マッドマックス

マッドマックス

 

北斗の拳”という漫画の誕生するキッカケとなった作品。

作品紹介
マッドマックス
  • 1979年オーストラリア映画
  • 監督:ジョージ・ミラー
  • 製作:バイロン・ケネディ
  • 出演:メル・ギブソン、ロジャー・ワード、スティーヴ・ビズレー、スティーヴン・クラーク、ジョージ・ノヴァク、スティーヴ・ミリチャンプ、ジョン・リー、デイビッド・キャメロン、ジョナサン・ハーディ、ヒュー・キース・バーン、ジョフ・パリー、ティム・バーンズ、ニック・ガッザーナ、バートランド・カダート、ポール・ジョンストン、デヴィッド・ブラックス、ハワード・エイノン、ヴィンス・ギル、ルル・ピンカス、ジョアン・サミュエル、ブレンダン・ヒース、シェイラ・フローランス、マックス・フェアチャイルド、ジェリー・デイ

 

<ストーリー>

暴走族による凶悪事件が多発する社会となった近未来の荒廃したオーストラリアの路上を舞台に警官との戦い。

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登場人物

【M.F.P.(Main Force Patrol)】

※暴走族専門の特殊警察のことである。

マックス(マクシミリアン)・ロカタンスキー

M.F.P.迎撃担当官の警察官で、本作の主人公。搭乗する車両のコールサインは『01』で、高度なドライビングテクニックと戦闘技術を持ち合わせたフィフィからも一目置かれる生え抜きの敏腕隊員。 妻にジェシーがおり、1児(スプローグ)の父親。ややクールながら、明るい一面やナイーブな一面も見せる人間味溢れる好漢で、家族へは深い愛情を抱いていた。しかし、親友・グースの命を奪われた事で、前日まで普通に生きていた彼が死に、自分だけは生きている事に罪悪感を覚えるようになる。更に暴走族の追跡に快楽を感じ始めている自身にも恐怖し、フィフィの引き止めにも耳を貸さずM.F.P.を辞職しようとするが、彼からしばしの休暇を与えられ、家族とのんびりとした時間を過ごすことになる。しかし、そんな休息の時も束の間にトーカッター一味によって、妻は傷付けられ、我が子は殺されてしまう。親友だけでは飽きたらず、何よりも大切な家族すら奪ったトーカッター一味への怒りから、遂に狂気(Mad)に取り憑かれる。そして、水平二連式のソードオフ・ショットガンと無断で持ち出したインターセプターで武装し、復讐に走り出す。最終的に左膝と右腕に深手を負いながら、辛くも復讐を遂げる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=0CnPnXdZyEM

フィフィ(フレッド)・マカフィー

M.F.P.隊長。筋骨隆々の身体に禿頭でゴート髭の男。観葉植物を育てるのが趣味。マックスの腕を誰よりも見込んで必要としており、彼が辞職を申し込んできた時は、「誰もヒーローを信じてはいないが、今人々にはヒーローが必要だ。そして、お前こそがそのヒーローだ」と言いつつ、彼が戻ってきてくれる事を信じて考え直させようと休暇を与える。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_z1_13ldndA

ジム・グース・レインズ

M.F.P.一番の荒くれ隊員で、別名「不死身のグース」。S&W M13を武器として装備しており、1976年製カワサキ・Z250、1977年製カワサキ・Z1000に搭乗。車両のコールサインは『ゴスリング1』。マックスの親友で、ややクールな彼とは対照的に大仰な言動が目立つ激情家。しかし、犯罪者を許さない確かな正義感も持ち合わせている。単独行動中にトーカッター一味の急襲を受け、生きたまま火を付けられてしまい、搬送先の聖ジョージ病院で死亡。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=1zIdS_bWIq0

サース

右目上の絆創膏と髭がトレードマークのM.F.P.隊員で、追跡担当官。S&W M28を武器として装備しており、スカットルと共にフォードファルコンXAセダンに搭乗。車両のコールサインは『マーチヘア』である。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CnMisgoGm6E

スカットル

サースとバディを組むM.F.P.隊員で、追跡担当官。コールサイン『マーチヘア』のフォードファルコンXAセダンにサースと共に搭乗し、運転係を務める。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CnMisgoGm6E

ループ

小太りで長身のM.F.P.隊員で、フォードファルコンXBセダンに搭乗する追跡担当官。車両のコールサインは『ビッグ・ボッパー』。威勢は良いが勤務態度は怠慢で、ナイトライダー追跡の際には周囲への被害も省みない等、総じて素行が悪い。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CR92ntKvPe8

チャーリー

ループとバディを組む坊主頭のM.F.P.隊員。ループには振り回され気味で、ナイトライダー追跡中にもループの運転ミスが元による事故で声帯を失う怪我を負い、その後、電気式人工喉頭を使用。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CR92ntKvPe8

