ライディング・ザ・ブレット
- 2004年アメリカ映画
- 監督:ミック・ギャリス
- 原作:スティーヴン・キング
- 製作:ミック・ギャリス、デビッド・ランカスター、グレッグ・マルコム、ジョエル・T・スミス、ビッキー・ソーサラン
- 製作総指揮:スティーヴン・キング、フランク・ヒュブナー、イエルク・ベスターカンプ、ジャン・ファントル
- 出演:ジョナサン・ジャクソン、エリカ・クリステンセン、デビッド・アークエット、クリフ・ロバートソン、ニッキー・カット、バーバラ・ハーシー
<ストーリー>
1969年10月30日メイン州。自殺未遂を起し、恋人のジェシカと別れた21歳の画学生・アランは、脳卒中で倒れた母・ジーンを見舞うため、ヒッチハイクをして病院へ向かうが……。
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登場人物【パーカー家】
アラン・パーカー
パーカー家の長男。10月30日が誕生日の21歳。メイン大学の画学生。オロノで1人暮らしをしている。学校では気味の悪い化け物の絵ばかり描いているため、学校教員のクラークソンから注意されていた。思い込みが激しい。彼女ジェシカの態度が原因でバスルームでカミソリを使用して自殺未遂をして郡立病院へ搬送されている。妄想で、もう1人の自分を頭の中で作り出し頭の中で会話をしている。他にも悪魔などありもしない存在を見ている。郡立病院入院中にジェシカから誕生日祝いとしてジョン・レノンとヨーコ・オノの出演チケットをプレゼントとしてもらっている。郡立病院から退院してジェシカとすぐ別れている。実家の隣に住んでいるジェニーから電話があり母ジーンが脳卒中でルイストンのメイン州立総合病院へ入院したと話を聞いており、すぐヒッチハイクでルイストンへ向かっている。道中で、死人の幻にあったりホームランド墓地へ立ち寄ったりしている。母ジーンが病院を退院するも2年後に他界して、再会したジェシカと結婚をしたが離婚している。年老いて画家になる夢を挫折しているが絵を描き続けている。最終、ブレットに乗っている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
ジーン・パーカー
パーカー家の母。48歳。平和主義者。喫煙家。レストランで脳卒中を起こしてルイストンのメイン州立総合病院(487号室)へ入院しているが無事。アランから夫ジュリアンの死の真相を聞かれて嘘の話をしている。夫ジュリアンの死後ADCの担当員の対応をしていた。アランが夜道を歩いている時に幻として病衣と点滴をつけたまま”楽しむ事”と”死”は別であると現れて話している。アランが12歳の時にスリルビレッジにあるブレットにアランが乗りたいと何度も言ったため連れて行ったが、ヘタレなアランがブレットへの乗車拒否をギリギリで訴えたためキレてアランを叩いて帰っている。アランがメイン州立総合病院へ到着した時に面会をしているが鎮静剤を打った後で朦朧としていた。すぐ病院を退院したが1ヶ月程足を引きずっており職場復帰をしている。アランの目の前で2年後急死している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
ジュリアン・パーカー
パーカー家の父。当時34歳で他界している。妻ジーンからは仕事の会議を済ませ車で夜、キャッスルロックから家に帰るとこでガス欠になって道を歩いていたところを誰かに車で轢かれて死んだと語られてれる。尚、死体はガソリンの缶を持っていたとされているが実際にはショットガンを咥えて書斎で自殺している。アランが夜道を歩いている時に亡霊として現れている。ジョージの車中でも再び現れてショットガン自殺を再現している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9I-6Vif_hQE
【その他】
ジェシカ・ハドリー
アランの彼女。ワザとアランの誕生日に冷たく接しており、彼を自殺未遂に追い込んだイカれ女。自殺未遂をして郡立病院に運ばれたアランへ自らがまいた種にも関わらず説教をしている。アランが怒っていた時に彼をサタンに例えていた。アランの誕生日祝いとして手作りのデザインした手紙に入れたジョン・レノンとヨーコ・オノの出演チケットをプレゼントしている。アランが郡立病院から退院してすぐ別れている。再びアランと寄りを戻して結婚をしたが離婚している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
アーチー・ハワード
