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逆殺館

逆殺館

 

どんでん返し系ホラー。

作品紹介
逆殺館
  • 2016年南アフリカ映画
  • 監督:アラスター・オア
  • 製作:アラスター・オア、ミレル・ベンチュラ、ジーノ・ベンチュラ
  • 出演:シャーニ・ヴィンソン、カーリン・バーチェル、スティーヴン・ジョン・ワード、 ジノ・ヴェンチュラ、 グスタフ・ゲーデナー

 

<ストーリー>

両親を亡くし孤児院で育ったヘーゼルは、人生を取り戻すために身代金誘拐を企てる。エイドら仲間たちとダイヤの元締めであるハドソン家に忍び込み、首尾よくひとり娘のキャサリンを誘拐。身代金として300カラットのダイヤをせしめようとする。しかし、キャサリンを廃墟に監禁しハドソン家に電話をするが、一向に誰も出ない。エイドらが様子を見に再びハドソン家に忍び込むが、そこにあったのはハドソン夫妻と神父の死体だった。一方、廃墟でキャサリンを見張っていたヘーゼルだったが、キャサリンの様子が何かおかしい。彼女は、「私を解放しないと、全員が死ぬことになる。」とヘーゼルに伝えるが…。

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登場人物

【誘拐犯グループ】

グループリーダーのヘイゼルがダイヤ業者の元締めハドソンの娘であるキャサリンの誘拐計画を練り、6週間で実行に移している。キャサリンを誘拐して廃工場へ拉致監禁してハドソン家へ300カラット相当のダイヤを要求している。

ヘイゼル・デイヴィーズ

グループリーダー。エイドとは恋人関係にある。過去に両親を火事で亡くしており、背中の右側に火傷痕がある。以降、施設(孤児院)で育っている。父ジョンはハドソン氏とダイヤの元締めの共同経営者であり、元の火事となった自宅の屋敷は現在ハドソン氏らが住んでいる(誘拐計画を立てるキッカケ)。キャサリンが廃工場へ着いてからは、ハドソン家と娘の開放をかけて交渉役となっている。廃工場内で死んだ母の霊を目撃したり、戻って来て容体のおかしいジェームズを目撃した後にキャサリンの記録テープを観ており自らも異変のあった屋敷に過去住んでいた事をエイドとマークに打ち明けている。キャサリンらに襲われてエイドと逃げようと廃工場内を移動していた。最終、エイドの犠牲もあり廃工場から森へ逃げ出して横転したグループの車に辿り着いてトランクに隠れていたがキャサリンらに見つかっているものの母の霊に助けられており、怯んだキャサリンをバールで殴りまくって車のトランクへ押し込み火を付けて殺している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=UO4QjLL39pg

エイド

ジェームズの従兄弟。ヘイゼルと恋人関係。過去に身内を殺している。裁判が控えており最近金髪にしたとされる。尚、パナマへ逃亡予定。口の達者な奴。正面担当。キャサリンの自宅でボロボロの彼女を発見している。ハドソン夫婦へ電話をしたが繋がらなかったためジェームズと一緒に自宅へ様子を見に行っている。ハドソン家でハドソン夫婦の死体をベッドで発見している。ハドソン家でジョージーの幽霊を目撃している。ハドソン家からジェームズと車で逃亡したが、逃亡途中で事故に遭い車ごと横転している。具合の悪いジェームズを森で発見して廃工場へ一緒に連れ帰っている。トラングールの呪いについて”キャサリンの記録”をヘイゼルらと観ている。途中、追い詰められたヘイゼルへ一緒にパナマへ逃げようと提案していた。キャサリンらに追い詰められてヘイゼルを逃がそうとキャサリンに銃を発砲したが、弾丸を跳ね返されて負傷しているが、最終自らのコメカミへ発砲して死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=UO4QjLL39pg

ジェームズ

エイドとは従兄弟の関係。5年前に死んだ母親から虐待を受けていた。ナイフを所持している。ヘイゼルからタマなしとイジられていた。裏口担当。エイド想いの良い奴。ハドソン夫婦へ電話をしたが繋がらなかったためエイドと一緒に自宅へ様子を見に行っている。ハドソン家の地下室で神父らの死体を発見している。ハドソン家からエイドと車で逃亡したが、逃亡途中で事故に遭い車ごと横転している。事故した周辺の森で5年前に死んだ母の霊に遭遇しており、舌の様な触手を口に突っ込まれていた。エイドに発見されて廃工場へ戻って来たが、トラングールの呪いにかかり血を吐き出しながらキャサリンと同じような容姿となっている。エイドに見つかり銃撃されている。エイド銃撃後も生きており、トラングールの同類と化している。最終、森へヘイゼルを追いかけたが、ヘイゼルの母の霊によって焼き殺されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=UO4QjLL39pg

マーク

過去2回警察に捕まり刑務所に入っている。車内での見張り担当。キャサリンを廃工場に拉致後は監視モニターで監視している。廃工場内で娘サラの霊を目撃して銃を発砲している。トラングールの呪いについて”キャサリンの記録”をヘイゼルらと観ている。トラングールの悪霊に憑依されたキャサリンから念力で吹っ飛ばされている。トラングールからサラともう一度会うために魂を奪う取引を持ち掛けられて応じている。キャサリンの首輪を外し、ヘイゼルとエイドの魂を差し出そうとしたが途中で正気に戻ってヘイゼルらを取り逃がすもトラングールの舌を口内に突っ込まれて同類と化している。最終、森へヘイゼルを追いかけたが、ヘイゼルの母の霊によって焼き殺されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=UO4QjLL39pg

