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戦慄!呪われた夜

戦慄!呪われた夜

トム・ホランドが初めて脚本をとった処女作品。中々良作です。この監督ですが「ハウリングⅡ」の監督としても知られています。セミの生涯の様に”第一夜”と章が分かれています。

元々、インディアンのセミの伝説からヒントを得た作品とされています。

作品紹介
戦慄!呪われた夜
  • 1982年アメリカ映画
  • 監督:フィリップ・モーラ
  • 脚本:トム・ホランド
  • 出演:ロニー・コックス、ビビ・ベッシュ、ポール・クレメンズ、ドン・ゴードン、R・G・アームストロング、L・Q・ジョーンズ、メシャック・テイラー、キャサリン・モファット、ローガン・ラムジー、ジョン・デニス・ジョンストン、ルーク・アスキュー

<ストーリー>

1964年新婚旅行の最中、ミシシッピ州の林道(ニオバ)で車が立ち往生してしまった若いマクラリー夫婦。夫イーライが助けを呼びに行っている間に、 妻キャロラインは夜の闇に紛れて忍び寄った何物かにレイプされてしまう。17年後、思春期を迎えた夫妻の息子マイケルが 謎の重病に冒された。両親の胸をよぎる不吉な予感。全ての原因はあの忌わしいレイプ事件にあるのではないか? そして恐るべき暴行魔の正体が判明した時、マイケルの獣性が目覚めた。頭が膨れ、皮膚は裂け、骨が変形し― 遂に恐るべき怪物が誕生する!

 

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登場人物

【マクラリー家】

イーライとキャロラインが新婚旅行時に立ち寄った”ニオバ”の標識のある林道で車が故障し立ち往生となってしまう。イーライが助けを呼びに行っている間にキャロラインはバケモノ(ビリー)からレイプされている。愛犬ソー(ゴールデンレトリバー)を飼っているが林道でバケモノ(ビリー)に殺されている。その後、マイケルが産まれており、彼が17歳の時に遺伝的な脳下垂体の異常となったため原因であるビリーを探しにマクラリー夫婦は再びニオバの地へと足を踏み入れている。

イーライ・マクラリー

マクラリー家の父。17年前に妻キャロラインとの旅行途中に車が故障したため、妻キャロラインを残しガソリンスタンドへレッカー車の要請に向かったが戻ってきた時には妻キャロラインがレイプされ体中泥だらけの状態を発見し助けている。17年後にマイケルがオドム医師の病院へ容体変化にて搬送されたが、診察内容に納得がいかず、オドム医師を罵倒しておりミシシッピ以外のアトランタかヒューストンの病院でマイケルを診てもらう事を妻キャロラインへ打ち明けている。マイケルを助けるためニオバへ妻キャロラインと調査に訪れている。シューンメイカー医師の病院に搬送されたマイケルの状態が安定したと聞きヒューストンの病院へ精密検査を受けに行こうとマイケルを説得したが断られてる。黒松の沼でビル保安官らと白骨死体の掘り起こしを手伝っている。キャロラインがマイケルが病院から脱走したとの報告を受けてビルらとマイケルが気になっている少女アマンダのいる家へ向かったと推理して現地へ向かいマイケルを発見し確保している。病院でマイケルから本当の父はビリー・コナーズであると言われショックを受けていた。シューンメイカー医師の病院へ運ばれたマイケルの様子を同席して見ている。マイケルからライオネル・カーウィンの地下室の話を聞いてビル保安官と一緒に向かっており、ビリーの白骨死体を発見している。変異したマイケルを追って黒松の沼へ向かったが、地面に潜んでいた変異したマイケルから襲われているがキャロラインの銃撃により助けられている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=RdL23CR9K5w

キャロライン・マクラリー

マクラリー家の母。ビンビン乳首女。イーライとの新婚の夜(17年前)にビリーによってレイプされてマイケルを産んでいる。マイケルが17歳となり脳の異常症状が見られたため夫イーライとニオバの地へと向かっている。以降、イーライと行動を共にしている。途中でマイケルが病院から脱走したことをイーライのいたデクスターの葬儀社へ向かい伝えている。イーライと一緒にプラット家へ向かいマイケルを発見している。シューンメイカー医師の病院へ運ばれたマイケルの様子を同席してマイケルが変異しているのを目撃している。変異したマイケルを追って黒松の沼へ向かったが、地面に潜んでいた変異したマイケルからイーライが襲われているのを目撃し、ショットガンをマイケルの頭に2発銃撃して殺している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=WdD2JN10zpY

