ボストン行き飛行機の機長。子供がいる。離婚した元妻が住んでいたボストンのアパートが火事となり死んだため、ボストン行に飛行機に乗っている。旅客機内の乗客が突然消えたためニックとロックのかかったドアをこじ開けて操縦席へ入り込んでいる。空港の管制部や軍へ無線で応援を送ったが返事がなくパニックになりかけていた。旅客機はボストンを目的地としていたが、メーン州バンゴアへ目的地を変更して着陸している。バンゴア空港でボブの推理もあり、再び元居たルートへ戻ろうと飛行機内のプログラムを再作成して給油する手配をメンバーに指示している。終盤に”時間の裂け目”へ入る時の条件として眠っている状態でなければならないとボブから言われて気圧を下げる作戦を思いついている。

イギリス軍の諜報部の特殊工作員。実際には大量虐殺者の大富豪であるオバニオンの囲っている女を警告のため殺すように上司のハーカーから指示されてボストンへ向かっていた。建前上、職務はイギリスの女王陛下の修理人と語っている。父ホープウェルはロンドンのフルーティングにいる。ブライアン機長へ口うるさく怒鳴っていたクレイグへノーズホールドを喰らわせている。ブライアン機長とロックのかかった扉をこじ開けて操縦室へ入り込んでいる。ブライアン機長がパニックになりかけたがなだめている。バンゴアへ着陸後のマンバ―の指揮をとっている。カフェでクレイグに胸をナイフで刺されて刃が入ったままのダイナをローレルと一緒にペンチで刃を引き抜いて処置をしている。ローレルへどさくさに紛れて食事を誘っている。終盤にブライアン機長へ自身の身分を語ったが、生き残った際には現職を辞めると語っていた。”時間の裂け目”へ引き返す時に気圧を下げて眠っている操縦者ブライアン起こして自らが犠牲となって死ぬ役割になると志願している。最終、”時間の裂け目”へ入った際に消えている。

サンフェルナンドの小学校教師で5年生を教えている。女友達に用を言わず8年ぶりの休暇をとってダーレン・クロスビーに会うためボストンへ向かっている。ダーレン・クロスビーとは雑誌の文通欄で知り合っている。ダイナに付き添ってめんどうをみている。ニックの指示の元、ダイナが負傷した際に処置を補助している。ニックの仕事が何かを知らされなかったが、彼を信じると誓っている。また、ニックの父ホープウェルへの伝言を預かった。

盲目の少女。折り畳み式の杖を持っている。ボストンへは目の手術を受けに行く予定。目の手術で7割は一部の視力が戻り、4割は完全に戻ると医者から言われている。人の思考がわかる能力やテレパシー能力及びに驚異的な聴力を持っている。クレイグの目や意識を共有して物を見ていた。盲学校でリー先生が担任。付き添いでビッキー叔母さんがいたが飛行機の移動中に消えている。ヘルプボタンや辺りを移動したが乗客が消えているため悲鳴を上げている。バンゴアの空港内でランゴリアーズの存在を感じており怯えていた。クレイグの様子をカフェへ見に行ったが、潜んでいたクレイグからナイフで胸を刺されている。最終、旅客機で元の世界へ戻る途中でローレルに看取られて死んでいる。

口うるさい証券会社の男。自殺願望のある問題児。ティッシュや紙を破るのが癖。5歳の頃から父親に勉強のプレッシャーを受けておりクマができる程勉強していた。仕事を辞めたいがゆえにクズ同然の外国債券を買い付け4300万ドルの損失をしているためボストンの重役会議へ向かっていた。旅客機の入り口で窓際の席を案内係へ要求していた。乗客が消えた機内で移動中にブライアン機長へ口うるさく、乗客が消えた原因は何かとボストンで行われる重役会議に間に合うようにしろと怒鳴っていたためニックからノーズホールドを喰らわされ鼻血を流している。ブライアン機長が途中で旅客機の目的地をロンドンからバンゴアへ変更したとアナウンスを聞いて激怒している。激怒しいる最中に人間の顔がのっぺらぼうになっている幻覚を見ている。直後、発言や行動がおかしくなっている。バンゴアへ着陸後、ボストンへ行けなかったためブライアン機長に対してAP（アメリカン・プライド）会社へ3000万ドルの訴訟を起こすと脅していた。父ロジャーの幻覚を空港内で見ており、説教を聞いて泣きわめいている。空港の警備室に侵入してマグナム銃を拝借している。父ロジャーの幻覚と幻聴でマグナム銃をベサニーへ向けてボストンへ連れていけと言いながら、アルバートへ発砲し脅しているが失敗して取り押さえられて拘束されている。自ら拘束を解いており、様子を見に来たダイナの胸をナイフで刺して逃げている。担架の置いてある部屋に潜んでおり、入ってきたドンをナイフで刺し殺したが、アルバートからシーツでトースターが巻かれた武器で頭を殴られ気絶している。バンゴア空港外で幻ではあるが重役会議が開かれており、出席している。最終、ランゴリアーズに食われて死んでいる。