バリー

M.F.P.の車両整備士。V8インターセプターの製作に携わり、マックスにM.F.P.のガレージでグースと共に自身の作品を興奮気味に紹介していた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=p08uxmigZmo

ラバタッチ

警察隊統括管理官。度々、市民への被害も引き起こしているM.F.P.には頭を悩ませている。剣道が趣味の様で、フィフィと話している時はスーツの上から防具を付け、片手には竹刀と面を持っていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=FSrTf2AfMBY

 

【暴走チーム】

一般市民を巻き込み暴走行為や暴行及び強姦をしている凶暴な奴ら。

トーカッター

カワサキ・Z1000に乗り、流浪の暴走二輪チームを統率する蓬髪の男で、顔の周りは蠅が飛び回っている。犯罪行為で方々を荒らしまわっていた最中、友人であったナイトライダーの死の報を聞きつけウィー・エルサレムに現れ、M.F.P.への報復へと動き出す。グース達に一度逮捕される失態を犯したジョニーにグースを襲わせ、挙げ句の果てに嫌がる彼にグースを殺させようとする等、身内にも容赦ない性格。その後、ジェシーと出会い、彼女の美貌に惹かれ絡むが、金的蹴りを喰らった挙げ句、車で逃げられる。彼女を追っていたクンダリーニが走行車に鎖を巻き付けた結果、彼の右手が千切れてしまった事から、逆恨みをして執拗に彼女らを追い回し、スプローグを人質にその仲間の右手との交換を要求。メイからショットガンを向けられて納屋に仲間諸共閉じ込められるが脱出し、尚も執拗に彼女らを追い掛け、ジェシーとスプローグをバイクで轢き殺す。その後、マックスからの逆襲で仲間達がやられた事を受け、ババらと共に彼に対しての反撃を仕掛ける。最期はマックスから追い詰められてトレーラーと正面衝突し、バイクごと轢き潰されて死亡した。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=QU1BnGKoXh4

ババ・ザネッティ

トーカッター部下。鋭い目つきで仏頂面、自メンバーの質の低下に不平を漏らす。終盤で怒りに燃えるマックスの逆襲で、仲間がやられた事を受け、トーカッターと共に反撃に動く。倒れた振りをしているジョニーを囮にマックスの左膝を撃ち抜き、右腕を轢いて深手を負わせ、トーカッターの忠告を無視し、彼を嬲り殺しにしようとバイクで突進するが、迎え撃つマックスに射殺される。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=76jy3zJ9_PE

ジョニー・ザ・ボーイ

トーカッター配下。犯罪現場で酩酊していた所をM.F.P.に連行、留置される失態を犯すも証拠不十分で不起訴。自分を連行したグースを逆恨みし、トーカッターからケジメを付けるよう釘を刺された事もあり、彼の乗った車を転倒させる。しかし、それだけでは満足しないトーカッターから、転倒した車から漏れ出した燃料に着火して彼を殺すよう強要され、嫌がってトーカッターと揉み合いになった弾みでマッチを引火させてしまい、結果的に彼を殺害してしまう。終盤では、トーカッター達と離れて一人逃げおおせるが、交通事故で死んだ遺体から追い剥ぎをしていた所をマックスに見つかり、遺体の物と見られる転倒して燃料が漏れ出した車に超合金製の手錠で足を括り付けられる。そして、引火した車と共に爆死するか足首を切って脱出するかの選択を鋸と共に突きつけられ、命乞いをしながら虚しく爆死する。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XHQA3DeBO40

スターバック

ナイトライダーの遺体回収の際にトーカッター達と同行。又、マッドガッツと共に通りがかったジェシーに一味の中で最初に目を付けていた。その後、インターセプターに乗ったマックスに追い立てられ、転倒。死亡したと見られる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=k3RPAOZgEOE

クランク

トーカッター配下の一人。タンクローリーへの燃料強奪にも参加し、タンクローリーの前を車で走って速度を落とさせる役割を担った。しかし、最終的にマックスに追い立てられ、橋から川に落ちる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=FSrTf2AfMBY

クンダリーニ

髭がトレードマークのトーカッター配下。自分達から車で逃げようとするジェシーの車に逃がすまいと鎖を巻き付けた。ジェシーの意図に反し、走行する勢いに叶わず彼の右手は引きちぎられてしまう。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Fh_zPIx104Y

マッドガッツ

トーカッター配下の一人。顔色の暗いトーカッター配下の一人。女性のマネキンに欲情して顔を舐める等、下劣な一面を見せていた。その後はタンクローリーへの燃料強奪にも参加したが、マックスに追い立てられ、クランクと共に橋から落ちて水没する。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=76jy3zJ9_PE