マイケル・マクラリー

17歳。マクラリー家の長男。キャロラインとバケモノ(ビリー)とのハーフ。脳下垂体の異常で17歳より腫瘍が出来てオドム医師のいる病院で治療を余儀なくされている。オドム医師のいる病院で点滴をされながらビリーの記憶の中の夢を見ており、後にビリーの意思に操られている。オドム医師の病院から抜け出して車でニオバのビリーの小屋へ向かった後にエドウィン宅へと向かっている。配達のガキと勘違いされてエドウィンから屋内へ招き入れられた後に彼を喰い殺している。アマンダの庭で気絶してシューンメイカー医師のいる病院へ搬送されている。後日、アマンダの家へと向かい、お礼を名目として一緒に黒松の沼へと向かっており現地でイチャイチャしている。病院から抜け出し、トムの元へ向かった後にデクスターを死体防腐剤の機械で刺し殺している。夜中にアマンダの寝室に忍び込んだがイーライらに発見されており、同席していたホレスに殺害予告をされながらも身元を確保されていた。ビリー・コナーズの記憶と思考がリンクして父イーライに対して本当の父親ではないと病院で言い放っている。自身の正体に感づいたトムを変電所で配電盤へと投げつけ感電死させている。アマンダの元を訪れてカーウィンの一族のため狙われて殺されるかも知れないので一緒に車で逃げようとやや食い気味に駆け落ちの提案をして説得している。ビリーの意思により、攻撃的になりアマンダの首を絞めたり、ドアノブを破壊したが我に返って2階の窓から外へと飛び出して気絶している。シューンメイカー医師の病院へ運ばれて、シューンメイカー医師により処置をされていたが、自らを殺すよう志願しており、同時にライオネル・カーウィンの地下室へと行くよう話していた。以降、変異して自我を失いホレスとカーウィン判事を殺した後にアマンダをレイプしたが、キャロラインからショットガンで射殺され死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=KIE436-2xcE

【プラット家】

ティッパーという名のラブラドルレトリバー(黒)を飼っている。ホレスはライオネルの従弟。尚、ティッパーは黒松の沼で人間の手を発見してイチャイチャ中のマイケルとアマンダの前に持ってきたためムードをぶち壊しにしている。一応、カーウィン一族である。

ホレス・プラット

プラット家の父。性格は粗暴であり、DVしゃくれオヤジ。長女アマンダがいる。アマンダを執拗に過保護に育てている。2年前に妻と間男の浮気を発見して2人とも殺しているが判事の従弟であるため無罪となった過去を持つ。アマンダが黒松の沼で勝手に遊んでいたためキレながら現地へ迎えに行っている。イーライらがマイケル捜索のために自宅を訪れており、アマンダのいる2Fで悲鳴が聞こえて向かった先にマイケルを発見したため、すかさず殺害予告をしていた。マイケルが自宅に忍び込んでアマンダにちょっかいを出しているのを知り、ショットガンを持ちながらカーウィン判事に殺すと相談していた。マイケルの入院しているシューンメイカー医師の病院へショットガンを持って乗り込んでおり、変異したマイケル目がけて発砲したが返り討ちにあい首を絞められて死んでいる。死体は外の林の木につるし上げられていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=YDCHojBWEhg

アマンダ・プラット

プラット家の長女。ティッパーに餌を与えている。夜に外で倒れていたマイケルを発見してシューンメイカー医師のいる病院へ搬送している。作中では縫物や料理(ピーマンをカットしていた)をしている。父ホレスからは家に他人を入れるなと言いつけられている。後日マイケルが自宅を訪れており、お礼という名目で黒松の沼へ一緒に向かい現地でイチャイチャしていた。父ホレスがキレながら迎えに来ており、一緒に家へと帰っている。マイケルが2Fの寝室に忍び込んでいたため悲鳴をあげている。マイケルの身柄確保後に父ホレスからビンタされている(定期的な虐待を受けている)。マイケルから車で駆け落ちしようと誘われていた。マイケルからの呼びかけで車で逃げる支度の最中に、マイケルが凶暴化して首を絞められていたが我に返って2階の窓から外へ飛び出したため助かっている。シューンメイカー医師の病院へ搬送されたマイケルの元に同席していたが、マイケルから車で逃げろと再度言われて忠実に言うことを聞いたが、車の運転中に不注意から通行止めの通路に突っ込んで事故を起こしている。蝉男を目撃し、逃げ出したが木にぶつかり足をくじいて気絶している。最終、気絶しているところを蝉男に変身したマイケルにレイプされて妊娠している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9bVHNqrqvjI