推理小説家。今まで40冊以上の小説を書いている。当初、旅客機内の乗客が消えたことを政府の陰謀論として実験ではないかと自身の推理をアルバートに話している。時折、状況確認をしており、バンゴアのカフェ内でメンバーへ普通の世界は変わらないが、メンバー10人の時間の流れが止まっている事と”時間の裂け目”に入っていると推理している。帰りの旅客機内で”時間の裂け目”に入って生き残る条件にいち早く気付きニックらにかけよって説明をしている。時間軸に関して終盤に着いたロスの空港内で未来に着いたためしばらく壁際で待機するようメンバーへ話している。

食い意地の張っているオヤジ。旅客機内では良く寝ていた。起きた時に腹が減って客室乗務員を探していた。バンゴア空港へ着陸後はカフェ内で見つけたサンドイッチを食べたが味がないため腐っていると言い吐き出していた。

塗装の作業員。ヒューズ航空機で働いている。ボストンへは初孫の顔を見に行く予定。ダイナがナイフを持ったクレイグによりカフェで刺されているためアルバートと移動用の担架を探しに向かった部屋に隠れていたクレイグにより背中をナイフで刺されて殺されている。

バークリー音楽学院生。バイオリニスト。ベサニーに気がある。バンゴア空港でクレイグがベサニーをカフェで人質にしてブライアン機長を銃で脅していた時にベサニーを助けている。ボブの話を元に飛行機内のみ時間が進行していると推理して証拠としてメンバーにビールを振る舞っている。その後、クレイグを探しに、トースターをくるんだシーツを持参して対峙したクレイグを殴り倒している。ニックと合流して担架をダイナの元へ持って行っている。終盤に半ば強引にベサニーからキスされている。

不良娘。薬と酒が母親にバレてリハビリ目的でウースターの伯母さんの家に行く予定。意外と小心者。クレイグからカフェで銃を向けられ人質にされていたが、アルバートの勇敢な行動により助かっている。終盤に半ば強引にアルバートへキスしている。

クレイグの父。厳格な親で幼少期のクレイグの勉強に対してランゴリアーズに勉強をしないと食われると脅していた。バンゴアの空港内で幻覚としてクレイグの前に現れエリートとして生きるかランゴリアーズに食われるのかどうするんだと説教をしていた。。バンゴア空港外の重役会議にまぼろしとして現れている。

クレイグがボストンで参加予定であった重役会議の参加者。バンゴア空港にまぼろしとして現れている。銀行の頭取。クレイグに債券の儲けの報告をさせている。クレイグから4300万ドルの負債が出たと聞かされムッとしていた。

ニックの上司。諜報部としてニックにボストンにいるアイルランド共和国軍の支持者であり、大量虐殺者の大富豪であるオバニオンの囲っている女を警告として次の木曜日までにボストンで殺すように指示している。ニックへ土曜にロンドンでビールを飲もうと誘っているが返事はなかった。

航空会社の職員。ブライアンへ彼の元妻が火事で死んだ事と天候を告げている。

ダイナに付き添っていたババア。消えている。

永遠のタイムキーパー。過去の存在を後から現れて喰らい尽くす存在。作中では無数に現れてクレイグやバンゴア空港を食い荒らしていた。

ボストンまで雲が厚く、モハーベ砂漠（カリフォルニア）の上空ではオーロラが出ているとされる。

夜行便である。ロッキー山脈からデンバー、オマハ、デモイン、セントルイス上空を通過し目的地ボストンへと向かっている。到着地ボストンの天候は曇りとされている。途中から上記の都市はこつ然と消えている。

点字の時計で文字盤のケースが開く使用である。

バルカン星人。スリーパーホールド（ネック・ピンチ）が得意。

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単に消えた（どこかへ降りた）のではなく、ペースメーカーや歯列矯正など体の一部となる物も落ちている。

旅客機でモハーベ砂漠のオーロラを通過する事によって時間の裂け目へ入っているとされる。匂いがしない。音がしない。食べ物の味がしない。人がいない世界。建物はあるが、電気が通っていない。空港の壁掛け時計は4時7分3秒で止まっている。置き時計が4時8分42秒で止まっている。尚、ジェンキンスらの腕時計は動いている。持参のマッチは火がつくが、バンゴア空港内のマッチには火がつかない。

父ロジャーから物置や下水などの暗闇に潜む小さな生き物とされる。体は毛と歯と足しかなく、足が速いとされる。また、何千、何万とおり、世界には多くの悪い子たちが跳ね回っているからだとされる。

ニックがこの教会の外で起きたことの償いに努めたとされる。併せてヒナギクの話しもしていた。

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旅客機内の気圧をこの”7PSI”に下げることによって人間は失神するとされる。

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