呪怨(ビデオオリジナル版)/呪怨2(ビデオオリジナル版)
- 2000年日本オリジナルビデオ(劇場未公開)
- 監督:清水崇
- 製作:東映
- プロデューサー:一瀬隆重、高島正明、加藤和夫
- 出演:柳ユーレイ、栗山千明、三輪ひとみ、三輪明日美、小山僚太、藤貴子、松山タカシ、安藤一志、吉行由実、優恵、藤井かほり、翁華栄、洞口依子、でんでん、諏訪太朗、芹沢礼多、木内淳一、斉藤繭子、並樹史朗、大家由祐子、芦川誠、郭智博、水村泰三、松風はる美、石川健太、冬雁子、市原隼人、豊留章裕、米澤史織、宮崎真汐、しみず霧子、ダンカン
<ストーリー>
ある日、佐伯家で剛雄は妻への異常な嫉妬心から一家惨殺事件を起こした。その後、死んだ妻の伽椰子と長男の俊雄が地縛霊となって家に近づく人間を無差別に次々と呪い殺して行く。
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登場人物【佐伯家】
一家心中事件を起こした家族。
佐伯剛雄
1960年3月6日生まれ34歳。佐伯家の父。イラストレーター。妻の伽椰子が作った”小林ノート”を発見し、小林に対し異常な好意・執着している事がわかり、自身の異常な嫉妬心で伽椰子と俊雄とまーを殺している。作中では小林俊介が佐伯家に家庭訪問で訪れた際に公衆電話から小林俊介の携帯電話に連絡し、妻である真奈美を殺し、腹の中の胎児を見て「これ女の子ですね。」と言いながら笑って話している。また俊雄の事が邪魔なのか親権を放棄するような発言をしている。小林への電話を切った後は、手提げカバンに入れた胎児を振り回しガードレールにぶつけていた。最終、霊となった伽椰子にゴミ袋から襲われることとなった。死んだ後も205号室に移り住んだ鈴木信之と訪れた響子により小林真奈美の殺害当時の残像が霊視により映し出された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
佐伯伽椰子(旧姓:川又伽椰子)
1966年4月8日生まれ39歳。佐伯家の母。血液型B型。群馬県出身。20歳で剛雄と結婚している。小林俊介とは大学の同級生で片思いをストーカー並にしていた。スクラップ帳で”小林ノート”を作っている。剛雄が”小林ノート”を偶然見てしまったことから、嫉妬に狂って猛烈な虐待の果てにカッターで彼女の喉や全身を切り裂きゴミ袋に入れられ惨殺された。小林に対して好意が強いのか唯一死んでから霊の状態で「小林クン。」と呼んでいる場面がある。基本的には喉を鳴らすような声を出す。息子の俊雄の名前は”小林俊介”と夫の”佐伯剛雄”から”俊雄”と名付けたとされている。作中では小林俊介を憑り殺し、北田良美に憑りついて鈴木達也を襲ったり、霊として吉川・神尾刑事らを襲ったが、最終的に量産・増殖して小学校にいる信之を憑り殺した。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
佐伯俊雄
1987年7月27日生まれの6歳。佐伯家の長男。父の剛雄より虐待を受けた形跡がある状態で担任の小林により発見される。猫の鳴きマネが得意。家の中でヘタクソな絵を何枚も描き散らかしている。田村瑞穂の学校の職員室に現れ猫の鳴きマネをして驚かせた。また、鈴木家のぬか床からや北田家にも出現している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
まー
黒猫。佐伯家の飼い猫。玄関の横に雑な”まーのはか”と書かれた墓代わりの木の板が転がっており、腐敗した状態で小林俊介に発見されていた。剛雄により殺されている。由紀を伽椰子の餌食にするため押し入れへアシストする場面あり。
※劇中で俊雄がミャーと猫の鳴き声をあげるのは、可愛がっていた黒猫の「まー」を、父親が殺したことが関係しており、虐げられた弱い者同士の霊が惹かれあって、俊雄とマーが一体化したためである。
【小林家】
伽椰子にストーカーされていた教師の夫婦。
小林俊介
昭和49年2月3日生まれで血液型O型。小学校教師。長野県出身。妻の真奈美と一緒に団地の205号室に住んでいる。酒に弱くすぐ酔っ払う。本屋でよく立ち読みをしている。妻とは大学で知り合っている。佐伯伽椰子とは大学の同級生であった。俊雄の担任。家庭訪問で佐伯家を訪れ、痣だらけの俊雄を発見した。その際に屋内外はゴミで散乱している。伽椰子の”小林ノート”を発見後に天井裏に剛雄より殺されゴミ袋に入った伽椰子の死体を発見している。携帯電話に佐伯剛雄から妻の真奈美と胎児が殺されたことを告げられ放心状態となったところを伽椰子の霊に襲われる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
小林真奈美
俊介の妻。女の子を妊娠している。ブルガリアヨーグルトを作中では食いまくっており、俊介に注意されている。最終、佐伯剛雄により胎児を取り出され殺される。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
【村上家】
佐伯家の事件後に引っ越してきた住人。結果として夫の村上崇(50歳)のみ生存しており病院に入院する事になったが最終失踪した事になっている。尚、夫の職業は土木作業員である。
村上柑菜