【カーウィン家】

カーウィン判事

ニオバの町長でもある。実際にはスキンヘッドでヅラを常に被っている。イーライが17年前のレイプ騒ぎを嗅ぎまわって訪問してきたため軽くあしらっている。デクスターの情報提供を元に”ニオバ日報”へとエドウィンの安否確認に向かうも、エドウィンが喰い散らかされた死体を発見している。デクスターも死んだ事を聞き、カーウィン一族の人間が次々と死んだため自身の身を案じて保安官事務所にいるビル保安官へ州警察を要請して犯人を捜すよう言い放ったがビルから睨みつけられており、ビビって帰って行った。ホレスがショットガンを持ちながらマイケルを殺すという話の相談にのっていた。ホレスに付き添いでマイケルの搬送されたシューンメイカー医師の病院へ向かったが、目の前で変異したマイケルにホレスが殺されている。次にマイケルから殺されるのは自分の番だと焦り出し、自宅へ戻って車で逃げ出そうとしたがマイケルに待ち伏せされていた。保安官事務所へ逃げ込み、イーライからカーウィン一族について問いただされてビリーの事を白状している。保安官事務所へ変異したマイケルが襲撃に来ており、自ら留置所へ入ったが変異したマイケルにより首を引き千切られて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=lKJ8pyN8Cm4

エドウィン・カーウィン

”ニオバ日報”で働いている新聞記者。一人で新聞会社を経営している。。過去の資料を求めてキャロラインが新聞会社へ訪れた時に対応している。犬のココを飼っている。訪れたマイケルをおばからの荷物の配達のガキと勘違いし、屋内に招き入れた後に喰い殺されている。ちなみにハンバーグをレアで焼いて早く食べるのが好き。遺体安置所にいるデクスターの手で顔面を縫合されていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NFT5nsd7cVk

デクスター・カーウィン

情報屋兼葬儀師。カーウィン家の手先。17年間カーウィン家の秘密を守っている。霊柩車で移動をしている。エドウィンが10時を過ぎても新聞社をオープンさせないため異変が起きているとカーウィン判事へと情報提供を行っている。過去、ライオネル・カーウィンの助手として葬儀師で働いていた経緯がある。エミリー・オールデンバーグの遺体をライオネルと一緒に処理している。イーライが高圧的な態度でエミリーの死体について質問してきたため解答を拒否している。カーウィン判事へ17年間の秘密を漏らしたくなければ大金を用意するよう電話で脅していた。エドウィンの遺体に死に化粧を施している。マイケルから遺体処理をする機械を腹に刺されて防腐処理されて絶命している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=6QowM1pc7Ts&t=106s

【医療従事者】

オドム医師

マイケルを初めに診察した医者。ミシシッピ州ジャクソンの病院勤務医。ケミカルインバランスでマイケルは脳に遺伝的な腫瘍が出来ており脳下垂体の調子がおかしく栄養補給が追い付かないと診断して生命維持装置の取り付けを行うかどうかを聞いている。マクラリー夫婦に代謝テストを行い異常がなかったと告げている。医師としては優秀でマクラリー家の秘密を言い当てている。キャロラインを襲った蝉男を捕まえて調べないとマイケルの脳下垂体の異常について問題が解決できないとアドバイスしていた。病院から脱走したマイケルの事をマクラリー夫婦へと報告している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JIJQ4BrSos4&t=86s

シューンメイカー医師

ニオバ病院の医師。マイケルが病院に運び込まれてきて健康状態の安定を診断している。ビル保安官から黒松の沼で人骨が36体あがったと聞き駆け付けている。エミリー・オールデンバーグの遺骨を黒松の沼で発見したがデクスターへ確認する方がいいとビル保安官へと提案している。以降ビルらと行動を共にしている。マイケルの身柄確保後に胸部のレントゲン写真から、彼の皮膚の下にまた皮膚があるとの所見を語っている。後日、マイケルを診察しようとしたが拒否され押し倒されて流血している。マクラリー夫婦が訪れて助けてもらっている。自らの病院へ運ばれてきたマイケルの処置をしている。マイケルが変異するのを目撃していた。以降、ビル保安官らと行動を共にしている。黒松の沼でボロボロになってかすかに息をしているアマンダを発見して助けている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NFT5nsd7cVk

