サスペリア・テルザ・最後の魔女
- 2007年イタリアとアメリカ合作映画
- 監督:ダリオ・アルジェント
- 製作:クラウディオ・アルジェント、ダリオ・アルジェント、マリーナ・ベルルスコーニ、ジュリア・マルレッタ、リー・ウィルソン
- 製作総指揮:カーク・ダミコ
- 出演:アーシア・アルジェント、クリスティアン・ソリメーノ、アダム・ジェームズ、モラン・アティアス、ダリア・ニコロディ、ヴァレリア・カヴァッリ、ウド・キア、ロベルト・マディソン、トマーソ・バンフィ、ルーカ・ペスカトール、市川純、パオロ・ステラ、フィリップ・ルロワ、コラリーナ・カタルディ・タッソーニ、シルヴィア・ルビノ
<ストーリー>
絵画修復の技術を学ぶためにアメリカからローマにやってきた研究生のサラ・マンディは、副館長のジゼルと共にヴィテルボ墓地で発掘された箱を調べる内、骨やローブ、短剣などを発見する。それは「涙の母(マーテル・ラクリマルム)」と呼ばれる邪悪な魔女の遺物で、サラたちは世界制覇を企む魔女たちを現代に解き放ってしまう。周囲の人々が魔女たちに殺される中で、サラは亡き母と魔女の三姉妹との因縁を知る。
AmazonPrimeで映画を視聴する
U-NEXTで映画を視聴する
登場人物サラ・マンディ
28歳。アメリカから来た研究生で美術品の修復と考古学を学んでいる。母エリザは魔女でありその能力を受け継いでいる。母エリザがマーテル・サスピリオルム(ため息の母)という魔女に戦いを挑んで両親は幼い頃に死んでいるとされる。腕力が強く電話BOXのコードを引き千切る程の力を有する怪力女でもある。博物館副館長のジゼルに誘われ一緒に”涙の母”の遺物の箱を開封している。古代文字の内容をジゼルが知りたいために古代文字解読書”ミュケナイ語の辞書”を取りに事務所へ一旦戻っているが、その後ジゼルが怪物に殺されている事に気付き裸足で逃げて警察に通報して事情聴取を受けている。ポールが魔女にさらわれた件でマイケルから助けて欲しいと連絡を受けて、現地へ向かう際に駅構内で魔女に出くわして執拗に追われている。途中、駅構内の本屋へ逃げたが警察に追われてピンチであったが、母エリザより消える魔法を使う様にアドバイスをもらい難を逃れている。マイケルに会うために空港の駅からオルテ行きの電車に乗ったが、追ってきたカテリーナを殺してモンテレオーネ行きの電車に乗り換えてヨハネス神父のいる教会へ向かった。ヨハネス神父が殺されたため一旦自宅へ戻るもドア越しから人の気配がしたためマルタの家へ逃げ込んでいる。マルタの教えによって浮遊霊として母エリザの実体を見ることに成功している。マルタを見殺しにして逃げている。生前にマルタより教わったグリエルモの所へ行く途中でマイケルと合流するもすでに魔女に操られている状態だったため火を付けて撃退している。グリエルモの所へ行きラクリマルムの居場所を教わって館へ向かっている。ラクリマルムの館内でエンゾ刑事と合流して”魔女の巣窟”へ潜入している。ラクリマルムの隙をついてヤリで赤い衣類を炎へ投げ込んで無力化した後に汚水にまみれながらもエンゾ刑事と館から逃げのびている。最終、生き残った安堵からか大爆笑している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-vCQwt7q1do
エリザ・マンディ(サラの母)
サラの母で良い魔女。バレリーナ兼神霊治療家でもある。過去にマーテル・サスピリオルム(ため息の母:エレナ・マルコスでもある。)という魔女に戦いを挑んで殺されている。生前に強力な超能力を持っていたとされ、すでに死んでいるが霊体の姿でサラを導いて助けている。マーテル・ラクリマルムが博物館に現れて手下の猿にサラが追われていたためロックされたドアを開けてサラを逃がしている。駅構内の本屋で警察に追われているサラに姿が消えて見える魔法を使うよう指示を出していた。マルタの心霊術によりサラの前に時折姿を現して語りかけていた。最終、燃えたマイケルと一緒に異世界へ消えている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-vCQwt7q1do
マイケル・ピアス
