エンブリヨ

エンブリヨ

 

エンブリヨ

意味:胎児。

作品紹介
エンブリヨ
  • 1976年アメリカ映画
  • 監督:ラルフ・ネルソン
  • 製作:アーノルド・H・オルゴリーニ、アニタ・ドーハン
  • 製作総指揮:サンディ・ハワード
  • 出演:ロック・ハドソン、バーバラ・カレラ、ダイアン・ラッド、アンヌ・シェディーン、ジョン・エリック、ジャック・コルヴィン、ヴィンセント・バゲッタ、ロディ・マクドウォール

引用元:https://affiliate.rakuten.co.jp/

<ストーリー>

医学博士ポール・ホリストンは犬で成長実験を行い、成功したため人間の胎児で実験を行い”ヴィクトリア・スペンサー”が誕生するが、成長スピードと人格の暴走を起こしたためポール自身が決着をつけるため殺すも、ポールとの間の子どもを産み残す。

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登場人物

【ホリストン家】

父ポールと亡き母ニコルとの間には長男ゴードンがいるが、ゴードンにも妻として妊娠中のヘレンがいる。ニコルの妹マーサが15年前からポールと一緒に住んでおり手伝いや家事をこなしている。作中ではソルトレークシティーへポールが旅行へ行くとの名目でゴードンとヘレンの家へマーサを少しの間一緒に生活させている。また、ゴードン夫婦らでシアトルの大学クラブへ資金集めに行く予定であったがゴードンのみ向かっている。

 

ポール・ホリストン

医者。同じ医者である妻ニコルを自動車事故で亡くしている。妻ニコルが死んで以降ふさぎこんでいた。ある雨の夜に妊娠していた犬が道路に飛び出した為に運転していた車で轢いてしまい自宅の研究室へ運び込んで胎児を摘出し成長実験をしている。犬の実験で味をしめて、友人であり医者のジムへ人間での実験用にA型の流産しかけの胎児の提供をして欲しいと頼んで人工子宮を預けている。ジムより胎児が手に入ったと連絡を受けて自宅の研究室で後のヴィクトリアを育てている。マーサの死からヴィクトリアが殺人を行っている犯人だとわかり、ゴードンをシアトルから呼び出してホリストン邸に向かったヘレンを救出しようとしたが、目の前でゴードンとゴードンの子どもをヴィクトリアに殺されている。最終、ヴィクトリアとカーチェイスを繰り広げたが、ヴィクトリアを殺せずに救急隊により連れて行かれている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

マーサ・ダグラス

亡きニコルの妹。料理が得意でよく料理を作っている。たまに夜寝れないため眠剤を服用していたとされる。ポールの手伝いで助手もこなしている。ゴードンらの家へ出産の手伝いで一時的に同居しに行ったが途中でカエルのランタンを取りに帰って来ている。ポールらがゴードン家のパーティーに訪れた時に一緒にいたヴィクトリアを不審に思っており、以降で彼女の素性調査をしていた。最終、ヴィクトリアに多量のヒドロキシドーパミンを注射されて心臓麻痺で死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

ゴードン・ホリストン

ポールの息子。夜中の2時に父ポールから電話で研究病院へ行って薬を持ってくるよう指示されて動いている。終盤でヴィクトリアに拉致されたヘレンを助けようとしたが、ヴィクトリアからヒドロキシドーパミンを注射され自身の胎児と一緒に死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

ヘレン・ホリストン

ゴードンの妻。ユーモアのセンスのある女でポールを楽しませている。ヴィクトリアに対してもフレンドリーに対応している。妊娠して5か月と25日の状態。出産予定日は8月5日である。夫のゴードンとはシアトルに行けなかったためホリストン邸へ訪問したが、ヴィクトリアにうよって帝王切開で胎児を取り出されて対抗処方の材料にされかけていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

 

【実験動物】

 

1号(ナンバーワン)

ポールが車で轢いた犬の胎児を急成長させた実験犬。ドッグトレーナーに訓練されている。かなり知能が高いが攻撃的で他人の飼っている犬を喰い殺している。

ヴィクトリア・スペンサー

成長実験で体だけ急成長した女。アン・スミスと言う名の母親から生まれたが母親自体は直後に死んでいる。ヴィクトリアの名前の由来はヴィクトリー(勝利)からである。聖書を読んだが論理的理解ができずにいた。後にポール博士と肉体関係となり妊娠したことがキッカケで自らの細胞が壊れだし老化が進行して死にかけているため妊婦であるヘレンの胎児を取り出して対抗処方である脳下垂体液を抽出しようとしたが、ポールらに邪魔されて逃げ出している。逃げ出す際にゴードンを殺している。最終、老婆のように老けながらポールとカーチェイスを繰り広げた後に老化が原因で死んでいるが胎児は取り上げられている。尚、ポールのカルテ患者の中から妊婦の情報を探し、200ドルで拉致したが帝王切開に失敗して殺している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

