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死霊ゾンビ伝説 ヘルデモンズ

死霊ゾンビ伝説 ヘルデモンズ

 

作品紹介
死霊ゾンビ伝説 ヘルデモンズ
  • 1989年アメリカ映画
  • 監督:S・P・ソムタウ
  • 製作:レックス・ナカシマ
  • 製作総指揮:S・P・ソムタウ、ウェンディ・イケグチ
  • 出演:ティム・サリヴァン、ウェンディ・ウェッグ、S・P・ソムタウ

 

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<ストーリー>

邪教信仰の司祭によって生まれたゾンビたちとバスケットで戦うアクションホラー。考古学を研究する学生チームと神父は、ある村に向かう途中で邪教司祭の罠にはまる。襲い掛かるゾンビたちから逃れるためには、闇のバスケットコートで戦うしかなく…。

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登場人物

 

【メキシコツアーメンバー】

メキシコへ市民大学の考古学ツアーとしてオサリバン神父引率で向かっていた。途中、トドスサントスの村のホテルに泊まっている。

 

ジーク・オサリバン神父

信仰を失ったバツイチ中年神父。元々修道院で知り合ったシスターのテシーとヤって妊娠させている。バスケットを少年らとするアクティヴな男。ローリーが父の事で相談に来たが、あまり話を聞かずに家へ追い返そうとした。翌日よりメキシコへ市民大学の考古学ツアーの引率としてオアハカに向かっている。途中で、変なババアに娘の悪魔祓いを頼まれたが、罠であり死霊に憑依される事になる。死霊憑依後はアイバンを遺跡に拉致し、フロントの女へ顔面パンチをして顔面ごと破壊している。フロストの右腕をちぎり取って彼の口へ突っ込み殺している。死のコートでアイバンを殺すようにウムツェック博士から命令されたが抵抗している。最終、テシーより「今でも愛している。」と言われ正気を取り戻す。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

マリア・テレーズ/テシー

オサリバン神父の元妻。息子アイバンとメキシコツアーに参加している。妊娠したため修道院を破門されている。その後、働きながらオサリバン神父との子どもアイバンと一緒に暮らしていた。子育てには父親が必要だと思っている。未練たらたらでオサリバン神父とメキシコツアーで再会し、どさくさに紛れてキスしている所をアイバンに発見されている。洞窟内で操られたアイバンにより口に臓器を突っ込まれている。最終、オサリバン神父へ「今でも愛している。」と言い正気を取り戻させ家族として寄りを戻した。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

アイバン

オサリバン神父とテレーズとの間に出来た長男。バスケが好き。元々バスケ観戦のチケットを持っていたが、母テシーに無理やりメキシコツアーに参加させられキレていた。反抗期のガキでいたずらをよくする。万引きを平気で行う。父オサリバン神父の事を”スカート野郎”と罵っている。母からは実の父は宇宙飛行士だと言われていた。当初、父がオサリバン神父と知らされていなかった為、彼が父と発覚した時にキレていた。オサリバン神父が死霊に憑依されて遺跡に変な衣装を着せられ拉致られた。最終、正気に戻ったオサリバン神父を父と認めている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

ローリー・シゲナカ

マセた家出少女。母と弟はすでに死んでいる。神父の元へ訪れ、父が事故にあって輸血をしたが、輸血した血液内にバイ菌が入っており死ぬのではないかと心配していて家に帰りたくないので一晩泊めて欲しいとウソの相談をした。ウソであるとわかっていた神父からは大丈夫だから帰れとそっけなく追い返されるも一晩だけならと許しを得ている。マセガキで神父の事が気に入っている。どさくさに紛れてメキシコツアーに参加している。途中、トドスサントスの村の喫茶でカルに声をかけられている。オサリバン神父が死霊に憑依されても最後まで信じていた。最終的に父親が嫌いではない事を幻の父に対して認め、カルと結ばれる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

ウィルバー・レミング

バカ夫婦の夫。メキシコツアー参加者。妻とヤる事ばかり考えている。宇宙の振動、リズムを感じ心の平安を得るサイキック講座に通っている。ツーソンという都会のど真ん中で座禅を組んで「ンー。」と唸っていた。彼女のサイキック講座に付き合う代わりにメキシコの遺跡に旅行へ行こうと交渉している。バス内で下品な話をするドゾワールに注意をしようとするも妻より横槍を入れられている。死のコートでは勇敢にも手下のゾンビらと戦い、邪教徒2人組のロン毛の方を儀式用ナイフで刺し殺した。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

クラリス・レミング

バカ夫婦の妻。メキシコツアー参加者。宇宙のオーラを感じれるとのこと。バス内で下品なドゾワールに対して前世はカバと罵っている。クリスタルを使ってサイキック訓練をする事もある。ドゾワールの事件後にフロストが代わった部屋に誰かがサイキック訓練用のクリスタルをベッドに無断で置いたためフロストから言いがかりを受けた。死のコートでは勇敢にも手下の邪教徒2人組とクリスタル片手に戦っている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

ドゾワール

メキシコツアー参加者。バス内で男が村人にケツを掘られる下品な猥談を話していた。ホテルではアダルト番組を見ていたが、魂の闇を口にする女により回し蹴りをされ首を窓から吹っ飛ばされて、アイバンが使用していたバスケコートのバスケゴールにインして絶命している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

