原瀬家の1人娘。実家暮らし。女優。芸能界でホラー映画によく出演しているため”ホラークイーン”と呼ばれているが本人は気に入っていない。将志とは婚約関係で妊娠している。夜中に将志とのドライブ中に交通事故に遭って流産している。将志の見舞いへ花を持参していた。その後、産婦人科での受診で医者より妊娠3ヶ月で順調であると言われ驚いていた。圭介の特番に出演しており、佐伯家を訪れている。自宅へとり憑かれた恵が入っていく姿と伽椰子のノートを圭介と一緒に目撃している。改めて、佐伯家へ訪れて千春が伽椰子に襲われているのを目撃しており、同時に胎児が腹から暴れて気絶していた。佐伯家へ駆けつけた圭介により気を失っている姿を発見されており、病院へ運ばれるも成人女性の伽椰子を出産しているガバガバ子宮の持ち主。最終、オペ室で産まれた自身の子どもを育てており、少女の伽椰子として成長したが歩道橋で突き飛ばされ階段から転げ落ちて死んでいる。

原瀬家の母。京子が将志と交通事故に遭って病院へ搬送されたために駆け付けている。その後、俊雄にとり憑かれたためかコタツに入ったまま死んでいる。守護霊的な役割で死んだ後も京子を守っている。

リポーター。マンションの403号室の角部屋に住んでいる。角部屋で外側の方から12：30に家の壁がドンドン鳴り出すため彼氏の典孝へ相談していた。佐伯家で行われた特番の撮影中に佐伯家の過去の事件について京子へ語っている。最終、帰宅後に目の前で彼氏の典孝の首吊り死体を発見後、すぐに伽椰子の霊に髪の毛で首を絞められ死んでいる。

メイク担当。過去に幽霊役でＴV製作に協力している。霊感のある女で京子が妊娠していることを見抜いている。この度、佐伯家へ特番で訪れており、2階の床にある染みを見て気味悪がっていた。意外と臆病でお守りをいくつも携帯のストラップにつけており、安産祈願のお守りを京子へ渡している。楽屋に置いてあったカツラにとり憑いた伽椰子の霊に襲われて消えている。伽椰子の霊に襲われる直前に殺された当初の伽椰子の思念とシンクロしていた。その後、とり憑かれた状態の姿で原瀬家に現れており、伽椰子のノートを置いて消えている。

マイク・音声担当。特番で佐伯家の撮影中に京子のマイクに伽椰子の霊の声が入っていたのか「うわっ！！」と声を出していた。その後、消息が途絶えている。

カメラマン。特番での撮影に参加している。その後、消息が途絶えている。

番組プロデューサー。”心霊特番！呪われた家の真実　謎の怪死事件に迫る！”を組んで佐伯家を現場に選んでおり、現場で指揮をしている。撮影帰りに佐伯家で伽椰子のノートや家族写真を発見しており、佐伯家の次に住みついた徳永勝也宛の手紙を玄関で見つけている。録画映像のチェック中に居眠りをしていた。特番の撮影後に番組関係者の消息が途絶えたため京子の元を訪れて相談していた。京子を車で自宅へ送ったが、京子の家で消息が途絶えた恵を京子と一緒に目撃しており、再び伽椰子のノートを発見している。伽椰子の謎を解くために再び佐伯家へ向かっている。先に佐伯家へ潜入して倒れていた京子を見つけ病院へ搬送している。オペ室で京子らの様子がおかしかったため、扉の開いているオペ室内で医療従事者らの死体を発見していた。また、オペ室内で気を失っている京子から産まれた伽椰子の霊を発見しており、とり殺されて黒い染みになっている。

石倉家の長男。京子とは婚約関係。夜中に京子とドライブ中に黒猫を車で轢いている。その後、俊雄が車内のハンドルに触り交通事故に遭って意識不明の重体となり集中治療室へ入院している。京子が何度か見舞いに来ている時に急に意識を取り戻している。病院の屋上で京子と胎児の話をされ手を添えられた時に震えていた。最終、京子の出産のタイミングと重なる形で屋上から姿を消している。

石倉家の母。京子のファンで番組チェックをしている。将志が交通事故を起こして流産した京子に対し謝罪している。京子が将志の見舞いに花を持参した時にお礼を言っている。将志の見舞いの花の手入れをしていたがすぐ枯れると話していた。

カワイイ。前作でも登場している女子高生。今作では女子高生のエキストラとして京子の映画に出演していた。霊にとり憑かれており、京子の方を見て撮影中にもかかわらず、セリフにはなかったが「キャー！」と叫んでいる。俊雄の霊がとり憑いている京子を見てガン睨みしていた。佐伯家に潜入しており、伽椰子により夢か現実かわからない状況下で捕らわれの身となっていた。佐伯家の悪夢に怯え、ロケバスから公衆トイレに逃げ込んで伽椰子に襲われており、宏美から介抱されたが幽体離脱した霊魂ごと伽椰子に連れて行かれている。

千春の友人。いとこが映画関係者でエキストラのバイトを千春へ勧めていた。ロケバスで悪夢を見た千春を追いかけて公衆トイレへ追いかけたが千春が倒れたため介抱している。最終、千春が佐伯家に潜入してしまって玄関の扉から出られずにいたのを発見したが、中に伽椰子の霊から襲われた千春を見て逃げている。

朋香の彼氏。朋香の家へ来て変な人形で遊んでいた。相談されていた壁の音を朋香と一緒に聞いている。朋香の留守電に夜に訪問するとメッセージを入れようとした際に伽椰子の声を聞いてすぐ切っている。その後、電気の付いていた朋香の家に向かったが誰もおらず、伽椰子の霊により髪の毛で首を絞められ殺されている。遺体は帰宅した朋香により発見されている。

佐伯家の母。過去に夫の剛雄よりカッターナイフで切り刻まれて袋に入れられている。死体は2階の屋根裏で見つかったとされている。霊体では喉を鳴らす事が多い。少女の伽椰子として産まれるため京子の子宮から出てきている。

佐伯家の長男。白玉小僧。人間の姿と霊体（白玉＝マーとの融合した霊体）の姿を使い分ける。作中の京子の出産時に「お母さん、お母さん。」と連呼していたがほぼ猫の鳴き声を発する。冒頭で将志の運転している車のハンドルを触って交通事故を起こすキッカケを作っている。その後、将志のいる集中治療室などとり憑いた人間の前に度々現れている。

交通事故で死んだ京子の胎児に伽椰子の霊がとり憑いて産まれた存在。京子を歩道橋から突き落として殺している。

ナンバー”足立区500　ぬ　92-43”である。

”呪いの襖”。