ブレイド
- 1998年アメリカ映画
- 監督:スティーヴン・ノリントン
- 製作:ピーター・フランクフルト、ウェズリー・スナイプス、ロバート・インジェルマン
- 製作総指揮:マイケル・デ・ルカ、スタン・リー、アヴィ・アラッド、ジョセフ・カラマーリ、リン・ハリス
- 出演:ウェズリー・スナイプス、スティーヴン・ドーフ、クリス・クリストファーソン、ウンブッシュ・ライト、ドナル・ローグ、ウド・キア、エミリー・ハースト、アーリー・ジョバー、トレイシー・ローズ、ケヴィン・パトリック・ウォールズ、ティム・ギニー、サナ・レイサン、ドナ・ウォン、カルメン・トーマス、シャノン・リー、ケニー・ジョンソン、ジャドソン・アーニー・スコット、アール
<ストーリー>
この世には人間の他にヴァンパイアが存在する。彼らは地下の闇に潜みながら人間との共存関係を築いているが、それを知る者は多くない。 人間とヴァンパイアの混血として生まれた黒人の青年ブレイド。日光の下を歩けるためヴァンパイアたちから“Day Walker”と呼ばれる彼は、人間の老人ウィスラーと共に吸血鬼ハンターとして活動し、恐れられていた。 純血のヴァンパイアではない若き野心家のフロストは、古文書「マグラの書」を解読し無敵の力を得ることで、人間との共存状態を抜け出し、自らを頂点としたヴァンパイアによる世界制覇を目論んでいた。ブレイドとフロスト一派との激闘が幕を開ける。
AmazonPrimeで映画を視聴する
U-NEXTで映画を視聴する
登場人物【ブレイドとその仲間】
ブレイド/デイ・ウォーカー
本名はエリック。ヴァンパイア・ハーフ。移動車は黒塗りの車である。1967年にフロストが原因で産まれた。バネッサの息子であり、帝王切開で生まれている。現在はウィスラーとヴァンパイアハンターとして活動している。特徴として、ヴァンパイア・ハーフであるが故に日光の下を歩いても平気であるが、その代償に血清を打たないとヴァンパイアの渇きで人間を襲ってしまう。最近血清が効かなくなってきたため困っていた。クインに襲われたカレンを基地に連れて帰り応急処置をしてあげている。戦争用の資金不足でヴァンパイアや家畜から金品を強奪して武器製作費用に充てている。最終的に自分の実の母親と”血の神マグラ”となったフロストを殺している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=2oaK3z519uc
アブラハム・ウィスラー
ブレイドの育ての親であり良き理解者。ブレイドとヴァンパイアハンターとして武器・兵器の製造をしてブレイドをサポートしている。ブレイドの血清を作ってもいる。作中ではカントリー音楽にのせて武器を製造していた。過去に妻と2人の娘がいたがヴァンパイアに殺されている。持病でガンを患っている。カレンに硝酸銀とにんにく入りのスプレーを護身用に渡している。また、カレンにヴァンパイア化して渇きが酷くなると自殺する事を助言している。ブレイドとはいつも埋め込み式の無線でやりとりしているがピンチの時は敵地に乗り込んで助けてくれる。ブレイドが血清を買いに外出中にフロストらの襲撃を受けて、瀕死の状態となり銃で自殺したかに見えたが結局ヴァンパイア化の進行により死ねなかった。戻ってきたブレイドにフロストの目的を告げ「追うな。」と助言している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=lG3fzW93pyU
カレン・ジェンソン
血液医。カーティスから告白されて付き合ったが振っている。その後、カーティスを振った事を蒸し返してバカにしている。カーティスがクインから採取した血液の異常性を見せられクインの死体(正確には死んだフリ)を調べに行くもクインに襲われ首筋を噛まれた。病院へクインを追って訪れたブレイドにより助けてもらい基地へ連れて行かれている。ウィスラーにより応急処置でにんにく注射をされる。一旦自宅に荷物をまとめに帰った際にブレイドの囮としてクリーガー巡査に襲われるもブレイドから助けてもらった。ヴァンパイアがなぜ他人の血液を吸わないといけないかという理由は自身でヘモグロビンの精製が出来ないようになっているためでDNAをレトロウイルスを使って書き換えれば治るかも知れないと自身の体を使って人体実験した。神殿で血清がなく窮地に立ったブレイドに自らの血を提供している。ブレイドの血清の研究を引き続きしてくれている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XzS5ZiFZnxY
【ヴァンパイア族】
政治家や警察にパイプを持っている
ディーコン・フロスト
純血種のヴァンパイアではないヴァンパイア。人間たちを支配したいと思っており、人間社会に隠れて生きている純血種のヴァンパイアたちの考えに反対しており、人間を食い物ぐらいにしか思っていない。序盤のレイブパーティーに登場してり、肩がぶつかったヒートシーキング・デニスに対してガン睨みしている。ナイトクラブの経営者である。評議員しか入る事が出来ない”暗黒院”に勝手に立ち入り”血の神マグラの儀式”の古文書を解読してドラゴネッティにキレられていた。古文書の解析が終わり、ちょうどブレイドに関する報告をしに来たクリーガー巡査がウザかったのか噛み殺している。ブレイドを使って”血の神マグラ”の力を我が物にしようと白昼の公園でブレイドに対し人質の少女をとって休戦協定を白々しく話したが交渉決裂している。最終的に”血の神マグラ”となるがブレイドによりEDTA(血液凝固を防ぐ薬)の液体を何本も打ち込まれ爆死した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=taqnAzd1fyg
クイン
フロストの部下で雑魚(パシリ)。ブレイドの完全なオモチャでもある。レイヴパーティーにブレイドが現れ手下数人と捕まえようとしたが、返り討ちに合い自分自身が銀の杭を両肩に打ち込まれ火あぶりにされることになる。その際にヴァンパイア語で呪いの言葉を話している。生命力はゴキブリ並で、しぶとく生きており火あぶりにされた後、検死解剖にまわされたが蘇っている。カーティス・ウェッブにより血液サンプルを採られている。検死解剖の際にカーティスを噛み殺し、カレンの首に噛みつき血を吸っているが、病院に訪れたブレイドによって左手を切り飛ばされビルから飛び降りて逃げ延びた。その後、フロストからブレイドを生け捕りにするよう命じられるも失敗し右腕を切り落された。最終、神殿の窮地から脱したブレイドにワイヤー一本で殺された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=pIVRSARDMUw