ローマにある古代美術博物館館長。喫煙家。魔術の歴史や神秘の科学に詳しいと知られている。ポールの体調が悪かったため病院へ連れて行っている。サラを博物館へ迎えに行って自宅へ連れ込んでちゃっかりヤっている。ジゼルの事件の翌日に司祭の元へ訪れたがミレージ神父から脳卒中で入院したと告げられて病院へ見舞いに行った後に廊下でミレージ神父から”涙の母”のメモを受け取っている。自宅へ一旦帰るもポールが誘拐されており、警察に相談してもイカれていると思われるだけと判断し、一連の事件が遺品入りの箱に関連付けされるため、単独でヨハネス神父へ対処法を聞きに行こうとするが途中魔女に尾行されて電話相談のみとなっている。その後、魔女に首を切られて死体として操られていたがサラにより火をつけられて焼かれて撃退されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=J4aiF2GF7rg
ポール・ピアス
マイケルの息子。体調が悪くて父マイケルに病院へ連れて行ってもらっている。夜更かししたいと言っていた。ベビーシッターが目を離した隙に魔女らにさらわれている。さらわれた後のベッドには血文字で”息子にまた会いたいのなら沈黙を守れ”と書かれていた。ラクリマルムらによって内臓を喰われ殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=q-J_59NFNUs
【警察関係者】
ジゼルが死んだとサラから通報を受けてローマ古代美術博物館へ事情聴取に来ているが、当初サラの話を間に受けていなかった。
エンゾ・マルキ刑事
捜査主任。博物館事件後、サラを尾行するよう部下に指示を出している。駅構内でサラを追跡しており、本屋でサラを追い詰めるも姿を消したサラを取り逃がしている。その後、部下に再度サラを駅構内で尾行させているが魔女カテリーナの死体と同僚の死体を発見しただけで取り逃がしている。TVのニュースに出演してサラがジゼルから続く連続殺人に関係しているとして、近づかず見つけ次第殺人課へ連絡するように指名手配者として国民へ呼び掛けている。終盤でサラとラクリマルムの館で合流して魔女たちのいる地下墓地へと潜入したが魔女ら発見され捕まっている。一時的に抵抗をしたが吊るされて拷問を受けたが生きており、汚水にまみれながらもサラと再び合流して逃げ延びた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2113s
リッソーニ刑事
洞察力と思考力のない無能なアホ刑事。サラの博物館での事情聴取時に内容を聞いてサラがイカれてると思っており、鼻で笑って聞いていた。エンゾ刑事よりサラの見張りの指示を受けて行動している。トンチンカンな推理をしてエンゾからはアホ扱いされている。魔女カテリーナはサラが警官殺しをしているのを目撃したために殺された被害者だと思っていた。その後、ローマで私服警官を集めてサラを探すように指示を出していた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
【教会関係者】
ブルスカ司教
オカルト科学の権威。心霊主義の講義をしている。ローマの博物館館長のマイケル宛にヴィテルボ墓地で発見した”涙の母”の遺物を送って調査依頼をしている。遺物の入れ物の蓋を蝋で固めていた。翌日に脳卒中を起こして病院へ入院している。入院する前にメモで涙の母の内容を残していたとされている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=2e2h9yMRUQQ
ヨハネス神父
病気の神父。病気で全身が震えていたが、水溶の薬を20滴マルタにより飲ませてもらっていた。エクソシスト(悪魔祓い)で有名。超常現象にも詳しいとされる。モンテオレーネの教会へ訪れたサラに魔女三姉妹について語った。ヴァレリアに詳細の本を探すよう声をかけようとしたが、ラクリマルムに正気を奪われたヴァレリアに包丁で切り殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-vCQwt7q1do
ミレージ神父
ヴィテルボ墓地でオスカー・デ・ラ・バレー(1815年)という男の棺をブルスカ司教が発見したためカメラ撮影をしている。マイケルが教会へブルスカ司教に会いに訪れたが脳卒中で入院しているため、マイケルと一緒に入院先の病院へ向かっている。病院先でマイケルに遺品入れの箱と棺の主オスカーの話をしている。また、マイケルにブルスカ司教が書いていた魔女についてのメモを渡している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