【その他】

 

ジム・ウィンストン

病院の院長。ポールから人間の胎児を実験のため提供して欲しいと相談を受けて倫理的に問題があると反論したが実行している。自殺未遂の女性から妊娠14~15週間の胎児を摘出してポールへ電話をした。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

ビンス・コリア

知ったか男。副業でコンピューターのシステム会社経営をしている。パーティーでヴィクトリアを口説こうとしたが失敗している。後日、ヴィクトリアがシステム会社へ訪れたため医療情報のシステムへアクセスさせて、彼女の欲しい成長を抑える対抗処方の情報を教えてあげている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s

フランク・ライリー

横柄な自称チェスチャンピオン。パーティーで本を読んだだけのヴィクトリアにチェスの指摘をされキレて対戦しているが、ワザとヴィクトリアが負けたことになったが本当は自身は負けていたとキレて出て行った。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=aeJ1r7Pl_xg&t=5021s




豆知識

【本作で前提として語られている内容】

胎外での胎児の育成を実現させた最先端の医療技術に基づいた物語であるとされ、近い将来あるいは今日現在にも現実に起こりうる話である

ーチャールズ・ブリンクマンー

ポールの自宅の秘密

立派な実験室を持っている。ポールが車で轢いた犬を連れて来て処置をしている。

犬の胎児

3匹摘出され、後に1匹のみが生き残り1号となった。

【ポールの記録①】

残る胎児は1匹

受精後5週間前後の段階

母犬の生命維持はあと12時間が限界

胎児だけでは生き延びられない

成長を加速するため

 

