マッコイ家の母。 元々歯科医をしていた。ケントには知らせていないが妊娠している。ジャックの誕生日に自宅でホームパーティーを開いた。ホームパーティーには元々派遣のピエロを呼んでいたが当日キャンセルされ、ケントにピエロ役を依頼した。当初はケントからのピエロの衣装が脱げないという話に耳を傾けていなかったが、彼の異常な食欲と体への変化から徐々に耳を傾け始め、残されたハーバートのピエロに関する歴史の記録メモを見て入院中のハーバートへ助けを求めた。その後、オークデニールの売り家に向かいマーティン・カールソン博士の悪魔（ピエロ）に関する記録ビデオを見る事となる。自殺を図ろうと電話をかけてきたケントを探し出して自宅に監禁したがジャックにより解放され再び探す事となった。ピエロ犬になったシャドーに襲われそうになるも病院から抜け出して来たハーバートにより助けてもらう。ジャックの助言もあり、ハーバートと一緒に行動を供にし、コルトンの家とゲームセンターへケントを探しに出向いた。ケントを発見したが、憑依した悪魔（ピエロ）により「ジャックを差し出せば、夫を解放してやる。」と交換条件を出された。その後、悪魔（ピエロ）との交換条件の話が頭から離れず、ゲームセンターで逃げ出したが友人と母親とはぐれた少女を駐車場で拾い車に乗せてあげるも、少女の住所と違う場所に置き去りにしようとした。自宅に帰宅後、ジャックを守るため悪魔（ピエロ）と格闘する。最終、悪魔（ピエロ）の首をチェーンで繋ぎハンマーで頭を叩き潰して、頭部を引き千切り撃退した。

マッコイ家の父。 不動産業で勤めている。ホームパーティーに出張ピエロが急遽来れなくなって代理としてオークデニールの売り家に置いてあった呪われたピエロの衣装を着て”ピエロのダモ”としてパーティーに参加した。呪われたピエロの衣装が体に張り付いて取れなくなり、徐々に悪魔へと姿が変わって行き、自我もなくなり最終的に悪魔に完全に乗っ取られた。変異に耐えられなくなり自殺を何度も試みたが失敗に終わっている。悪魔に変異する過程で一部を覗いて（テント中のガキの手だけを食い千切る）ではあるが、事故死（ロビー）や復讐（コルトン）を含め、ゲームセンターでも子どもらを食い殺した。途中、呪いの衣装の起源を知るためにハーバートを訪ねたが解決には至らなかった。むしろ、ハーバートからは命を狙われる事となった。最終、完全に悪魔になったところをメグによりハンマーで頭を叩き潰され、頭部を引き千切られ絶命した。

マッコイ家の長男。 学校でいじめられている。母親のメグからは”チビちゃん”と呼ばれている。拘束され地下に監禁されていたケントへ同級生のコルトンが木工用ボンドでいじめてくる事を話して、ケントの監禁を解いた。間接的にコルトンを殺した犯人となった。また、悪魔からケントを解放する取引での材料（生贄）として狙われる事となった。

マッコイ家の飼い犬。よく吠えるアホ犬。メグが引き抜いたケントの着け鼻を食べてピエロ犬になる。ハーバートに首を切り落とされ殺された。

マーティン・カールソンの弟。59歳。1975年創業の衣装屋として働いている。ここ最近まで海外暮らしであった。ケントから呪いの衣装に関する問い合わせがあり、自宅へ呼んで睡眠薬入りのお茶で眠らせたのちに首を切り落そうとしたが失敗に終わり、拘束されケントの車に乗せられた。車での移動中に車中で運転中のケントを殺そうとしたため事故って入院するハメとなった。入院した際に一時的であるが口がきけなくなった。その後、メグの事がきになりマッコイ家に侵入しピエロ犬になったシャドーの首をナタで切り落しメグを助けた。その昔、呪いの衣装を着て兄の勤める小児ガン病棟の患者にピエロの格好でボランティアをした過去を持つ。作中では呪いの衣装は脱げたが、代償として悪魔（ピエロ）の望むもの（5人の死にかけの子ども）を差し出したと語った。悪魔（ピエロ）に憑依されたケントを救える方法を知っているのは私だけだと言ったが、ケントの首を切り落して殺す事しか考えていないイカレ老人。ジャックからケントの行先の助言があったためメグと一緒に行動を供にした。ゲームセンターでケントを見つけるやいなや護身用の斧を持参しており襲い掛かった。ケントに斧攻撃は通じずに反撃されそうになったが、メグの声かけにより生き残るも最終的にゲームセンターでの児童殺害事件の容疑者として通報されて駆け付けた警察に逮捕された。

メグの友人であり隣人。ピエロが生理的に嫌い。ジャックの誕生日パーティーに呼ばれた。ケントが家を出て行ってから、夫婦でウォルトと一緒にメグに呼び出されたところ、半狂乱のケントが帰宅してピエロの衣装を着ると悪魔になるという説明を連呼していたため当初イカれていると思っていた。また、夫がケントにカツラをとれと掴みかかりケントから右腕をへし折られた。

メグの父。 ジャックのために庭にブランコを設置してくれた。デニスの夫の腕をケントがへし折って以降、ケントが罪を犯しているとずっと疑っていた。家に血だまりが出来ていたため清掃してあげたが悪魔に変身しきったケントによってアゴを引き千切られ絶命。

すでに死んでいる。ケントの売り家の元の持ち主で小児がん病棟の勤務医をしていた。弟のハーバートに憑依した悪魔（ピエロ）のビデオ記録を残している。ハーバートの一件以降家に籠り呪いの衣装を死ぬまで守り続けたとされている。

ジャックをいじめるガキ。ジャックに学校でホモ親父と同じ顔にしてやると言い木工用ボンドを顔面に塗ろうとしてジャックに手を噛まれた。ジャックにより地下に閉じ込められていたケントへいじめられている事を報告され、ケントが解放された後に家へ侵入され食い殺された。

モーテルでケントが遭遇したガキ。ピエロ好きでケントに執拗以上に絡んで来た。ケントの腹が鳴っていたのでシリアルを持参する優しい奴。ケントがマートで自殺用に電動ノコギリを買ってモーテル内で実行するも失敗するが、運悪く電動ノコギリの歯が飛び出して、自身の体を貫き死んでしまう。死んだあとはケントに喰われた。

改装工事業者。ケントが集合場所にピエロの格好で来たため怪しんでいた。ケントが洗面所で叫んでいるのを聞いてイカレていると仲間内で話していた。

元々、マーティン・カールソン博士が住んでいたが死んだため売り家として出された。住所はオークデニールである。

はるか昔から北欧地域に伝わる衣装。アイスランドから届いた物であるとされている。元々、アイスランドの土地の貴族が所有していた物であった。悪魔の髪と肌で作られた衣装とされており衣装の切れ端にも呪いが宿っている。人間が着ると脱げなくなり、悪魔へと変身する。尚、悪魔が望む物を差し出し、取り引きが成立する事により衣装から解放される。もしくは、首を切り落とせば悪魔に憑りつかれた者は救えないが倒せるとされている。燃やすことも溶かすこともできないとされている。

今ではピエロはおどけた存在であるが、元々は道化ではなかった。ピエロの起源は山に住んでいて、肌は雪のように白く、鼻は寒さで赤く膨れていた。その魔物は子供らを洞窟に誘い込んでは、冬の間に毎月1人ずつ、全部で5人を食らった。長い年月を経てその恐怖は忘れられて、道化になったとされている。