フロスト

メキシコツアー参加者。ドゾワールのツレ。常に杖を持って行動している。ドゾワールの下ネタにうんざりしている。風呂中にドゾワールが殺されたが気付いてなかった。ドゾワールの死後、ホテルフロントに部屋替えを申し出ている。部屋替え後にクリスタルがベッドに置いていた為、クラリスに言いがかりをつけている。オサリバン神父が死霊憑依された後に右腕をちぎり取られ無理やり口に突っ込まれて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

カル

サーグネグル教授の助手。トドスサントスの村でローリーに声をかけたナンパな奴。教授が解読した古代マヤの法典をローリーに読ませたところアイバンの存在が生贄であると指摘される。古代マヤの文字を解読して一行を死のコートへ導いた。また、マヤの死神に対抗するには光の神が必要であると話している。死のコートに到着してウムツェック博士へバスケの試合を申し出た。光の神を身に宿しバケモノの姿で死神を倒している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

【邪教徒たち】

トドスサントスの村を活動拠点としている。古代マヤ族の風習を受け継いだ活動内容を行っている。ターゲットを絞って悪夢を見せることや夢の中に現れることが可能。

ウムツェック博士

神学博士。邪教の司祭でもある。ピアノが得意である。ショパン、リスト、モーツァルトが弾けるらしい。ウムツェックという名はマヤの死神の名前であるが実際は下僕。邪教の生贄としてアイバンを狙っている。定期的にウムツェックの食事(生贄)として子どもたちを人身売買した後に殺して臓器を抉り出している。自分の役目が終わった後に投資ブローカーになりたいと思っている。死のコートに訪れたカルらにバスケの試合を持ち出され受け入れた。バスケにはゾンビらを数体召喚して対応させている。カルが光の神を身に移し変身したため、自身も死神の姿となって戦った。最終、光の神となったカルの尻尾なぎ払いで頭部の巨大なクリスタルがとれて絶命。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

手下の邪教徒

変な部族衣装を着た2人組。少女の死体を道路に置いてバスツアー中のオサリバン神父一行の行く手を邪魔した。降りてきたバスツアー客らを前にに急に現れて変な呪文を唱えた。ウィルバーがチップを渡すと「子供を探しに行く。」と言い消え去った。ウムツェック博士の指示で動いている。トドスサントスの村に一行が到着した後にバスドライバーを呪術で殺し、バスツアー用のバスを動かなくさせるため古代マヤ語で呪いをかけた。死んだ者を操る能力もある。死のコートでは退屈そうに審判をしていた。ロン毛の方が儀式用ナイフを拾ったウェルビーから背中を刺され死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

魂の闇を口にする女

当初、変なババアに「娘が悪魔に憑りつかれた。」とされ、オサリバン神父に悪魔祓いされる予定だった娘。ウムツェック博士とグルであり右腕的な存在である。訪問して見に来たオサリバン神父の臓器を抜き出し自分の臓器と交換している。臓器=死霊の憑依として表現されている。ドゾワールを回し蹴りで殺した犯人である。憑依後のオサリバン神父を操ている。最終、ウムツェック博士が敗北後、遺跡内で踊りながら生き埋めになっている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=CIH2AhcaYO4&t=31s

変なババア

オサリバン神父をおびき出す係。娘が悪魔に憑りつかれたとしてオサリバン神父へ悪魔祓いの依頼をしに来た。娘を見たオサリバン神父から”トゥレット症候群”であると言われている。ウムツェック博士とグルである。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

【その他】

村長

トドスサントスの村の村長。オサリバン神父が村に着くと邪教が村に蔓延っていると話している。ドゾワールの首がバスケゴールに吹っ飛ばされた時に第一発見者のアイバンを警官が取り調べしていた際に通訳してあげている。ジェスチャーのキレが良い。手下の邪教徒2人組によりバスを操られ壁に挟み殺されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=8rvMD-_fRl0&t=417s

 






豆知識
トドスサントスの村

”笑う死者の祭り”が行われている。内容は、先祖の墓のそばで祝宴をする奇妙な祭りとされている。男たちは骸骨に扮し、あらゆる所に現れる。キリスト教の習慣だが、死への憧憬に古代文化の影響も見られる。生贄の文化である。屋台も祭りで出されており、骸骨の飴やオブジェ販売している。

古代マヤ族の風習

埋葬前に遺体が動かないように縄で縛る。

マヤ族の法典

”オーラの効力を転換させるには血の星、すなわち火星の軌道を生贄によって変える事”

”光に捨てられた者が行い、父を知らぬ子が生贄に”

とインカ人の記録に残っている。

マヤ族の儀式

死のコートでバスケをして敗者が生贄になる風習がある。

クリスタルの力

死霊への対抗する武器としてレミング夫婦の持っているクリスタルが有効とされている。また、死のコートへ向かう鍵として使用されている(入口はフロント横のマヤ族の法典の模様がある所)。

悪夢の迷宮

洞窟であるが、あの世との境界とされ、亡者らが沸いている。恐怖心から幻を見る場所ともされている。

トゥレット症候群

チック(突然に出現し,素早く,繰り返される運動または音声です)で定義される症候群であり,神経発達症に含まれます。多種類の運動チックと1種類以上の音声チックが1年以上にわたり続き,小児期に発症します。 チックは自然に増えたり減ったりするものですが,心理状態によって影響を受けることがあります。しかし,チックは親の育て方や本人の心がけに問題があって起こるわけではありません。

 

トゥレット症候群の動画を見る

 

【作中でよく流れているピアノ曲】

Piano Sonata No. 12である。

 

恐怖度

 ☆☆★★★

<感想>

B級作品であるも変に手の込んでいるところが好き。最終の戦いの舞台がバスケットとはイカれてるw

 

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