ディアバンド

トーカッター配下の一人。参加したタンクローリーの燃料強奪では、燃料を収集のためのチューブを投げ渡している。最後はマックスに追い立てられた末に転倒。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=MmrgWhcJRxo

クロフォード “ザ・ナイトライダー” モンタザーノ

警官殺しの逃走犯。自称:ロックンローラーであり復讐の戦士。警察無線に向かって自分の名を笑いながら叫ぶ喚き声を挙げ続け盗難車両である1台目のV8インターセプターでサース達を振り切って尚も暴走するが、待ち構えていたマックスに追い立てられ、最後は運転を誤って転倒し、爆死する。死ぬ直前はかなり情緒不安定な一面を見せていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=P7Bcov5SGU0

ナイトライダーの彼女

ナイトライダーが運転する盗難車助手席に搭乗。ナイトライダー同様、哄笑を挙げ続ける。マックスに追い立てられ、諦めかける彼を励ますも、ナイトライダーの誤運転が元で諸共爆死する。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=P7Bcov5SGU0

【その他】

ジェシー(ジェス)・ロカタンスキー

マックスの妻。サックス演奏を特技としており、『貴方に夢中』という意味のハンドサインを示す等、夫・マックスとの関係は良好で、彼の事を常に気に掛けていた。しかし、休暇中での道中、美人だという事で絡んできたトーカッター一味に対し、金的蹴りで逃れるが、逃げる際に追い掛けようと彼女の走る車に鎖を巻き付けた一味の一人の右手が千切れてしまった事から付け回され、彼ら一味の襲撃を受ける。どうにか逃げようとするが、スプローグ諸共轢かれ、一命は取り留めたものの、脾臓肝臓腎臓を損傷し、胸部打撲、左大腿骨骨折等の重傷を負う。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=D2yUjvc5VjM

スプローグ・ロカタンスキー

マックスとジェシーの子。まだ幼子だったが、トーカッター一味によってジェシー諸共轢かれ、命を奪われる。

 

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=MmrgWhcJRxo

メイ・スウェイシー

ロカタンスキー一家が休暇で向かった先の農場主である老女。彼らとは旧知の仲の様で、スプローグをトーカッター一味に人質に取られたジェシーを助け、果敢にショットガンを向けて彼らを納屋に閉じ込める。そのまま、ジェシーとスプローグ共々逃げようとするが、そこから尚も追ってきた一味とショットガンで応戦しようとするが、ジェシーらを守りきれなかった。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=0CnPnXdZyEM

ベンノ

農場の中年男性。メイと同棲している様だが、関係性は不明。前歯が無くキモい。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=FSrTf2AfMBY

ジギー

保安官。メイ同様、ロカタンスキー一家とは旧知の仲の様で、彼らの車に鎖毎付いていたトーカッター一味の一人の右手を回収する。その後、危機感を抱いたマックスから頼まれたメイは彼を電話で呼ぶが、間に合う事は無かった。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=7a23VAlo6Ro




 

豆知識

サンシティ

近未来のオーストラリアにある架空の都市。都市はメインフォース・パトロール(M.F.P.)による管理下の「セクター(部門)」であった。

司法省

アウトバックにあるオーストラリア連邦警察の特殊警察メインフォース・パトロール(M.F.P.)の本部の老朽化した建物。

メインフォース・パトロール(M.F.P)

オーストラリア連邦警察特殊警察部門。対暴走族の対抗策として政府により1983年に設立された。エンブレムは盾の中に五角星、上方に翼が描かれており、下方には『WEIAND RIGHT』と刻まれている。国の不安定なエネルギー不足による混乱が起きた時、族がアウトバックの町々で略奪など行って傍若無人の限りを尽くして無法状態となった為、その対策として結成される。しかし、隊員達は荒くれ者も多く、市民への被害も度々起きている。ブロンズバッジを付けた隊員達は制服として黒いレザースーツを着用しており、黄色いフォード・ファルコンベースのM.F.P.パトロールカー(グースの様にカワサキ・Z1000ベースのM.F.P.パトロールオートバイも存在)に搭乗する。

 

9番高速、セクター26 

メインフォース・パトロール(M.F.P.)が巡回する道路。道路沿いにカフェと併設された給油所がある。年間57人の死亡者を出す為、「高死亡率」道路とされている。

 

アナーキーロード

アウトバックにある道路。

農場

メイ・スウェイシーが所有する広大な農場。ロカタンスキー一家の休暇先で、森林に囲まれ、個人の敷地内に海岸がある。農場主のメイとベンノが暮らす。

 

ウィーエルサレム

トーカッターの暴走族に脅かされていた鉄道の駅がある集落。

 

恐怖度

★★★★★

<感想>

単に世界観が世紀末過ぎてヤバ過ぎる作品。

 





 

 

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