本名レノア・ハーカー。大学院生で専攻は19世紀のフランス詩人。20代前半で軍人一家の生まれ。両親は海外に駐屯中。夫フランクがいる。妊娠したためフランクの家へと大学院を休学して行っている。大学院を出る荷造りをしていた時に友人のマーニーに赤いカーディガンを渡していた。フランクの家へ向かい、シャワー中に胎児ダニエルが腹の中で急成長したため病院へ救急搬送されている。異常な速度でダニエルが腹の中で成長したため分娩室で帝王切開を行ったが、麻酔で気を失っている。フランクがダニエルに対してタオルをキツ目に巻いていたため、ややメンヘラ気味にキレていた。ダニエルに母乳を与えている。ダニエルから左乳首を噛みつかれて出血している。パーキンス巡査部長より警察署へ連行されてボールドウィン博士より心理療法を試されているが途中退席して帰宅している。マーニーから論文提出をしないと落第になると聞いている。ダニエルがうさぎの内臓を食べているのを発見し、死体を取り上げている。以降、ダニエルへ母乳提供時に乳輪に歯型がかなり残された状態から毎回ダニエルに乳首を噛まれていると思われる。再び、ボールドウィン博士が家へ訪れて調査協力の催眠療法に協力するよう話されたため対応している。ダニエルがボールドウィン博士の車中で彼を喰い殺しているのを目撃して引き離している。ボールドウィン博士の車を証拠隠滅のため死体ごと隠している。黒いドレスと御馳走を用意してフランクの帰りを待っていた。自宅にマーニーが押しかけたため台所で話をしたが、子育てでノイローゼ気味な部分をマーニーから指摘されてキレていた。ダニエルが殺したマーニーとハリーの死体をトラックの荷台から発見して地下室へ隠していた。段々、過去の記憶がフラッシュバックして情緒不安定な状況になっている。過去にマーニーから妊娠した時に中絶をすすめられて、ネットで流産誘発薬を購入し、6錠飲んで吐きまくっているがダニエルを身ごもった。終盤では放心状態で無気力にロッキングチェアに放心状態で座っていた。地下室が騒がしかったためダニエルを探しに、地下室から家の外の林へと向かっており、林の中で負傷しているフランクを発見していた。ダニエルを林内で発見しており、ダニエルを抱きながら火事になっている屋内へとクリスを無視して入って死んでいる。

モテモテの有名建築家。レノアの夫。弟のクリスがいる。クリスを小学校へと送り迎えしている。右肩にドラゴンのタトゥーを入れている。工事の現場監督も行っている。妊娠したレノアとの子どものために部屋を用意していた。急にレノアが産気づいたので病院へ搬送している。レノアがダニエルに対してタオルをキツく巻き過ぎているとややメンヘラ気味にキレられた時に、ダニエルから右手の小指を怪我させられている。レノアにドレスデートを誘いダニエルの子守りを別の者に任せようと提案していた。ダニエルの子守りを冗談でクリスに提案したが拒否られている。帰宅してベビーベッドを覗いたがダニエルでなく鳥の死体が置かれていてビビっていた。自宅のヒューズが飛んだため地下室へと向かったがダニエルに扉を閉められ閉じ込められていた。たまたま地下室内の棚の扉を開けたらマーニーとハリーの死体を発見してすぐパーキンス巡査部長と鉢合わせとなり、殺人犯と疑われていた。パーキンス巡査部長より上階が騒がしかったため、原因を聞かれた際にダニエルの仕業だと返答している。パーキンス巡査部長を襲ったダニエルをゴミ箱内に閉じ込めて地下室から林の中へと運び出している。一瞬怯んだ隙にダニエルから右腹部を攻撃されて負傷して弱っているところを駆け付けたレノアに発見されていた。火事になった自分の家の中へダニエルと入っていくレノアを止めようと向かったが手遅れであり、合流したクリスと火事で燃えゆく家を傍観していた。

フランクの弟。ダニエルの叔父でもある。一家で交通事故に遭ってから身体障害があり、両足が不自由なため普段は車椅子を使用して移動している小学生。パームグレン小学校に通っている。ニコルからダニエル出生の殺人事件の事を聞かれていた。家でTVゲームをしている。狩っている猫が自身のベッド下でダニエルに襲われるのを目撃している。以降、ダニエルを怖がっている。フランクとレノアが外出のために一旦自室に待機させられていた。ダニエルが原因で屋内が騒がしかったため両腕に装具を付けて外へ避難していた。ダニエルを抱いたレノアが火事になった屋内へと入ろうとしたところを止めているが無視されていた。その後フランクと外で合流している。

