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ザ・ゲート
ブレイドやフィアー・ドット・コムに出演しているスティーブン・ドーフが子役時代の作品。
<ストーリー>
少年グレンとその悪友アルは、裏庭の端に開いた穴の中から不思議な石を掘り出した。水晶のようなその石は近くにあったスケッチボードに、不可思議な文字列を描き出す。奇妙に思いながらも、その文字を読み上げてみるグレン。実は庭先に開いた穴は、冥界へとつながる“門(ゲート)”であり、その不思議な石が描き出したのは、そのゲートを開く呪文だったのだ! 生贄を求めて彷徨い出た悪魔たちと少年たちの死闘が始まる――。
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登場人物
【グレンの家族】
グレンとアレクサンドラは過去にロケット(おもちゃ)の打ち上げコンテストに参加してトロフィーをもらっている。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=GJP8L0eWwiM&t=121s
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=GJP8L0eWwiM&t=121s
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
【テリー家】
父はいるが仕事で家を空けている事が多い。去年母が死んでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
【アレクサンドラの悪友たち】
リンダとロリは中盤でミニオンズを目撃後にグレンらと地下室へ同行し、行動を共にしていたが外へ出た際にビビッて屋内のクローゼットへ首ににんにくのネックレスをして逃げ込んでいた。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
【その他】
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
【化け物】
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=g0OjrrJAaXw&t=154s
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xNIw0a78UsY
【グレンの夢の中で流れていたTVの歌】
よく夢を見るの 寝ても覚めても
皆 危険よ
分かってる
でも 楽しくない
それも分かってる
楽しくない それも分かってる
楽しくない どんどん気持ちが強くなる
【パーティーでブラッドが披露した作り話の怪談】
彼女は暗い廊下を進んだ
きしむ音が大きくなり
笑い声のような音まで
それから引き裂くような音
そっと彼女がドアを開けると
ロッキングチェアに いた
死んだ父親が腐った姿で
ヒザの上には彼女の恋人の生首
彼の髪を むしり取ってた
【ポーラが空中浮遊させる時の呪文】
皆 心をカラにして
グレンは羽のように軽い
彼は窓の前を漂うホコリ
風に舞うタンポポ
上がれ 上がれ
【サクリファイスの呪文】
地球が誕生する前
太陽が生まれ 星が輝き出す前
全てが闇に包まれていた頃
忘れ去られた神々が
闇を支配していた
それが今や光と物質の世界に変わり
正統な支配者である 神々は嫉妬している
彼らは人類への無限の憎悪を秘め
人類を破滅させる計画は想像を絶する
我らの光と喜びの世界と
彼らの苦しみの世界の間には
悪魔が待つ門(ゲート)がある
彼らは全てを奪い返す機会を狙っている!
アーダギッツナッ ギブリッ セイギンター ホワッ ダーギン ダーギン ダーギン×2
※冊子に書いてあるが、洞穴、血、晶洞石、空中浮遊、生贄(人間でなくても動物でも可)が要因と記載されている。
※レコードを逆再生させるとゲートを封印する呪文になる。
【テリーの呪文】
①闇の神々 混沌の支配者よ
来たりて堕落した世界を奪え
②この地 光の世界を捧げ
はずべき闇を呪う
ここに邪悪な通路を閉じる
古き悪魔よ去れ!
自らの罪の炎で焼け死ね
自らが作った無限の寒さと
闇の中で凍えろ
去れ 消え去れ!
