マレフィク 呪われた監獄
- 2002年フランス映画
- 監督:エリック・ヴァレット
- 製作:マルク・ミソニエ、オリヴィエ・デルボス
- 出演:ジェラール・ラロシュ、フィリップ・ロダンバッシュ、クロヴィス・コルニアック、ディミトリ・ラトー、ディディエ・ベニュロ、フェリシア・マッソーニ、イヴ・アルノー
<ストーリー>
刑務所に収監されている4人の囚人は、部屋の石壁から、古い一冊のラテン語で書かれた日記を発見する。この日記が脱獄のヒントになると囚人らは解読を進めていた。
AmazonPrimeで映画を視聴する
U-NEXTで映画を視聴する
登場人物【囚人たち】
エリック・カレル
よく約束を破る元会社経営者。現実主義者。妻一筋。今まで得る事しかしてこなかった男。妻クレールに保釈金を払って息子の誕生日に出所したいと相談していた。収監後、家族の写真を刑務所内の壁に貼り付けている。今まで父親の生き方を見て疑問に思い、自分で30代までに富を築いたとされる。”快適な人生”が信条である。途中まで妻が保釈金を払って出られると思っていたが離婚申請の話を持ち出され裏切られている。途中、ユーゴからもらった人形の足が無くなってキレてパクレットに当たっていた。ダンヴェールの日記後、パクレットにせがまれて魔術の呪文を唱えている。パクレットが魔術の被害で指を失ったため、指を治そうとマルキュスからジャンに日記を読ませるよう脅されている。後半で1920年へ移動したが、その先でジャンが”天地創造で生じた2つの性を結合させる儀式”を行うもマルキュスを殺したため身の危険を感じ、ジャンを陶器の破片で攻撃している。最終、ダンヴェールの日記に息子に一目でいいので会いたいと願い、ユーゴの持っている人形の目が自身の目と入れ替わっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8
ジャン・ラサール
頭脳明晰の紳士な男。喫煙家。教授か作家か哲学者とされている。殺人で刑務所へ入っている。ある朝本に笑われる幻覚を見ておりそのまま妻を殺している。妻を殺したのが朝食の時であったため、以降朝食は食べない。極端な自由主義者であり、他人から指図されて自分に選択権がないことを嫌うヘンコツでもある。医者からは妻を朝急に殺したため心神喪失と診断されている。図書室で図書係として本を整理している。刑務所内の本は全部読み終わっているとされる。自ら志願してマルキュスにケツを掘られている。後半で1920年の時代へ移動した先でダンヴェールの日記に従い”天地創造で生じた2つの性を結合させる儀式”をしようと司祭役になって自らの右腕を陶器の破片で切りつけている。”天地創造で生じた2つの性を結合させる儀式”の女性役としてマルキュスが機能しておらず、マルキュスの股間を陶器の破片で切り落して彼を殺している。最終、ダンヴェールの日記の呪文を呼んで、日記と一体化して死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8
マルキュス
脳筋オカマ。ナニは付いている。ウィッグを被っているゴリマッチョ。脇の毛を剃っていた。左腕にライオンのタトゥーを入れている。シリコンを入れているのか乳がデカい。筋トレをしていた。パクレットが医務室へ行くのを叶えるため、彼の左薬指をミノで冒頭に切り落している。パクレットとは友人であり自身の子どもの様に接している。手紙をジャンに聞きながら書いているが、内容は過去に共犯していた犯罪グループの仲間から狙われているため、過去の仲間たちの事を自白し投獄させるためであるとされる。出所後は性転換手術を受ける予定であった。パクレットが魔術の被害で遭って指が無くなったため捨てようとしていたがジャンに止められている。エリックからジャンを説得してパクレットの指を治す呪文を唱えさせるように指示していた。1920年へ魔術で移動した際にジャンへ元の世界へ戻せと興奮して掴みかかっていたためエリックから近くにあった陶器で頭を殴られて気絶している。後半でダンヴェールの日記に従い”天地創造で生じた2つの性を結合させる儀式”をしようとしジャンに落ちていた陶器の破片で股間を切りつけられ死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8
パクレット
何でも口に入れる医務室が好きなアホ。知能は小学生レベル。体重は約50キロとされる。言われた事を記憶して寝言で話すクセがある。過去に左小指をミノで切り落している。また、冒頭でマルキュス協力の元でミノで左手薬指を切り落している。女性器やオッパイや指の写真をスクラップしてのり付けして壁に貼り付けていた。寝小便を垂れてマルキュスにキレられていた。マルキュスの口紅を拝借して魔法陣を書いていた。途中、黒魔術の影響で指の先端が全て無くなている。最終、ダンベールの日記を食べようとしたが、日記の自己防衛能力により四肢が雑巾絞り状態となり、背骨が逆方向に曲がって死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8
イポリット・ピキュス
赤い蝶ネクタイにスーツを着たパーマ頭の紳士風の男。常にビデオカメラを回すのが趣味。パクレットが死んでから入って来た囚人。ダンヴェールの日記に似た料理のレシピ本を持ち込んでいる。ダンヴェールの日記を発見して夜中に唱えており、自身のビデオカメラを地面に置いて自身の行動を一部始終残して光の中へ入り消えている。なぜか刑務官からはその存在を認知されていない。終盤に語られるが、ダンヴェールの日記の中身を読み上げたのではなく表面の点字部分を呼んだとされる。
画像なし
【その他】
クレール・カレル
エリックの妻。序盤にエリックから無理やり笑顔を作らされていた。金目当ての女で、エリックの財産を全て自分の名義にして奪い取っている。その後、会社を乗っ取っている。エリックに対して面会で離婚申請をしたいと話している。尚、エリックと面会の時にすぐ約束を破ると皮肉を漏らしていた。
画像なし
ユーゴ・カレル
エリックとクレールとの間に出来た息子。誕生日にエリックへ来れるか面会の時に聞いて脱走してでも参加すると言われ喜んでいる。エリックへ脱走の仲間として人形を渡している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8
シャルル・ダンヴェール
1920年に独房に入っていたとされる黒魔術師。永遠の若さに取りつかれた連続殺人鬼でもある。独房から脱走して若返りの治療を続けることを目的としていた。日記を元に同じ囚人の血液を使って壁に魔法陣を書いて独房から脱出し消息を絶ったとされる。実際には脱出には失敗したが、日記によって願いは聞き入れられて胎児にまで遡って若返り過ぎて消えている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=kdDcNU53q_8