大学院生でレノアの友人。レノアとの大学院生活を楽しんでおり、彼女が妊娠によって休学し、フランクの家へ行くのを寂しがっていた。レノアから赤いカーディガンをもらっている。レノアが大学院にいなくなって寂しかったため、パーティの途中やビーチバレー中に彼女へと連絡していたが、レノアが電話に出ない事に心配していた。レノア宛に学部長から論文提出の催促通知が来ているため、論文を提出しないと落第すると警告していた。レノアが心配でハリーと一緒にフランクの家へと押しかけている。フランクの家でレノアと再会を果たしたが、子育てでノイローゼ気味のレノアを見て説教をカマしてキレられて追い返されている。帰ろうと車中にいないハリーを探したところ、フランクの自宅にあるトラックの荷台でハリーの死体を発見しており、近くに潜んでいたダニエルに喰い殺されている。過去にレノアがフランクの子（ダニエル）を妊娠した時にネットで流産を誘発する薬の副薬で中絶をすすめていた。

大学院生でマーニーの恋人。女同士がレズるのを見るのが趣味。大学院生活を謳歌してビールパーティーやビーチバレーに参加しているがマーニーの事を気にしている。マーニーの頼みでレノアのいるフランクの家へ車で向かっている。フランクの家のトラックの荷台に潜んでいたダニエルに喰い殺されている。後に死体をマーニーが発見していた。

小学校でクリスに学校に殺人犯が現れるから危ないと話しかけた少女。自称：逃げ足の速い転校生。チャイムと同時にクリスの前から去って行った。以降、クリスと食堂で目が合っているが無視している。

レノアの搬送された病院で医師や看護師がダニエルに虐殺されたため呼び出されている。応援部隊を呼び出して病院内を捜索した。レノアの病室へ行き、警察側の用意した臨床心理士による逆行催眠に参加して医師らの虐殺事件について協力して欲しいと依頼しに行っている。レノアの素性を嗅ぎまわっていた。後日、レノアらの家へ訪れて、ボールドウィン博士の診察を受けるよう依頼し警察署へ同行させている。ボールドウィン博士と急に連絡がつかなくなり、スケジュールを警察署のジーニーに調べさせている。ボールドウィン博士の行先がフランクの家だとジーニーから報告をもらった後にマーカス巡査に5時にフランクの家で合流すると指示を出している。フランクの家に到着して家の周囲を捜査していたところ、地下室に続く床の血痕からフランクの元へと辿り着いている。フランクが殺人犯であると勘違いして、彼に銃を向けて威嚇していた。地下室の天井に潜んでいたダニエルに襲われて死んだが、死ぬ前にフランクの自宅内に発砲し火事の原因を作っている。

精神科医。警察が手を回している臨床心理士でもある。パーキンス巡査部長からレノアが心的外傷で記憶が遮断されている原因を突き止めるため調査をするよう依頼されている。パーキンス巡査部長により連行されたレノアに心理療法を試したが途中退席されている。再び調査協力と称して車でレノアの家へ向かい、催眠療法を試みるため彼女と接触している。レノアからは相手にされず車に乗り込んで帰ろうとしたが、後部座席に潜んでいたダニエルに喰い殺されている。後に訪れたレノアに死体を発見されていた。

通称：ダニー。レノアの腹の中で急成長したバケモノ赤ん坊。キバとツメが長く伸びている。病院へ搬送されて帝王切開を行ったが、立ち会わせた医師や看護師を虐殺している。母レノアに逆らった父フランクの右手小指を怪我させている。産後すぐに寝返りをうったとされる（4か月以内）。レノアの左乳房に噛みついて出血させたり、クリスの飼っている猫を襲っている。鳥を襲って食っているのを帰宅したレノアに発見されて止められていた。うさぎの内臓を食べているところを母レノアに目撃されて、ウサギの死体を取り上げられていた。母レノアの乳房を何度も噛みついて歯型を作っていた。ボールドウィン博士の後部座席に潜んで、彼を喰い殺している。レノアを心配してフランク宅へ訪れたマーニーやハリーをトラックの荷台から襲い掛かって殺している。ベビーベッドに鳥の死体を置いて身代わりにしており、帰宅したフランクを驚かせている。自宅に訪れたマーカス巡査をキッチンで襲って殺している。地下室にいたパーキンス巡査部長を奇襲して殺していた。フランクによりゴミ箱内に閉じ込められて家の近くの林に連れて行かれていた。一瞬フランクが怯んだ隙を見て反撃しており、ゴミ箱から逃げている。レノアにより発見され抱かれながら火事になった家へと入っていき死んでいる。

ナンバー”3634”である。