している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=66HfLgwS4wk

シュリンク・ロム博士

マンコム社が用意したAI精神科医。ハゲ。コーエンを変わり者だと診断していた。基本モニター越しにコーエンへ興奮した場合に深呼吸をするよう助言を行っている。ボブによりプログラムを書き換えられてヒップホップ調の診察をしていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=AQPLsCXtY9M




豆知識
マンコム社のテクノロジー

ゲーム機のコントローラーのような機械で解析操作を行う。記憶メモリーは試験管の様な物を使用する。脚漕ぎペダルが装備されている。

Q-Void計算システム

マンコム社の開発した計算システムで”6つのパワー”と言われる”6次のコンバージェンス”がビジネスや個人の需要を安定させるとされる。

ニューラル・ネット・マンクライヴ

エンジニアたちが解析したデータを収集して保管している場所であり、マネージメントの”頭脳”の中枢であると言われている。

パーティー会場

ジョビーのおじの家。売却済の売り家でマンコム社社員らで仮装パーティーが行われている。

遠隔的タントラ・インターフェイス

ベインズリーが得意とするPCで接続する仮想空間でのセックスの形。神経終末に作用する独自のスーツを着て脳のシナプスと同期するとされる。スーツを着ながらベインズリーのサイトへ入る必要がある。PC内ではあるがメモリチップと光ファイバーで繋がっている。

ベインズリーのサイトURL:www.bainsley.sexである。

パラダイム・シフト

その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。

ゼロの定理

宇宙は何の意味もないことを証明しようとしてる。すべての物質、エネルギー、何もかもは一度のビッグバンによる偶然の産物だ。膨張し続ける宇宙はやがてブラックホールにのみこまれる。あまりに強い重力ですべては0次元である”点”に収縮され、空間、時間、生命、来世何もかも消える。何もないゼロだ。

 

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恐怖度

★★★★★

<感想>

この監督の世界観が好き。100%オフのバーゲン商品てタダやがなw最終、すべてを失ったコーエンにマネージメントの追い打ちが酷いな。

 

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