村上家の長女。15歳。思春期の中学3年生。猫が好き。恋愛に興味津々で由紀に彼氏がいるか聞いている。家庭教師の勉強中にも関わらず学校で飼っているウサギの飼育当番を忘れていたとのことでバックレた。学校へウサギの飼育で向かったが第三者の介入の形跡なくバラバラになって死んでいる所を発見され死体は検死に回されている。検死解剖した医者より「まるで自然の力でねじ上げられて、千切られたような。」と説明されている。その後、血だらけの状態で帰宅したところを母の典子より発見され絶叫された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
村上強志
村上家の長男。17歳。2年4組に在籍している。最近同級生である彼女の瑞穂が出来た。一度だけ家に連れてきている。妹の柑菜からは彼女の名前を呼ばれてからかわれている。学校には手塚という男友達がいる。学校に向かうも自転車が学校入口に置いてあり校舎に入った形跡のみある。昨日、中村先生に携帯電話を取り上げられている。行方不明となり死んだ事にはなっていない。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
村上典子
村上家の母。42歳。家庭教師の由紀に対して好感を持っており買い物で外出する際に夕飯を一緒にどうかと誘っている。アイスを買って帰宅している。佐伯剛雄宛の郵便物が良く届くようで困っている。瑞穂からの電話で強志を呼び出したがいなかったが、足音がしたため覗くと血だらけの柑菜が帰宅したところを発見し絶叫していた。自宅廊下で死んだ事になっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
由紀
柑菜の家庭教師。猫が嫌い。村上家の人間からは「ユキちゃん」と呼ばれている。彼氏はいない。やや霊感があるのか天井裏の伽椰子の存在を気付いていた。CDウォークマンで洋楽を聞きながらタバコを吸うのが好き(作中ではCD再生中に音トビしまくっていた)。黒猫のまーが現れて苦手なため押し入れに逃げ込んだが、天井裏の伽椰子の声が気になりライターで明かりを灯したが接近した伽椰子の餌食となった。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
田村瑞穂
強志の彼女。2年4組に在籍している。学校に強志を探しに来て、強志の友人である手塚を発見し聞き取りをしたが手掛かりは見つからず。強志が中村先生に携帯電話を取り上げられて連絡がつかず困っている。校内に入口に携帯電話が落ちていたため拾っている。中村先生に見つかり校内放送で強志の呼び出しをしてもらったが職員室での待機を命じられた。待機中に落ちていた携帯電話で村上家に連絡するも強志は帰宅していない事が作中でわかっている。待機中の職員室で俊雄の霊と遭遇したり、急に携帯番号4444-4444-4444の着信を受け対応する。最終、失踪したことになっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
中村先生
「なにやってんのよぉ~」が口癖。瑞穂に帰宅を促したが中々帰らないため校内放送で強志を職員室に呼び出した意外にやさしい生徒指導兼体育教師。校内の見回り当番であった。最終、失踪した事になっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
【北田家】
村上家の次に引っ越してきた住人
北田良美
洋の妻。目力の強い女。霊媒体質なのか引っ越し早々に伽椰子に憑りつかれている。郵送で”小林ノート”と”俊雄の絵”を受け取り室内に飾っている。入居後に様子を見に来た鈴木達也を憑り殺している。最終、行方不明となっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
北田洋
良美の夫。青山育ち。コーヒーはブルーマウンテンにこだわっている。朝食の目玉焼きが半熟でないと”我が家ルール”を良美に指摘し逆鱗に触れたのか憑依されていたのか不明であるが、フライパンで良美により後頭部を殴られ絶命。最終、行方不明となっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
【警察関係者】
村上家の事件を追っていた警察関係者。佐伯家の事件を調べるにつれて伽椰子の霊にとり憑かれ死んでいる。
吉川刑事
村上柑菜の検死の聞き取りを神尾刑事と一緒に医者からしている。柑菜のバラバラ遺体と別人の顎が近くで発見され事件と死因の関係性がハッキリしないため困惑していた。佐伯家関連の事件を捜査中に急に退職している。退職後は気が狂っており、神尾刑事と飯塚刑事が自宅へ訪れた時に奇声を発していた。最終、天井に伽椰子の霊が現れ放心状態になっているところを妻に発見されている。退職前の私物として捜査途中に北田良美の写真を撮って、佐伯伽椰子の顔が写っている物があった。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
吉川の妻
吉川刑事が仕事を辞めてから吉川の気がおかしくなったため身辺介護をしている。神尾刑事と飯塚刑事が自宅に挨拶に来たが追い返している。天井を見て放心状態になっている吉川刑事を発見する。天井にいた伽椰子の霊と遭遇し発狂する事となった。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
神尾刑事
