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シャイニング
原作は1977年に出版されたスティーヴン・キングの同名小説。劇場公開版にはいくつかのバージョンがあり、それぞれが前のバージョンよりも短くカットされ、合計で約27分がカットされた。公開当時の反応は賛否両論で、スティーヴン・キングは小説との乖離を理由にこの映画を批判した。しかし、現在では、ホラー映画の中でも最も偉大で影響力のある作品の一つとされ、ポップカルチャーの定番となっている。2018年、本作は「文化的、歴史的、または美学的に重要である」として、米国議会図書館によってアメリカ国立フィルム登録簿に保存された。 39年後の2019年11月8日には、続編の『ドクター・スリープ』が公開された。尚、スタンリー・キューブリックの作品を気に入らなかったスティーヴン・キングはTVドラマで1997年に同名作品を監修しているとされる。
<ストーリー>
コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望であり、アルコール依存症を患っているジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求めて、妻のウェンディ、一人息子のダニーを引き連れて訪れた。 支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、ジャックは気にも留めず、家族と共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「シャイニング」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
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登場人物
【トランス一家】
元々ボールダーに住んでいた。オーバールック・ホテルの職員宿舎に泊ってひと冬ホテルの管理業務を請け負っている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=WDpipB4yehk
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=U0aglVxde1M
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CMbI7DmLCNI
【オーバールック・ホテル関係者】
冬場の雪が降るシーズン前に客や従業員はそそくさと帰るとされる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=U0aglVxde1M
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=EW8-tJEnaGo
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=U0aglVxde1M
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XnxgYYfIooc
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CMbI7DmLCNI
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=tmY4k85_XEE
【その他】
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=U0aglVxde1M
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=MjT9KwiZE18
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=EW8-tJEnaGo
この作品ですが、要約するとホテルがダニーの超能力を霊的なエネルギーとして欲しているためジャックを使って取り込もうとする映画です。
原作との違い
巨匠スタンリー・キューブリックによる映画化で世界的に著名となった同作だが、彼はキングの原作を大幅に変更しており、殆ど別作品に近い趣になっている。これについて原作者であるキングは激怒し、同作とキューブリックへの批判を繰り返し、後に「映画版へのバッシングを自重する」事を条件にドラマ版で再映像化を試みた程であった(ただし、キューブリックの死後は再び映画版への批判を繰り返している)。
猛吹雪に閉ざされたホテルで狂気に囚われた男が家族を惨殺しようとする、という大まかな流れはほぼ原作通りである。一方、原作では邪悪な意志を持つ巨大な存在であるホテル自体が、過去の出来事なども含めて圧倒的な存在感をもって描かれているのに対して、映画ではそれが薄い。ただし、シャイニングによる怪奇現象については劇中の序盤にて語られる「かつてここはインディアンの墓地だったが、反対を押し切って建設した」という言及などから暗に「アメリカ人がインディアンに行ってきた悪業への報復」であるという事が示されている。ホテルの内装などはネイティブ・アメリカンの様式を引用している事が143分版の追加カットの会話に登場している。 更に、原作ではホテルの邪悪な意志がジャックを狂気へと導くのに対して、映画ではホテルがグレイディを遣ってジャックを狂気に導く描写は存在するものの、ホテルとは関係なく仕事のプレッシャーや孤独に耐え切れず自ら発狂したともとれる曖昧な描写がなされている。また、ダニーの首を絞めた者の正体が明らかにされていない。これらは作品の非常に重要な部分であるため、原作と映画の印象を決定的に異なるものにしている。原作ではウェンディもダニーもジャックの発狂はホテルのせいだということを理解しているが、映画版では不明である。
原作では大きな役割を果たす、ダニーの「シャイニング」や、同じ能力を持つ料理人ハロランもあまり効果的には取り上げられていない。
まとめ
キューブリックと原作者との対立が見られた同作品だったが、商業的には大きな成功(制作費の数倍の収益)を収め、更にキューブリックの知名度を高める結果となった。娯楽作品であるが為に賞レースにこそ絡まなかったが、役者の優れた演技や、キューブリックならではの恐怖演出と映像美で高い賞賛を受け、数多くの作品でオマージュを受けた。今日では例えば地上波TV放送される際に「★ホラーの金字塔★スタンリー・キューブリックの傑作」(日本テレビ2020年6月30日の映画天国)などと表現され、もはやホラー映画の偉大な古典という域にまで達している。
キングの批判自体も、こうした映画版の影に小説版が隠れるという構図が固まるに連れて硬化していき、1997年のドラマ版で最高潮に達するに至った。
ロンドン大学の研究チームが考案した数学的計算式による評価では、サイコのシャワーシーンと並んで「完璧なホラー映画」の一例であるという。
恐怖度
☆☆★★★
<感想>
浴室にいる全裸のババアがキモいですね。