アサイラム・オブ・サタン
- 1971年アメリカ映画
- 監督:ウィリアム・ガードラー
- 出演:チャールズ・キッシンジャー、カーラ・ボレリ、シェリー・スタイナー、ニック・ジョリー、ルイス・バンディ
<ストーリー>
ノイローゼ気味の女性ピアニスト(ルシーナ)がある療養施設(プレザントヒル病院)に運び込まれる。だが、そこは常軌を逸する治療が行われる脱出不可能な地獄の悪魔施設だった。
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登場人物【プレザントヒル病院】
1803年より医療施設許可書が発行されている。病院内の看護師らは無言で一転を見つめるなど異常な者の多い精神病院。食堂では患者は車椅子に座り白装束と食事は卵1つという異常な光景が見られる。患者と看護師が外の庭で日光浴をする事もある。
Dr.ジェイソン・スペクター
プレザントヒル病院の院長(成りすましのニセモノ)。あまり余命が長くない。サタンを呼び出して永遠の命を得ようとしていた。本物は20年前に死んでいる。痛みに対する中枢神経の反応の専門医。10~15年前に医療専門誌に名前が出ている。推定80歳以上であるが見た目が40歳台であるためすり替わりをDr.ノーランから疑われていた。ルシーナとの診察ではノーラン医師からの情報収集で神経衰弱と診断された話を披露したが、ルシーナから否定され退院させろとキレられていた。変態で、検査と称して着替えさせたルシーナの着替えを覗いている。ルシーナを少し熱い風呂の湯舟に入るようマルチーンに指示を出している。クリスがルシーナの面会にとプレザントヒル病院へ訪れたが追い返している。3階に悪魔崇拝の間を作っており、ルシーナに目撃されている。ルシーナに嘘をついて夜に行われる検査が終われば帰宅できると約束していた。サタンを召喚したが、処女と思っていた生贄のルシーナがサタンより処女でないと言われた後に焼き殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
マルチーン
スペクター医師の助手。正体はスペクターであり変装している姿。オカマ野郎。ルシーナより総合病院からプレザントヒル病院へ移った経緯をデタラメだと指摘されてキレていた。看護師の男二人を連れてルシーナの部屋へ訪れ、彼女が興奮したのを機に鎮静剤を打つよう指示している。夕食の食堂へ現れ、笑顔で両手を挙げて白装束の患者を消している。スペクター医師の指示により少し熱めの湯舟にルシーナを入れて、彼女の背中を処女の様な肌だと絶賛し洗ってあげていた。ルシーナから3階に死体があったと聞いたが、否定し軽くあしらっている。悪魔崇拝の儀式の祭壇で悪魔を呼び出すセリフを話している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
エイド
主任医師。ルシーナがマルチ―ンの指示で鎮静剤投与後に様子を見に来ている。ルシーナに夕食前に身なりを整えて、落ち着くよう助言していた。廊下でルシーナが用具入れの扉を開こうとしていた所を発見し、食堂へ戻るよう誘導していた。ルシーナがスペクター医師の診察に入る際のエスコートをしている。クリスがルシーナの面会にとプレザントヒル病院へ訪れたが面会できないと返事している。ルシーナの退院についての診察の立ち合いに同席していた。ルシーナを生贄として運び出す直前に抵抗され左手を噛まれている。悪魔崇拝の儀式に参加しており、医療用器具をふりかざしていた。契約を破ったとしてサタンより消されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
【患者たち】
ルシーナ・マーティン
ノイローゼ(神経衰弱)のピアニスト。婚約者クリスがいる。父は12歳の時に亡くなっている。処女ではない。総合病院からプレザントヒル病院へ転送されている。マルチーンとエイドへ転院の不満を漏らして退院の申し出をしているが相手にされていなかった。序盤でマルチーンに反抗したため鎮静剤を投与されていた。窓の外に看護師と患者がいる異様な光景を目にしていた。夕食で食堂へ向かい、白装束でない他の患者たちと接触している。マルチーンが食堂へ現れて、白装束の患者を消してから悪魔崇拝の様な儀式の声が聞こえる扉に辿り着いたがエイドに発見されて食堂へ連れ戻されていた。夜にエイドが何者かに高所から突き落とされて死ぬ悪夢を見ている。スペクター医師との診察で自身は正気であるため退院をしたいと申し出ていた。入院中に雷の鳴る夜に病院内を見て回っており、3回のとある一室で悪魔崇拝の間とスペクター医師を発見している。スペクター医師より最後の診察として嘘をつかれ悪魔崇拝の儀式の生贄として祭壇に眠らされ運ばれている。眠らされる直前にエイドの左手に噛みついていた。サタンの生贄とされたが処女でなかったため生き延びている。駆け付けたクリスらによりプレサントヒル病院内で発見されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