吉川刑事の相棒で村上柑菜の検死の聞き取りに同席していた。飯塚刑事と吉川刑事の様子がおかしいため自宅へ挨拶へ行ったが吉川の妻により追い返される。鈴木家と205号室の捜査をしており事件の内容を把握している。飯塚刑事に吉川刑事の退職前に撮った失踪前の北田良美の写真を見せて佐伯伽椰子の顔と一緒であると指摘し、自分は今回の一連の事件から手を引くと話し、写真を燃やした。最終、警察署に現れた伽椰子の霊と遭遇し発狂してる。腰掛けたソファーの下から伽椰子が現れ失踪することとなった。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
飯塚刑事
検死解剖現場に村上柑菜と吉田瞳が中学校のウサギの飼育当番で来ていたと写真を持参して吉川刑事と神尾刑事に報告していた。神尾刑事と吉川刑事の様子がおかしいため自宅へ挨拶へ行ったが吉川の妻により追い返されてる。鈴木家と205号室の捜査をしており事件の内容を把握している。神尾刑事から吉川刑事の捜査資料である北田良美の写真の説明と捜査から手を引くと告げられ、自身も早く手を引けと言われている。警察署の受付に現れた伽椰子の事を婦警から報告されて困惑していた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE
【鈴木家】
佐伯家の不動産売却に関わった家族とその関係者。
鈴木響子
達也の妹。霊感がある。売り家の村上家に入るなり兄から説明された死んだ入居者の人数以上の人々がこの家で死んでいると言い当てた。また、霊視をして伽椰子の死体が隠されている2階にある部屋を見つけた。兄に清酒を持参させて、家を売るなら清酒を買い手に飲ませた上で問題なければ売るといいよとアドバイスした。その後、兄の達也より北田家に売買契約が成立したとの報告を受け現地に向かうも憑りつかれた北田良美を発見した。また、兄の団地前にある公衆電話(佐伯剛雄の胎児取り出し現場)を霊視して怯えているシーンがある。最終伽椰子か真奈美か不明であるが霊に憑りつかれ実家に引き取られてヘッドバンギングを永遠としている。尚、霊感が強いためか憑りつかれた後も霊魂だけ不動産屋の兄に会いに訪れた形跡を残している。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
鈴木達也
響子の兄。鈴木不動産の社長。離婚をした元妻のシノブに慰謝料を払っていて、離婚後すぐに息子の信之と団地に引っ越している。村上家の物件(一戸建て)が売り家になったが曰く付き物件となり売り家の情報がネットで変な噂となり困っていたため妹の響子を呼んで相談した。響子よりアドバイスを受け清酒を北田家に飲ませ無事戸建ての売買を成立させた。最近元妻のシノブと離婚したためか長男である信之の様子がおかしくボーッとしていて話さない事に心配している。佐伯家の一連の事件内容のまとまった情報を響子からもらい自身の住んでいる物件もやっと事故物件であるとわかったマヌケな不動産屋でもある。団地で信之と響子が霊障を受けて実家に引き取られた時に少し自責の念を感じながら両親に相談をしている。父の泰二から北田家の物件を何とかしろと言われ、すぐに北田家に向かうも伽椰子に憑りつかれた北田良美により憑り殺される。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xG9eXV0RM6w
鈴木信之
達也の息子。細目のクソガキ。家に引きこもってホラー番組を見ていた。響子と一緒に団地の霊により霊障を受け達也の実家に引き取られた。実家の祖父母が自殺したこととなったため親戚に預けられることとなった。最終、学校に現れた大量の伽椰子の霊に憑り殺された。黙ってちゃんと掃除当番をするためクラスの女子からの評判は良い。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE&t=1026s
鈴木泰二
達也と響子の父。元々霊感があるが隠していた。信之と霊い憑りつかれて実家に戻ってきた響子に対してどういう状況か理解しており、妻ふみより「病院に連れて行って診せた方が良い。」との意見に反対している。達也に事情を聞いて「すぐ家に帰って、その家(現:北田家)を何とかしろ!」と命じ帰した。最終、霊に憑り殺されている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE&t=1026s
鈴木ふみ
達也と響子の母。霊感はない。信之と霊に憑りつかれて実家に戻ってきた響子に対し「病院に連れて行って診せた方が良い。」と意見したが夫の泰二に否定される。響子の事を大事にしており、響子を見守っていた。作中では「あんた響子が笑った!」と廊下に正座して室内の様子を見ていたが「ははは!」と笑いながら憑り殺された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE&t=1026s
佐藤
情報屋。響子に頼まれ佐伯家の過去の事件の情報を持ってきて響子の心配をしてくれた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE&t=1026s
橋本
205号室の隣の住人。赤ちゃんの声と女の人の悲鳴が聞こえたため訪ねてきたが響子に追い返された。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=uu6mP4ObiTE&t=1026s
幼少の市原隼人やダンカンが郵便配達員で出演していますな。