ドラゴネッティ・ガエタノ
純血種のヴァンパイア。ブレイドの同族殺しに手を焼いている。何千年も人間社会に隠れて生きてきた。人間社会に隠れて共存する考えを持っており、人間社会と協定を結び人間を殺さないと誓っている。協定を破れば政治家たちが殺しにかかってくることになっている。フロストが勝手に”暗黒院”に立ち入り古文書を解読しているのに対しキレていた。作中ではフロストの事を”雑種”と呼んでいる。最終、フロストらに拉致され海岸で犬歯をペンチで抜かれた後、日光を浴びせられ処刑された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=BgMw8IpBUZM
シャーロット
フロストの部下。クインと一緒に暗黒院に侵入して来たブレイドを捕まえに来た。”暗黒の書”の保管室に体育座りで座っていた。蹴り技が得意であるがブレイドに顔面を叩かれ吹っ飛ばされた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Qvj4cWGY6-0&list=PLiTf11KX4x7kd0Ipm6T7XmyxxOibTJhIt&index=18
マーキュリー
フロストの側近。フロストとは親密な仲。序盤のレイヴパーティーでブラトップで踊りまくっている。動きが俊敏なのが特徴。最終、神殿内でカレンと対峙するもニンニクスプレーを開けた口にぶっかけられて頭が爆発死した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=4VWlTm8fDiY
ラクウェル
ヒートシーキング・デニスにナンパされヴァンパイアのレイヴパーティーに誘った。マーキュリーの部下。門番とヴァンパイア語の合言葉を話している。ヒートシーキング・デニスに対し「あんたのアレデカい?」と聞き股間を握っている。レイヴパーティーで血のシャワーを浴びている。ブレイドが登場し、ショットガンで顔面ごと消し飛ばされた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=gHBhKbF2xMA
バネッサ
1967年、元々人間の妊婦であったが、フロストに噛まれ道端に放置されていた所を救急搬送された。搬送先の病院で破水が起こり止む無く帝王切開でヴァンパイアハーフのブレイドを出産した。尚、お腹の子の夫は不明。後にヴァンパイアとなりフロストの部下としてブレイドを罠にかけ苦しめるが最終的にブレイドに落ちていた骨を突き刺され殺される。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=N2dsBKJ6oWc&list=PLiTf11KX4x7kd0Ipm6T7XmyxxOibTJhIt
パランティン
純血種のヴァンパイア。ドラゴネッティへブレイドから同族が殺された事を評議会の場で報告した。”血の神マグラ”の生贄として神殿に拉致られたがマーキュリーにフロストに利用されて捨てられると言い逆鱗に触れ剣を突き刺され絶命した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=prB18TGxrdM&list=PLiTf11KX4x7kd0Ipm6T7XmyxxOibTJhIt&index=31
パール
文書保管係の豚ヴァンパイア。オカマ。悪臭が漂っているらしい。ブレイドらにより紫外線ライトで拷問され殺された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=TC4CDyCaeIA
【その他】
ヒートシーキング・デニス
ラクウェルをナンパしてナイトクラブのレイヴパーティーに誘われるもヴァンパイアの集まるパーティーであり、血のシャワーがかかってドロドロになってヴァンパイアどもに襲われかけるがブレイドに救われた。ラクウェルから「あんたのアレデカい?」と聞かれ「ミサイル並さ!」とアホ回答をして股間を握られた事で知られている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=P66VwnZ-sIU&list=PLiTf11KX4x7kd0Ipm6T7XmyxxOibTJhIt&index=4
クリーガー巡査
42分署所属。フロストの家畜。ヒルバーン病院から血液袋を運んでいる途中にカレン宅に立ち寄っている。カレンがクインに噛まれてブレイドから応急処置された後に一旦帰宅したところ、「鍵が開いていたので見回りで入って来た。」と話した。勘違いしたカレンがヴァンパイアと間違えてにんにくスプレーをかけたが臭そうな顔だけしている。隠れていたブレイドにより半殺しにされるも隙を見て一旦逃走している。夜に再度放置していたパトカーに戻ってきておりヒルバーン病院を引き払う指示をパールにしている。そのまま日本料理屋のキッチンにあるアジトを吐かされ逃がされた。最終、ブレイドに関する報告をフロストに行ったが噛み殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XzS5ZiFZnxY
カーティス・ウェッブ
検死解剖医。カレンと付き合っていたが振られている。あわよくばカレンと寄りを戻そうとしている。カレンと一緒にクインの死体を解剖しに行くも、蘇ったクインにより首を噛みつかれ絶命したとされていたが、後に隔離された地下でゾンビの様な姿(変身し損ねた姿)で捕らえられたカレンにより発見される。尚、変身し損ねるとゴキブリやネズミを喰うようになる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=6RP8wOh18Xs&list=PLiTf11KX4x7kd0Ipm6T7XmyxxOibTJhIt&index=7
ラストのモスクワへブレイドが現れるシーンですがカッコイイ。