【ハドソン家】

過去にキャサリンにかかったトラングールの呪いを悪魔祓いで対処しようとしてバチカンから司祭2人を呼んだが失敗している。誘拐グループが侵入する直前であったとされる。尚、トラングールに憑依されたキャサリンを救うには彼女を焼き殺すしかないと牧師から話されていた。

キャサリン・ハドソン

ハドソン家の一人娘。トラングールの呪いにかかった少女。過去に堕胎している。自宅に押し入って来た誘拐グループのエイドに見つかり廃工場へ鎖に繋がれて拉致監禁されている。ヘイゼルの誘拐交渉の動画に出演している。誘拐される前に牧師を両親に呼ばれ地下室で悪魔祓いをされそうになったが、念力で金属部品を飛ばして牧師らを殺している。トラングールの呪いから中盤から終盤にかけて顔面に刻印や血管が浮き出る形相となり、念力やその長い舌を這わせてヘイゼルやエイドを襲っている。マークへサラとの再会を交渉材料として、ヘイゼルとエイド2人の魂をよこせと交渉したがマークが正気に戻っており2人を取り逃がしている。エイドを追い詰めて発砲された銃弾を跳ね返して負傷させている。その後、廃工場から逃げ出したヘイゼルを追って森にある横転した車へ辿り着くも、ヘイゼルの母の霊により急襲されて怯んでおり、ヘイゼルからバールで殴られまくった挙句の弱ったところを車のトランクへ閉じ込められてヘイゼルから火を付けられて焼き殺されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8

ハドソン夫人

ハドソン家の母。エイドによりベッドで死体として発見されている。キャサリンの悪魔祓い中に工具で串刺しにされて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

ハドソン氏

ハドソン家の父。ヘイゼルの父ジョンとはダイヤの元締めの共同経営者である。エイドによりベッドで死体として発見されている。キャサリンの悪魔祓い中に工具で串刺しにされて死んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

【幽霊たち】

 

ジョージー

エイドの友人であり、過去交通事故でエイドが見殺しにした男の霊。右目周辺にガラスが刺さっており、出血している。かなりの巨漢でブリーフ一丁。ハドソン家と山道と廃工場内でエイドらに目撃されている。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

ヘイゼルの母

過去に火事で死んでいるヘイゼルの母。廃工場内で時々ヘイゼルの前に現れている。中盤にヘイゼルらに廃工場内で現れては逃げ道を知らせている。終盤にヘイゼルの前に現れてトラングールの呪いにかかったジェームズとマークらを無双している。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

ジェームズの母

エイドとジェームズが廃工場へ戻ろうとして車で横転した後に森の中でジェームズの前に現れた。過去にジェームズへ虐待をしていたとされる。ジェームズへ触手の様な舌を口に突っ込んでいる。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

サラ

マークの死んだ娘の霊。廃工場内でマークに発見されている。変顔。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

 


 



豆知識
【ヘイゼルの歌】

夜になると 彼が夢に現れる

暗闇の中 あざ笑うように叫んで

私は必死に 目を開けようとする

魂を奪われないように

でも彼はやって来て 私を夢から覚ます

私にできるのは 叫ぶことだけ

【キャサリンの記録】

屋敷の地下にサインを発見している。

この屋敷では1900年代からおかしな死が続いている。

1920年代には教会の調査もあった。

1941年メアリーという女性が孫のブラッドリーと2人でこの屋敷に移り住んだ。2週間後、メアリーは孫のブラッドリーの入浴中にチーズおろし器で喉を掻いて殺した。メアリー自身の息子は第一次世界大戦で亡くしている。

1960年代にはドン一家が住んでいたが、ドンが愛人の家から屋敷へ帰ると妻が自分自身の眼球をえぐり出していた。2人子どもがいたが、2人とも洗剤を飲まされ殺されていた。ドンは末息子のカールが死んで悲しみに打ちひしがれていた。

次はデイヴィーズ夫妻とヘイゼルが住んでいたが火事に遭ってヘイゼル以外死んでいるとされる。父ジョンは過去にダイヤ強盗に兄弟を殺されている。

【悪魔祓いの記録】

キャサリンに憑いたトラングールがすでに彼女の魂をむしばみすでに一体化している。分離できない状態であると判明している。バチカンの司祭からはハドソン夫婦へとり憑かれたキャサリンを焼き殺す事を提案されていた。地下室でキャサリンを殺そうとしたが、工具をキャサリンにより操られて飛ばされた挙句、同席していたハドソン夫婦とバチカンの司祭2名の計4名が瞬殺されている。

トラングール

悪霊。4人の人間の魂を捧げることで実体化する。傷を抱えた魂を奪う。人間の怖れを具現化する。1つの魂を得るごとに力が2倍になる。とり憑かれた人間は念力や電気を操ることができ、口から黒い液体を垂れ流しながら空中浮遊や銃弾で撃たれても死ななくなり、また銃弾を弾き返せる。また、顔と体に独自の刻印が浮き出て、最終血管が顔面を走る。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XU6MsDGEgY8&t=1584s

バチカン写本

最古の聖書写本とされる。バチカン図書館に保管されており、神が記したとされる写本である。この写本は霊的力を発しているが、屋敷は写本から一番遠い場所に位置しているとされる。

 

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恐怖度

☆☆★★★

<感想>

エクソシスト要素が入っており、血のりの使用などややグロい。トラングールに憑依されて舌が触手の様に長い状態の個体を増やす必要性があったかは謎。