25ドルでアランの自殺未遂の写真を学生新聞編集者へ売っている。ボングでマリファナを吸っている。アランから急遽母親の入院を知らされており、ジョン・レノンのチケットを譲り受けてヘクターと2人でトロントへ出発している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
ヘクター・パスモア
アランの友人。アランが退院の時にバスルーム内で手首をカミソリで切るのは女だけだと冷やかしている(彼なりに友人を励まそうとしていたが裏目に出ている)。血を見るのが苦手。ボングでマリファナを吸っている。ハロウィンの子どものお菓子を奪って女子寮のパーティーへ参加しようとしていた。アランから急遽母親の入院を知らされており、ジョン・レノンのチケットを譲り受けてアーチと2人でトロントへ出発している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
ジェニー・マッカーディ夫人
アランの母ジーンの隣に住んでいるババア。アランへ電話して母親がレストランで脳卒中を起こしたが無事ではある事とルイストンのメイン州立総合病院へ入院したため見舞いへ来ないかと連絡している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
【リッジロードを通った運転手たち】
アランがルイストンの病院へ入院している母に会うため、向かう道中でヒッチハイクをして関わった車の運転手たちである。10月31日のハロウィンの夜が舞台となっており不思議な奴らが出現したりしている。尚、夜中にアランが輩に襲われており、捨てられた冷蔵庫内へ逃げ込んだが、ショットガンで危うく殺されそうになる場面があった。
フェリス
1番目にアランをハンプトンセンターまで送る約束をして車に乗せている男。アホなのか先にマリファナをアランへ勧めた後に取締官と間違えて焦っていた。両親は愛国主義者。過去に母親が肺癌を患っており、病院で亡くしている(死んだ時の体重は34kg)。ウッドストックへ行ったらしく、マリファナや裸の女で一杯であったと語っている。マリファナを吸ってラリっていた。対向車と衝突しかけて途中で事故っている。正体はズラを被っているニセヒッピー。軍服を持っており、ベトナム戦争から逃げ出したか精神病で戦力にならずに戻って来たと思われる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
農夫
アランが2番目にヒッチハイクした世話焼きな老人男性。弟を弟の妻のいる施設へ送ってあげるためボーディナムへ向かっていた。妻アリーに先立たれて寂しい思いをしている。4年前妻アリーが脳卒中で死んでいる。生前の妻からはよく”他人を乗せると刺されて殺される”と話されていた。脱腸であるが、ヘルニアバンドがズレまくっており股間を何度も押さえていた。アランへ弟よりルイストンへ向かうことを優先するがどうするかを半ば強引に尋ねていた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
ジョージ・スタウブ
10月30日が誕生日の25歳。喫煙家。すでに死んでおり、ホームランド墓地にある墓石に”待望の息子だが早世す”と記されている。アランがホームランド墓地に迷い込んで転倒し、気絶している時に見た幻。あの世からのメッセンジャー的役割であると語っている。アランがホームランド墓地の前でヒッチハイクした車の運転手。彼女が生理痛のため閉鎖されているはずのスリルビレッジへ1人で行った帰りであると話している。ブレットへは4回乗っている。明らかに怪しかったため、アランがルイストンへ行く理由を兄の結婚式だと嘘をつかれている。また、アランの名前を聞いた際にはアランから”ヘクター・パスモア”と偽名を名乗られていた。アランが車中で”結婚式”のことを”葬式”と言い間違えたためフロイトの学説で例えている。作中で映画出演しており、車で事故って首だけになってしゃべっていた。アランの父ジュリアンはショットガンで自殺したと話している。アランへ自分が死ぬか母ジーンが死ぬかで1人をあの世へ連れて行くからどちらか選べと選択をせまっていた。右手の皮をアランにちぎり落されてスリルビレッジへ逃げられたため追いかけている。最終、アランから母親をあの世へ連れて行けと言われており、車からアランを放り出して現実に戻している。尚、スリルビレッジではジーンに化けていた。メイン州立総合病院とジーンの葬儀に現れている。ジーンの命を奪った人物とされている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rW3peUoOTIQ&t=1s
年代的にもヒッピーの市民権運動が大学でやっているよね。