ザ・ウォード 監禁病棟

ザ・ウォード 監禁病棟

 

これまた伏線回収系の映画ですね。

作品紹介
ザ・ウォード 監禁病棟
  • 2011年アメリカ映画
  • 監督:ジョン・カーペンター
  • 製作:ダグ・マンコフ、ピーター・ブロック、マイク・マーカス、アンドリュー・スポールディング
  • 製作総指揮:デビッド・ロジャース、アダム・ベタリッジ、リッチ・コーワン
  • 出演:アンバー・ハード、メイミー・ガマー、ダニエル・パナベイカー、ローラ=リー、リンジー・フォンセカ、ミカ・ブーレム、ジャレッド・ハリス

引用元:https://affiliate.rakuten.co.jp/

<ストーリー>

1966年オレゴン州ノースベンドで20歳の少女クリステンは、身に覚えのない放火の罪でノースベンド精神病院に収容されてしまう。病棟には精神状態に問題を抱えた同年代の少女ばかりが隔離されており、クリステンは彼女らとは違うと自負していたが、担当医との面接で自分の名前以外の一切の記憶を失っていることに気づく。さらにその夜、廊下を歩く奇妙な女性を目撃したことから事態はさらに混迷していき……。

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登場人物

【アリスの別人格たち】

最終的に判明するがアリスが農夫から拉致されていた時に精神分裂病を起こした結果に出来た他の人格たち。そう考えると部屋割りや娯楽室が他の人格たちが集まって行う頭の中での脳内会議だと想像できる。退院=人格の消失と解釈できる。

 

エミリー

第一の人格。何でも替え歌にするアホ女。喫煙家。何でも突っかかってくるめんどくさい奴。攻撃的な奴で噛みつくこともある。当初TVを間近で観ていた。じっとしていられない性格。途中で、口に赤いペイントをしている。クリステンと夜中に一緒に脱走しているが捕まり腕を傷つけられ失敗している。アリスに存在に絶望してトイレに隠していたメスで腕を切り自殺しようとしたが、後ろから迫ってきたアリスにメスを奪われ首を切り裂かれ死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

アイリス

第二の人格。規律を守るキャラ。絵を何枚も描いている。途中で症状が良くなったため、もうじき退院できると語っている。ジェラルド医師からメトロノームを用いての催眠術をかけられている。ジェラルド医師が目を離した隙にアリスによって手術室へ運ばれている。左目にロボトミーに使用する器具を突っ込まれて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

サラ

第三の人格。男好き。古株の人格。当初パズルをしていた。ジミーに中庭で一緒に映画を観ないかと誘っていた。”Run Baby Run”のレコードを流してノリノリで踊っている。ロイがトレイの換気口を修理しているところを声をかけて誘惑したが失敗している。アリスに高圧電流を頭に流されて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

タミー

第四の人格。入院患者で、冒頭に何者かに首の骨を折られて死んでいる。この女が死んだことによってクリステンが同じ部屋を使用することになった。初めにアリスの人格を殺そうと指示した人格。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

ゾーイ

第五の人格。幼児キャラ。指を吸っている。ウサギの人形を抱っこしたり水を飲ませている。雷が怖いのか怯えていた。口にコインを含んでいたアホ。病院から逃げるためクリステンにメスを向けられ人質になっていた。クリステンと一緒に逃げ出したが、汚物用EVでアリスに遭遇して死んでいると思われる血の跡が残っている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

クリステン

第六の人格。自分の名前しか記憶がない放火女。警察に燃えている農家を呆然と立ち尽くした状態で発見されている。自分がまともと思っているクールな性格だが情緒不安定。全身痣だらけで、すぐにノースベンド精神病院の監禁病棟へ収容されている。ジェラルド医師より診察を受けた際に隙を見てペーパーナイフを持ち出し、夜中に脱走を試みたが失敗して手枷を付けられ監禁されている。夜中に病棟内をうろついているアリスの存在に気付き逃げ出したいと思っていた。その後、バスルームでアリスに遭遇しているが落ち着かないためルンドに鎮静剤を注射されている。ジェラルド医師により電気療法を施されて落ち着いている。夜中になり、トイレの換気口をコインでネジを回し開けて逃げ出している。遺体安置所へ逃げ込んで倉庫内に隠れていたが、ロビーに出てロイに捕まっている。エミリーにアリスの過去の話をされいる。トイレに向かったエミリーを目の前でアリスに殺されて病院から脱出するためにゾーイを人質に逃げようとしたが失敗し鎮静剤をルンドに打たれて再び監禁されている。自力で拘束服を脱いで、ルンドとロイを殴って気絶させた。ルンドからEVの鍵を奪っている。ゾーイと一緒に逃げ出した末に汚物用EVで地下から再び地上へ上がっているが、アリスに遭遇して揉み合いとなったが斧でアリスを突き刺し撃退している。最終、ジェラルド医師と遭遇して自身の事がアリスの人格の一部であると打ち明けられアリスと一緒に窓から飛び降りて消失している。ラストシーンで洗面台から飛び出ている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

 

【アリス本人】

アリス・リー・ハドソン

多重人格の本体。身長170cm前後で10代後半で情緒不安定。捜索願を出されていた。1958年9月3日の夜に当時11歳ではあったが、農夫に自宅から誘拐されて、農家の地下室で2ヶ月鎖に繋がれ餓死寸前で熱病のまま暗闇に放置されていた。妄想の中に逃げ込んでおり、その結果、心的外傷によって精神が破綻して多重人格障害となっている。数年の治療を経てクリステンの人格が誕生している。作中では他の人格を殺すためにゾンビのような風貌で現れている。最終、他の人格を治療できたかに見えたがクリステンの人格に再び襲われている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

【医療従事者たち】

ノースベンド精神病院勤務のスタッフたち。監禁病棟と言われる世間ではどうしようもない精神病患者の病棟での治療に従事している医療関係者である。

ジェラルド・ストリンガー博士

病院の医師。アリスの作り出した他の人格との診察記録をビデオ録画してアリスを治療している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

ルンド

主任看護師。薬の服用係。不愛想でイチイチ高圧的なババアで、クリステンに薬を服用するよう何度か命令している。脱走したクリステンとエミリーを追いかけている。作中では鎮静剤を2発クリステンに打っている。終盤でクリステンに殴られ気絶していた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

ロイ

厳つい中年看護師の男。クリステンが夜中に脱走しようとしたところを阻止している。たびたび脱走する患者や暴れる患者を取り押さえている。看守的役割。終盤にクリステンから懐中電灯で鼻の骨を折られてキレて追いかけていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

ジミー

看護師。サラに映画を一緒に観ないかと口説かれていた。電気ショック療法が現代的治療ではないという考えで比較的患者に優しく接している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=eraYBv1JWZQ

アリスの両親が定期的の様子を見に病院へ訪問していますね。




豆知識
ノースベンド精神病院

1926年創設の精神病院。

クリステンの収容日

1966年8月8日にノースベンド精神病院に収容されている。

ノースベント精神病院のルール

娯楽室と中庭の開放時間は朝8時から夜10時までとなっている。それ以外は病室に監禁される。

農家の住所

クリステンの左手に住所が書いてあった。住所:オールドポスト18番地である。

【Run Baby Run】

https://youtu.be/3OIGUXnE3rg

クリステンの薬の隠し場所

枕カバーの中である。

 

恐怖度

☆★★★★

<感想>

多重人格者視点をホラーに昇華した映画である意味怖いですね。






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