【警察関係者】

ニオバの保安官事務所にいるメンバー。

ビル・プール保安官

ライオネルの事件を調査しているマクラリー夫婦の訪問を受けて以降行動を共にしている。過去にブランド保安官の助手をしていた経緯がある。黒松の沼で白骨死体が大量に発見されたためシューンメイカー医師を現地へと呼び寄せている。シューンメイカー医師によりエミリー・オールデンバーグの遺体であるとの識別と情報提供をもらい、彼女の墓をイーライらと掘り起こしてデクスターの元へと向かっており、彼の死体を発見している。マイケルの向かった先であるプラット家へイーライと一緒に向かっている。後日保安官事務所に来たカーウィン判事よりカーウィン一族(エドウィンとデクスター)が死んだため州警察を要請しろと言われ、彼を睨みつけて追い返した。シューンメイカー医師の病院へ運ばれたマイケルの様子を同席して見ている。マイケルからライオネル・カーウィンの地下室の話を聞いてイーライと一緒に向かっており、ビリーの白骨死体を発見している。以降、保安官事務所に現れた変異後のマイケルを追って黒松の沼へと向かいボロボロになったアマンダを発見してシューンメイカー医師を呼んで助けている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=lKJ8pyN8Cm4

ジェフ・ハーバート副保安官

ビル保安官の助手。シューンメイカー医師の病院へビル保安官の指示でマクラリー夫婦とシューンメイカー医師を呼びに向かっている。黒松の沼で人間の手首が発見されたためビル保安官と現地へ向かっている。マクラリー一家を家へと送っている。黒松の沼で人骨を発見していた。ビル保安官と行動を共にしている。シューンメイカー医師の病院へ運ばれたマイケルの様子やライオネル・カーウィンの地下室でビリーの白骨死体を同席して見ている。終盤ではビル保安官と黒松の沼へ同行して変異したマイケルを追っていた。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=iilhH8—2g

トム・ロウズ

酔っ払い。黒松の沼で人骨発掘の協力をしており、人骨を発見していた。アル中で列車内で酒を飲んで酔っ払っていたところをマイケルに発見されている。ビリー・コナーズを親友として知っている。実父より”イナゴやセミみたいな魔法を使えるか?”と昔言われたことをマイケルへと話していた。保安官事務所に待機していたが、カーウィン判事が保安官事務所に訪れてビル保安官へと抗議していたのを見ていた。カーウィン判事が帰って行った後にビル保安官へビリーはマイケルの姿をして現れていると話をして疲れているのではないかと心配されている。その後、マクラリー夫婦へマイケルはビリーであると話したが相手にされずイーライからキレられている。変電所へ向かったが、隠れていたマイケルから近くの配電盤に投げつけられて感電死している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NFT5nsd7cVk

 

【クリーチャー】

蝉男/(ビリー・コナーズ&マイケル・マクラリー)変異体

蝉同様寿命が短いバケモノ。人間と蝉のハーフ。インディアンの呪いの魔法でクリーチャー化した姿。蝉の鳴き声を発することができる。基本的に人間の女をレイプして子孫を残している。作中では背中に亀裂が入って徐々に変態している。蝉の様な超音波を聞きとり、発する事ができる。人間の血を吸う変態。脱皮している。ショットガンに撃たれても死なないタフさを持っている。怪力で保安官事務所の鉄製の扉をヘコませたり、留置所の壁を腕力で破壊できる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NFT5nsd7cVk


豆知識
マクラリー夫婦が17年前に立ち寄ったガソリンスタンド

名前が”ビリーズ サウスランド サービス”である。

レッカー車による助け

マックという名のオッサンが乗車している。

ケミカルインバランス

精神障害の原因に関する一つの仮説である。

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ニオバについて

ミシシッピ州ディキシーの中心の町とされている。

ブランド保安官

1965年に保安官を引退し、1969年に他界したとされる。当時ライオネル・カーウィン殺しの事件を担当していた人物とされる。当時ビルは彼の保安官助手として働いていた。

ライオネル・カーウィン

クソ野郎として知られていた人物。葬儀師。当時、助手としてデクスターがいた。妻サラがいたが、ビリーと不倫をされていたため、サラを殺したとされる。ビリーにより八つ裂きにされ17年前に殺されている。ビリーを蝉のバケモノへと変異させた張本人であり、地下室に監禁して死体の肉を喰わしていたとされる。

アストロドーム

アメリカ合衆国のテキサス州ヒューストンにある、世界初のドーム球場。

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黒松の沼

ニオバの地にある沼であるが、周りが虫やイバラだらけで人は行きたがらない場所とされている。

エミリー・オールデンバーグ

黒松の沼で発見された白骨死体でステンレス製の人工骨頭であったため、過去の骨折からのオペの経緯からシューンメイカー医師により識別されている。故人であり教会に埋葬された過去を持つ。シューンメイカー医師より骨の一部がかじられていたためデクスターに聞く方がいいと話されていた。