マルタ・コルッシ
レズビアンの降霊師。能力としては霊と話す事だけはできる。過去にドイツでサラの母エリザと会った事がある。神霊治療家であったエリザに心霊術を教わっている関係。過去の接点からエリザの正体が良き魔女だと知っている。ヨハネス神父の元へ訪れた時にサラと会って話に同席している。サラに心霊術を教えたが、霊と話す以上の能力がないため錬金術師で学者のグリエルモを紹介している。ラクリマルムの手下に押し入られ、ケツから携帯式の槍を突っ込まれた後に口から貫通させられ死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=C9Aayrbi6U8
ヴァレリア
ヨハネス神父の元で使えている子持ちの女。ヨハネス神父の教会へ訪れたサラを一度追い返そうとしたが説得され迎え入れている。ラクリマルムに正気を奪われてしまい、自らの赤子を殺している。最終、ヨハネス神父を包丁で切り殺した後に自らの首を包丁で切って自殺している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
【魔女】
涙の母(マーテル・ラクリマルム)
魔女三姉妹の1人。仲間にスキンヘッドの手下と偵察用のサルがいる。基本薄着であり、全裸に赤い衣類一枚しか着ない露出狂。魔女の時代の再来を目論んでいる。博物館でジゼルを殺し、遺品入れの箱を持ち去っている。サラを探し回って殺そうとしていた。マルタの前に現れて、マルタが死ぬ直前に流した涙を舐めている。自らの館の地下の墓地を”魔女の巣窟”として仲間たちと一緒にいたが侵入したサラにより隙をつかれ、魔力の源とされる赤い衣類を槍で火に入れられて魔力を失い、館が崩壊し、ガレキに巻き込まれて仲間と共に死んでいる。最後は正に丸裸状態であった。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8cjaBAZnWbE
カテリーナ(魔女)
空港に居た片言の日本語を話す魔女。ツィモネという男の手下がおり、サラを駅構内で発見するなり追跡の指示を出している。電車内でサラを尾行していた警官を呪い殺している。最終、サラを尾行していたがトイレのドアに何度も頭部を挟まれ死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JNS7Z_gFUUk
【その他】
グリエルモ・デ・ウィット
錬金術師兼学者。足が不自由で車椅子。科学や神智学や自然法を重んじている。魔術を使うことも可能。TVのニュースでサラが指名手配者とわかっており警戒していた為、訪れたサラに体を麻痺させる変な薬を嗅がせている。人間を分析する装置でサラが自宅を訪ねた経緯と彼女の能力を見定めた。バレリと言われる錬金術師がかつて住んでいた場所を根城としている。サラへバレリの館の情報を元にラクリマルムの居場所を知らせた。最終、魔女の巣窟に捕らえられており、ラクリマルムの手下より拷問を受けて殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
ジュリアン
グリエルモの助手兼世話人。最終、魔女の巣窟に捕らえられており、ラクリマルムの手下より拷問を受けて殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
ジゼル・マレス
博物館副館長。サラと一緒に勝手に司教から館長への郵送物(マーテル・ラクリマルムの遺物)を開封したが、ラクリマルムを復活させてしまい使い魔に口へ金属具を突っ込まれグチャグチャに潰された後、ラクリマルムにより儀式用短剣で腹を裂かれて露出した腸を体にグルグル巻きにされて切り刻まれ殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9KfGNUdTd3g
エルガ
マルタの恋人。マルタの家に同居しているレズビアン。急に逃げ込んで来たサラを家に入れるのを反対していたがマルタに説得されている。ラクリマルムの手下に押し入られ、左胸にナイフを突き刺された後に両目を拷問器具で潰されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YnGOPC7BWNw&t=2724s
ラクリマルムの館におったホームレスのおっさんの下りはいらんやろwそれと、下級魔女たちですが、ただ濃いメイクして素行の悪いアホ女やろw