邪悪で汚い…
【サクリファイスの警告】
この世界に放たれた悪魔は
恐るべき力を発揮し
人間2人を生贄にこの世の地獄を作る
ゲートが開けば人類は滅びる
悪魔を倒し ゲートを閉じられるのは
穏やかな心と 愛と光のエネルギーだけだ
【洞穴が現れて起こった事】
- 洞穴より蛾が現れた
- 洞穴より臭いガスが噴出した
- 死んだ者やいないはずの人間が幻で現れた
- 壁を死んだ作業員が移動していた
- 洞穴から現れた蛾がガラス窓を破っている
- ベッドの下から変な手が現れた
- ミニオンズが現れた
- ”晶洞石”が現れた
- 外の照明に不具合が起きる
- 電話が溶ける
- グレンの家族写真でグレン以外が死んでいる
- サクリファイスのレコード冊子が燃え焦げた
- 洞穴へ聖書を投げ込むと爆発する
- 家の壁に血文字が現れる
- 家の床が直接洞穴と繋がる
- 魔王が召喚される
【聖書の祈りの言葉】
天なる父よ 私を敵から救い
不正を働く者からお守り下さい
血塗られた悪からお助け下さい
彼らは私の魂を狙い
夜ごと戻り 犬のように吠える
この世から悪魔を滅ぼして下さい
あなたの力を信じ 待ちます
おまけ
<作品について>
トロントで撮影されている。グレンの裏庭から”地獄の門”が開く設定となっている。作品のメイキングでの解説ではミニオンは地獄からの使者(魔王の召使い)で彼らが現れるとこの世の終わりが近いとされる。また、ミニオンの出現は警告とされる。心の中にある暗い感情が表現されている。この作品はパンドラの箱の話で、2人の男の子が裏庭で遊んでいて穴を掘っていると偶然ではあるが、うっかり何かを開いてしまう。想像以上にやっかいで強力な大昔の悪魔を呼び出す呪文を唱えてしまう。悪魔は昔、宇宙を支配し門の中に封印されていた。その門が開いた。この作品のテーマは罪悪感でもあり、主人公のグレンは週末に両親が家を空け姉とも離れる事になる。この孤独が恐怖を生み、悪魔の出現の引き金になる。この作品の基本は脚本家ミカエル・ナンキンが子供の頃、抱えていた恐怖が題材となっている。
<ミニオンの歴史について>
実はミニオンには長い歴史があり、15世紀のヨーロッパの画家がこの邪悪な生き物を描いている。また、アメリカの歴史にも動物の姿をした邪悪な存在として頻繁に登場している。現代のホラー映画にもこの伝統は受け継がれており、名作のホラーに出る悪魔は暗い感情の象徴とされる。
<悪魔の登場まで>
悪魔の登場まで3段階ある。
1段階)
最初の兆候は子供の周りで展開する気配だけの悪夢。子供達の恐怖心を利用する。作業員の死体が50年前、家の壁に埋められた話や虫への恐怖や怒る親への恐怖とか。
2段階)
次の段階では悪魔の分身ミニオンが実際に現れる。2人が掘った穴から鋭い歯と爪がある。40センチ位の生き物だ。彼らが道を開き、強大な神様みたいな魔王が作品の最後に登場する。
3段階)
魔王の登場。
<監督より>
よくできたホラーは特殊効果に騙されたと感じさせない。観客を編集で驚かせる作品が多いけど、この作品は技術を詰め込み映像を滑らかに見せて特撮の境界を曖昧にできた。
ハンガリーで育つと物語をたくさん聞かされる。吸血鬼や悪魔といった遊牧民が語り継ぐ物語だ。僕は”ザ・ゲート”の撮影中に昔聞いた物語を思い出していたよ。
<撮影技術について>
”ザ・ゲート”の映像は特撮技術の百科事典みたいなものだ。コマ撮りにスーツ俳優、ミニチュア、様々な特殊メイク、リモコンのパペット、マットペインティングも。これらの技術が1つになると広がりが生まれる。
<脚本家より>
悪魔学について参考文献や怪奇小説まで色々読み始めた。ホラー漬けの毎日だった。夜に脚本を書いて合間に眠る生活が続いた。すると5日間であるが毎回午前3時45分に目が覚めるようになった。死にそうに怖くて汗びっしょりで起きる。最後の夜、声が聞こえた。話してはいないけど気配を感じる。その声が聞いてきた。”見る覚悟はあるか”と。頭の中でイエスと答えると暗くて闇に生きる物を確かに見た。
<その他>
宣伝担当に天才がいる。ミシガン州ヘルでプレミアだ。
恐怖度
☆☆☆★★
<感想>
どことなくクリーチャーに愛嬌があって可愛い。SF・ホラーな感じが好き。ミニオンズがグレンの両親に化けて顔が溶けたり、首がもげるシーンがキモイですね。