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狼の血族

狼の血族

 

作品紹介
狼の血族
  • 1984年イギリス映画
  • 監督:ニール・ジョーダン
  • 製作:クリス・ブラウン、スティーヴン・ウーリー
  • 出演:サラ・パターソン、アンジェラ・ランズベリー、トゥッシー・シルバーグ、デビッド・ワーナー、スティーヴン・レイ、キャスリン・ポグソン、グレアム・クローデン、シェーン・ジョンストーン、ダニエル・ダックス、ミッシャ・バージーズ、ジョージア・スロウ、ジム・カーター、テレンス・スタンプ

<ストーリー>

屋根裏部屋でひとり眠るロザリーン(サラ・パターソン)。彼女は夢を見ていた。村娘ロザリーンは、狼に殺された姉の葬式の後、森に住む祖母(アンジェラ・ランズベリー)の家で狼男の話を聞いた。《昔々、村の娘(キャスリン・ポグソン)が行商人(スティーブン・レイ)と結婚したが、初夜に花婿は姿を消した。数年後、再婚した妻のところへ現われた花婿は、狼男に変身して襲いかかってきた》。祖母は「眉毛のくっついた男は狼男だから気をつけろ」と注意した。ロザリーンに恋する少年(シェーン・ジョンストーン)は、彼女と森へ行く。しかし、途中でロザリーンは姿を隠し、少年は狼を見て村へとんで帰る。人々が心配しているところへロザリーンが戻り、鴬の巣の卵から孵った小さな赤ん坊の像を母親(トゥッシー・シルバーグ)に見せた。父親(デイヴィッド・ワーナー)たちは、狼退治に出かける。ロザリーンは、母に祖母から聞いた話をする。《昔々、貴族の婚礼披露宴に村娘が姿を現わした。花婿に捨てられた彼女は、居並ぶ貴族に呪いをかけて、狼に変身させた》。父親は狼をしとめて戻ってきたが、狼の足はいつの間にか指輪をはめた人間の手に変わっていた。祖母を訪ねる途中の森で、ロザリーンは、眉毛のくっついた狩人(ミッシャ・バージーズ)と出会った。狩人は、彼女より先に祖母の家へ着き、祖母を食い殺していた。怖くなったロザリーンは、狩人に発砲した。すると、狩人は狼に変身した。ロザリーンは狼をなでながら、狼少女(ダニエル・ダックス)の話をした。そこに両親や村人がやって来た。家の中には二匹の狼がいた。一匹は、ロザリーンの十字架を首からさげていた。もう一匹は、森の中を駆けていく。そのとき、ロザーリンは、屋根裏部屋のベッドで起きあがった。彼女に狼の群が襲いかかってくる。

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登場人物
ロザリーン

姉の化粧品を勝手に拝借するマセガキ。最終、自宅の窓ガラスを割って狼が侵入し襲われている。

以下夢の中である。

冒頭で姉が死んで祖母の村に引き取られている。どんな男でもキスするバカ女。アモラスが森でほったらかした散歩後に「村のこどもはバカばかり」と理解している。母に『領主に捨てられた女の呪い』を話している。最終、祖母を喰い殺した狼男に対し『傷ついた雌狼』を話して自身も狼となっている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=g6lxvKLRvRY

ロザリーンの祖母

ロザリーンへ森との付き合い方を教えている。ロザリーンへ谷の向こうでできた上等の毛糸で赤いショールを作ってあげている。『行商と村娘』と『森で悪魔に出会う宿命』の話をした。ロザリーンの母には厳しく、園芸とパイ作りの才能がないと話している。最終、ロザリーンに化けた狩人の狼人間と自宅内で揉み合ったが、張り手一発で首を吹っ飛ばされて喰い殺されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=nRisGPnBqyM

ロザリーンの母

アリスが死んだ事で落ち込んでいる。家では家事をしている。アモラスがロザリーンを森に置いて一人で帰って来た時に親同士の喧嘩を仲裁している。ロザリーンの祖母(母)からは厳しい躾をされている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Xm7hGcLEtcs

ロザリーンの父

猟師。ロザリーンが散歩に向かった森で狼が現れたことを知り、狼狩りに出ている。無事狼を殺して帰宅したが、灰色の大きな狼の前足を切って持って帰ると人間の手に変わっている事を話している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Xm7hGcLEtcs

ロザリーンの姉(アリス)

作中冒頭で両親が帰宅したため部屋で寝ているロザリーンを呼びに行っている。ロザリーンに対し「根性曲がり、出っ歯、はみ出し者」と罵っている。ロザリーンの夢の中で人形や狼の群れに襲われて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=QXwt61IAuqQ