盲目の女
スペクター医師より視力がすぐ戻ると言われている。ルシーナが食堂へ来た時に、「新顔ね」と言い、喜んでサラダを食べていた。リハビリで室内プールに入っている。プールに放たれたヘビに体を噛まれて死んでいる。後に首だけの死体としてクリスに発見され警察署へ持ち込まれていた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
足の不自由な女
スペクター医師より歩ける様になると言われている。2週間前から入院している。20年間車椅子生活をしている。夕食でルシーナらと同じ席で食事をとっていた。聴覚障害の男を見てイライラすると話していた。最終、毒ガス室へ閉じ込められており、虫にまみれて毒ガスで死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
聴覚障害の男
終始無言であるが、ちょいちょいマルチーンを見て話をしようとしているのかエズいている。白装束でない患者の中では一番の古株。夜中の外の庭で、白装束の患者らから火の付いた松明を四方から取り囲まれる形で近づかれ焼き殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
【その他】
クリス・ダンカン
ルシーナの婚約者。喫煙家。胸毛が濃い。空港の電話BOXからアンジーへ電話をしてルシーナのいるプレザントヒル病院を聞いて面会へ向かっている。エイドとスペクター医師よりルシーナの面会を拒絶されたため、総合病院へ向かい、ノーランよりスペクター医師の情報収集とルシーナが転院した経緯を聞いている。ルシーナがスペクター医師に誘拐されたと判断して、警察署へ行きトムへ相談している。トムと一緒にプレザントヒル病院へルシーナを探しに向かったが、黒魔術により閉鎖してしばらく経過している廃墟の病院を発見しており、そばに管理人スポルディングに八つ当たりで暴行をしたためトムに連行されている。トムがプレサントヒル病院について信じてくれないため、解放後すぐに出て行って証拠(盲目の女の首)を持ち帰っている。ルシーナが心配でトムへ捜査令状を用意し、プレサントヒル病院を早急に捜査するよう依頼している。トムと一緒にプレザントヒル病院へ向かいルシーナと再会はしたもののサタンに遭遇して終盤では洗脳されていた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
トム・ウォルシュ
刑事。クリスが警察署へ訪れてルシーナが誘拐されたと相談があったためプレザントヒル病院へ同行している。閉鎖されて20年ぐらい経つプレザントヒル病院を目にしておりクリスの相談がホラ話だとした。クリスが暴れてスポルディングへ暴行を加えたため署に連行している。スポルディングが被害届を出さなかったためクリスを解放している。クリスの証言とプレザントヒル病院が廃墟であり辻褄が合わない状況ではあったが真剣な姿勢に圧倒されて同僚のエドにプレザントヒル病院を調査するよう依頼していた。その後、クリスが証拠(盲目の女の首)を持ち帰って来たため、信用し捜査令状の手配と警察官の応援とパトカー数台を呼んでいる。捜査のためクリスとプレザントヒル病院へ向かっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
Dr.ノーラン
総合病院の医師。車椅子に乗っている。元々ルシーナの担当医でもあった。ルシーナの父を名乗る男性から電報と電話でルシーナをプレザントヒル病院へ転送するよう依頼を真に受けて対応している。クリスが訪れてルシーナとスペクター医師について聞いてきたため、知ってる情報を提供している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
スポルディング
管理人。閉鎖されたプレザントヒル病院で清掃をしていた。クリスからスペクター医師だと因縁をつけられて殴られていた。被害届は出さなかったとされる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI
【魔王】
サタン
地獄の王。処女を生贄としており、スペンサー医師らによって召喚されている。スペンサー医師に患者を殺すよう指示を出している。スペンサー医師より永遠の命を依頼されたが、生贄の女(ルシーナ)が処女でなかったため契約を破ったと話しており、エイドとスペンサー医師を焼き殺している。終盤に現れたクリスを洗脳していた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=X7aokEuqISI