マクラリー夫婦の泊ったニオバのモーテル

112号室である。

ビリー・コナーズとは

見た目はハンサムで背が高く物静か。花や虫や森が好き。変わった子で動物と話ができた。ライオネル・カーウィンの妻サラと不倫関係となったがバレてライオネル・カーウィンにより地下室に監禁されている。監禁中に死体の肉を食べさせられており、バケモノに変異したとされる。逃げ出した日にキャロラインをレイプし、黒松の沼に放置されたが自力で地下室へと戻ったが息絶えている。

【当時のキャストによるメイキングインタビュー】



おまけ

<トムホランドのコメント>

クリーチャーへの変身をカットなしで長時間見せる。短編や小説を書いてもうまくいかず、破れかぶれで脚本家になった。クリーチャーに変身する話を書いていた。魔女が怪物や動物に変身するようなジャンル映画を低予算で作って、業界に売り子もうとした。”呪われた美人学生寮”に”ビデオゲームを探せ!””サイコ2”どれも今もファンがいる息の長い作品だ。”チャイルド・プレイ”もある。色々関わってきたけど、どの作品にも何も特別な予感はなかった。最初に書いたオリジナルの脚本が…”国境検問所”でH・バーンハードが気に入り、彼に呼ばれた。彼は本の映画化権を買っていた。映画化前の作品だ。彼はタイトルで買った。”ビースト・ウィズイン”がカッコいいと。それで、そのタイトルで脚本を書いた。タイトルからして変身ものに違いない。体内に獣がいるんだ。脚本を書きながら自然の隠喩を探した。この少年の変化を視覚的に予期できる物をね。特別な効果音なんて誰も考えず単なるハイピッチのセミの声だ。脚本家は不満だらけ。だから監督になった。選んだテーマはラヴクラフトの基本的な命題だ。”親の因果が子に報い”それを この作品で描いた。結局、マイケルの父親は息子に呪いをかけたも同然だ。自分に復讐しろと。マイケルは生物学的につまり…怪物になるように運命づけられていた。書きあげたときは素晴らしい脚本だと思った。でも一部しか描かれなかった。技術面で制約があったからだ。技術が未熟だった。いくらセミの話をしても意味が分からない。映像で見せられなかったからだ。実際の昆虫を。病室の窓からマイケルが外を見ると木からセミが落ちてくる。地面に落ちるこのセミが予兆の1つだ。マイケルも窓から飛び降りる。映画では、そこで終わる。でも脚本では彼が木に行ってセミを木から落とす。意識を失う彼の周りに木にとまっていたたくさんのセミが落ちてくる。彼の上や周りに彼が最後に目にするのは脱皮する小さなセミの姿で、その後 彼に起きる事と同じだ。でも、それも映像では描けなかった。別に誰も批判する気はない。当時の技術で映像化は不可能だった。”砂漠は生きている”の映像を使うかと思った。野生のドキュメンタリーとか。でも使わなかった。ハーヴェイは最近他界したけど彼にはビジネスだった。もう一歩踏み込む気もなく脚本が仕上がれば私は用済みだった。後は早く作るだけだ。あの顔ぶれはすごい個性派揃いだった。ペキンパーが使ったアンサンブルだ。皆、ペキンパーの俳優だ。素晴らしいキャストが最高のD級ホラー映画に勢揃いした。ユナイト映画の配給でね。トム・バーマンは素晴らしかった。当時としては最高の仕事だ。終盤の変身までは何の不満もなく見ていた。でもあそこで…。

でも長すぎる。あの若者の変身は圧縮空気だし、バカみたいだった。彼は面白がって長々とみせたんだ。今も忘れない。当時の最先端の技術に皆驚いていた。人工皮膚の下で風船を膨らませて、すごいと、今ならウソっぽい。当時としては大ヒットだったのに誰も知らなかった。ユナイトが大混乱だったから。それで全米一斉公開できなかった。結局、プリントの自転車操業だ。地域ごとに1本ずつ配って、それでも驚異的に売り上げた。でも、この作品の興行的な成功はハリウッドではない事になった。ユナイトを襲った災難のせいで。”天国の扉”だ。今ならCGIを使って何でもできる。予算がなくてもコンピュータがあれば、これもぜひリメイクしたい。

 

恐怖度

☆☆☆☆★

<感想>

マイケルの変身シーンが悪夢そのもの。

 

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