【行商人と村娘の話】

 

行商人

村の娘の1人目の夫。村の娘と結婚をしたが初夜に「小便へ行く。」と言い失踪している。数年後、再び妻の前に現れ狼男となった姿を見せている。二番目の夫が帰って来て斧で首を吹っ飛ばされ死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=nRisGPnBqyM

村の娘

行商人と結婚後の初夜に失踪され、二番目の夫と結ばれ子どもを3人授かる。弟がおり、ベッドにイタズラでハリネズミを忍ばされていた。行商の夫が家に戻って来ないため捜索したが狼に襲われて死んだと思い、再婚している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=nRisGPnBqyM

二番目の夫

村の娘が再婚した相手。子どもを3人授かったが、妻に対して暴力を振るうようになった。帰宅すると狼が妻を襲おうとしていたため斧で首を吹っ飛ばして殺している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=nRisGPnBqyM

【村の人々】

 

牧師

当初アリスの葬儀で祈りの言葉を話している。庭の木を切ったり、教会で聖書を読み上げたりしている。狼少女を保護する場面でも出演している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=vp5gbwdKWo8

アモラス

アリスの葬儀に同席し、ロザリーンへ舌を出して挑発していたところを母親に見つかり殴られている。ロザリーンへゲームをしようと言い水を顔面にかけられていた。ロザリーンに気があり花束を渡し森へ散歩に誘いキスを迫るも、狼が出てきたためビビッてロザリーンを置き去りにして村へ帰って来た最低な奴。後に狼狩りに同行している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Xm7hGcLEtcs

【化け物】

狩人

ロザリーンが祖母の家へ向かう途中に現れた狼男。自称紳士で舌が長い。当初、狩人として森の中でロザリーンに近づきコンパスを見せている。ロザリーンとどちらが祖母の家まで早く着けるか彼女のキスを賭けて勝負した。先にロザリーンの祖母の家に着いて祖母を張り手一発で首を吹っ飛ばして殺した後喰っている。左肩をロザリーンにショットガンで撃たれるも完全に狼に変身して家から逃げ出している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=g6lxvKLRvRY

狼少女

雌の狼人間。狼の姿で夜に村をウロウロしていたところを村人に銃撃され負傷して教会の神父へ助けを請うた。傷は癒えて元居た狼の世界へと帰ったとされる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=vp5gbwdKWo8

悪魔

狼男が生まれたキッカケを作った悪魔。車で現れ青年へ小瓶を渡している。運転手は魔女である。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=QQUZHb96E5c

 

作中でカエルが良く出て来ます。夢の中であるという表現かも。






豆知識

【神父の祈り】

女より生まれてくる者の命は短く

苦難は多く

花のように手折られる

また移ろいやすく

影のごとくとどまらず

人生半ばにして死を迎える

なれど神の慈悲を受けるは喜びなり

旅立つ娘の魂を神の手にゆだね

肉体は大地に戻す

土は土に

灰は灰に

塵は塵に

【祖母の忠告】

  • 森の中は昼間は道を通っていれば安全
  • 落ちたリンゴに注意しろ
  • 眉毛の繋がっている人間には注意しろ
祖母が話した狼について

悪い狼は腹の中まで黒く地獄へ引きずり込むとされる。

牧師について

牧師の子には狼になるのがいる

クリスマス生まれの逆子で繫がり眉毛がいる

 

【教会での祈りの言葉】

イザヤ書 第11章

6節から8節まで

”狼は子羊と共に宿り”

”ヒョウは子ヤギと共に”

”子羊 若獅子 肥えた家畜も共に”

”童に導かれる”

”牛と熊が共に食い”

”子牛と子熊が共に伏す”

”獅子は牛のようにワラを食い”

”乳飲み子は毒蛇の洞穴でたわむれ”

”乳離れの子はマムシの穴に手を入れる”

”わが聖なる山においては”

”傷つくことはない”

”主を知る知識は地に満ちて”

”海の水のごとし”

【エンドロールでの警告】

女の子たち よくお聞き

道の途中で止まらぬこと

見慣れぬ人を信じるな

思いもよらぬ事になる

美しければ知恵もつけよ

狼はあらゆる姿で現れる

だからこれは本当の事

甘い口には牙がある

 

恐怖度

☆☆★★★

<感想>

内容はあんまり。狼がすごい数で現れます。目の色が色々変わって不気味。また、狼男への変身シーンが結構凝った仕上がりです。

 

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