午前3時5分

胎盤性ラクトゲンの投与を開始する

成長ホルモンの一種で

ニコル博士…

私の妻と一緒に研究していたものだった

それは細胞の成長を加速させ

胎児の発育を促進するか

即座に死に至らしめる

胎盤性ラクトゲンは

ポリペプチド断片や

CDCマーカー

デソファイブリッジなどから…

【ポールの記録②】

未熟児のナンバーワンを

保護するために

午前10時40分

保育箱(アイソレット)に移すことにする

成長ホルモンを中断し滋養物を点滴にて与える

細胞標本からは異常は見られず

成長パターンも順調

点滴による胎盤性ラクトゲンの

投与を再開する

急速成長の過程を追究するためだ

24日 午前1時40分

子犬は生後6週間程度に成長

実際は2日と15時間しか経ってない

投与している間は成長は加速したままだが

中断すると通常の成長速度に戻る

細胞にも損傷はない

しかし この研究成果を公表するのは

副作用のないことが証明されてからだ

胎盤性ラクトゲンを中断

細胞活性は通常に戻った

ナンバーワンの発育は通常の1年分に相当する

そろそろ静穏な環境から

刺激のある場所へ移してみることにしよう

【ポールの記録③】

ナンバーワンの学習能力は驚異的だ

それがこの薬の副作用なのか

試してみたい

同じ条件下で

同じ実験を

人間の胎児で

【ポールの記録④】

犬と人間では血液循環や細胞構造が異なるので

成長ホルモンが胎児におよぼす

影響は計り知れない

実験が成功する確率も低い

胎児は未熟発育状態なのだ

概算だが

妊娠5ヶ月の段階まで発育させれば

胎児は生き延びられる

この実験で成果を出せば

流産のおそれのある胎児を

胎盤性ラクトゲンで

救う時代が訪れるだろう

2月5日 午後11時50分

人工子宮の稼働を開始

血圧 心拍数

ともに異常なし

2月6日 午朝10時

低酸素症の徴候あり

酸素濃度を調整して

浸透率を安定させる

2月7日 午後2時15分

成長速度は30倍に到達

人工子宮での24時間が

母胎内での1ヶ月に相当する

これは驚異だ

2月8日 午後6時45分

通常の妊娠8ヶ月と同等の大きさに成長した

信じられん

成長ホルモンを中断

2月9日 午後9時10分

乳児を保育器に移す

心拍は正常

肺も拡張して異常はない

ここ10年の胎児研究において

これは大いなる進歩だ

明日の検査が終わったら

医師会への報告を検討する必要がある

ジムの病院がこの件に

関与していないことにしなければ

法律問題に直面するのは必須であろう

大変なことが起きていた

成長ホルモンの投与を中断したのに

成長速度は加速したままだ

2月13日 午後1時

成長速度を緩めることができない

今や24時間ごとに

約1年ずつ 成長している

更に速度は増しているようだ

2月16日 午後2時

成長速度を制御できない

1日で2年分の成長を見せるようになった

今までは人の命を救ってきたが

これでは彼女の寿命を縮めてしまう

誰かに相談することもできない

私一人の責任なのだ

2月21日 午前3時40分

細胞活性に変化が現れて3時間経った

成長速度は低落したが

既存細胞が恐ろしい勢いで老化していく

もうダメなのか

かなりの細胞が

成長から老化に活動を転換した

予備実験では老化速度の抑止に

DNA遮断薬系が有効と

思われる結果が出た

30ccの代謝拮抗剤を投与

老化速度は3時間停滞したが

効果は持続せず

2月23日 午前1時

5-ヒドロキシドーパミンを50cc投与

大量投与すれば効果を上げやすいのだが

24時間以内に心臓が停止して死んでしまう

2月24日 午前7時

メトトレキサートを50cc投与

大変強力で中毒性が高く

危険な薬である

もしこれで効果がなければ

彼女を研究病院に移送する以外

方法はない

私もこれ以上は無理だ

メトトレキサートを投与して

19時間が経過

おそらく効いたのだろう

何の前触れもなく老化は治まった

私は初めて気が楽になった

なぜ1号と成長ホルモンの反応が異なったのか

おそらく1号は母親の血液供給に

依存していたが この子は

人工子宮で培養したからだろう

メトトレキサートを投与して36時間が経過

老化速度は通常レベルに戻りつつある

このまま状態が安定するようであれば

そろそろ彼女を外界へ連れ出す準備をせねば

眠っている彼女を目覚めさせなければならない

結果は想像もつかないがやれることは全てやった

この時点から睡眠学習も開始した

【ポールの記録⑤】

被験者ヴィクトリアは

11時30分頃 覚醒した

警戒しているようだ

予備検査の結果は特に問題はない

心拍および肺機能 異常なし

筋肉は弛緩した無気力状態にある

【ポールの記録⑥】

私は人生の基礎を教え込もうとした

常識だと思っているものでも

彼女にとっては未知のものなのだ

彼女は驚くほど鋭敏で

何でも知識を吸収していった

訓練中 気付いたのは

一般人は脳の一部しか使わないのに

彼女は100%近く使っているということだ

知識の吸収に何の抵抗もない

それは彼女に社会的や環境的な先入観がないからだろう

意欲的な生徒を教育するのは楽しい

老化速度は通常レベルに治まった

退薬症候も中毒の徴候も見られない

本当に安心した

彼女の理解力は計り知れない

記憶した情報を論理的に活用している

感情表現は急速には発達しないが

時が解決するだろう

【使用された医療品や医療用語】

  • サイロキシン(20mg)

甲状腺から分泌されるホルモンの一つ。チロキシンと同じ。

  • ペニシリン3千万単位

抗生物質。

  • 犬用の血液10単位
  • 胎盤性ラクトゲン(乳汁分泌促進因子)

胎盤から分泌される ポリペプチド ホルモンである。

  • ポリペプチド断片

詳細>>

  • CDCマーカー

標準型樹状細胞の検査方法。

  • デソファイブリッジ
  • メトトレキサート

葉酸代謝拮抗機序をもち免疫抑制剤に分類される薬剤。

  • ヒドロキシドーパミン

神経毒

【睡眠学習】

1足す1は2

2足す2は4

4足す4は8

8足す8は16

16足す16は32

32足す32は64

繰り返しましょう

ヴィクトリアの虚偽の経歴

デンバー出身。両親不在。25歳。独身。コロラド大学応用科学と薬学の学位を取得して卒業している。ポールの研究助手としてビックマン博士から紹介されている。

コロラド大学のハンドリー博士

退職したが意地悪なジジイだがすばらしい先生だったとされる。

パーティーでのワイン

パーティーでのワイン アルジェリア産のイタリア赤ワインで牛の血の味がするアルコールである。

ニコルの過去

3度ポールとの間の子どもを流産している。30歳で応用科学と薬学の学位を取得していたとされる。

胎児について

妊娠6ヶ月の胎児は母胎外でも生きられるが12~14週目の胎児には無理である。

バーナード・ショーの”傷心の家”の俳句

黄昏に 金はあっても希望なし

サンドマンVSストーリング戦

1843年12月6日パリで行われたチェスの一戦。

ラウ・セイ12世紀の格言

沈黙は雄弁なり

対抗処方

妊娠5~6か月程度の未出産胎児から抽出した70ミリリットルの脳下垂体液

【マーサが作った料理】

※下記以外にコーヒーをよく作っている。ヴィクトリアからブイヤベースにタラコンを少量加えると良いと嫌味を言われている。

  • サンドイッチ
  • ブイヤベース







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